ご無沙汰してます。
モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。

お待たせしました。
今日、久しぶりに、「草原の我が家」@冬営地に行くことができました。

天候を見ながら春のベースキャンプを決めて移動の予定が、来週中に今拝借している冬営地の家畜小屋を明け渡さなければいけなくなりました。
モンゴルは重要な話ほど青天の霹靂のように襲いかかってきます。

春のベースキャンプをどうするか?
お手頃な空き家の家畜小屋を発見したのですが、持ち主と連絡が取れず。
でもわずか2か月くらいの話だし、とりあえず引っ越ししてから条件相談しよう、とか言ってる状態。
近場での移動しかできないだろうという感じ。

春の出産シーズンが始まりました。

最初の誕生は・・・

まさかの・・・



牛!


通常、羊から始まり、山羊、牛、馬ってなるように調整してたはずなのですが。

私が一番お気に入りのシャルガが最初の出産ママとなりました。
昨日、美しいオフホワイトの毛に覆われた男の子を出産。
放牧中に出産だったそうですが、群れについていくために赤ちゃんを放棄することもなく、ずっと赤ちゃんをぺろぺろなめながら、寄り添っていたところを発見されて、無事保護されたとのこと。
ただ、初産だし、シャルガ自体も小さいので(彼女は2011年12月生まれ)、乳の出がよくないとのこと。
お隣のうちはすでに2頭子牛が生まれているということで、乳母牛さんからお乳をおすそ分けしてもらっているそうです。

今日、パック牛乳と黍を届けました。黍のおかゆは乳の出がよくなるし、黍の重湯を赤ちゃん牛に挙げてもよいのだそうです。

3月14日ホワイトデーに生まれた男の子なので、「ホワイトラブ」と名付けました。
お父さんは、アラタオ種の純血・ARATAです。


ホワイトラブ


ひとりぼっちでお留守番で昼寝をしているところを無理やり起こして記念撮影。

シャルガ息子


寝ぼけ眼でも、母親譲りのカメラ目線でした。

これから、羊の出産シーズンが始まります。
出産が始まる前に春のベースキャンプに移りたいものです。

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