
モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
ただいま越冬準備にしゃかりきコロンブス。
車両3台が不具合で要修理ということで、想定外の出費に資金繰り中。
さて、そうはいってもせっかく24時間ネットつなぎ放題の都会にいるので、ブログ更新とか、ネットサーフィンとかもちゃっかり楽しんでおります。
苦手な臭いなんですか?
私は車のシートにしみついてるタバコの臭いが子供の頃から苦手です。
両親がへヴィースモーカーゆえ、車の中もなんか不思議な苦手な臭いが充満しており、子供の頃は車に飲み込む前に「トラベルミン」という酔い止め薬をもられ、後部座席ですぐに横になって寝るしかない、、、というドライブで、実は子供の頃、車窓から景色を楽しんだ、という記憶があんまりありません。
でも、大人になって気がついたのは、私は決して、乗り物に乗るのが苦手なのではなく、シートに染みついたタバコの煙の臭いが苦手だったのだ、ということ。
私自身はタバコって吸わないのですが、でも人によっては、精神安定剤的に不可欠だったり、ニコチン中毒だったりするってことにはわりと理解があるほうだと思います。
異文化コミュニケーションの手段としても、たばこって大事なアイテムだと思うし。
とはいえ、理解があるのと、許容できるというのは、ちょっと違うんですね。
野外でのたばこは吸い殻の始末さえきちんとやってくれれば、まぁ、許せる。
でも、車の走行中にタバコを吸うのは、私の車では勘弁願いたい。
他人の車でも、長距離の場合は、シートをげろまみれにしたくなければ、極力吸わないでいただきたい。
そのくらい、受け入れがたいです。
ウランバートルのレストランに子供と一緒に入る、というのも以前は同様の理由で嫌でした。
苦手な臭いが充満してるってだけで、料理までまずくなるし。
嗅覚と味覚はかなり直結しているから重要ですよね。
モンゴルでは2013年3月1日から「禁煙法」が施行されるようになり、バーや居酒屋系を含むすべての外食産業での店内喫煙が全面禁止になりました。
これはこれで喫煙者にはかわいそうな気もするんですけどね。
お酒飲むとタバコすいたくなる、とか食後の一服が至福の瞬間っていう人もいるでしょうし。
日本では分煙対策などが取られていますが、モンゴルって極端なので、「All or nothing」な政策をいきなり、世論調査とかせずに実施します。
さらにうっかり店内喫煙しようものなら、罰金です。
ちなみに学校とか官公庁館内も同様なので、旅行者の方はご注意くださいませ。
タバコの臭いは苦手ですが、でもタバコをお湯に浸して作った液はしもやけや凍傷にきいたり、目玉に蠅が卵を産み付けたときに蛆を退治するのに使ったり、蚊やアブなどに対する虫よけ効果もあることも知っているので、タバコはタバコで文化として大事にしておいてもよいと思っております。
でも、やっぱりブログの記事にしながら、あの臭いを思い出しただけで、「えずき」そうになりました。

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