モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人・よろずコーディネーター兼業遊牧民です。

モンゴルでは四半期ごとに税務申告をせねばなりません。
私はビザの更新手続きなどで「納税証明書」が必要なので、先週中に済ませていたのですが・・・

でも四半期ごとに納税って、旅行業という季節的偏重はげしい業種ではとっても厳しいですね。
5月から9月末くらいまではわりとお仕事に恵まれ、黒字になるので、課税額もそれなりなのですが・・・逆に10月から来年3月くらいまでは、むしろ「還付してくれよ」って感じ。
建前的には「還付あり」なのですが事実上は、「国庫に入ってしまったものの払い戻しはとっても大変」と言われます。つまり「もらったものは、返しませーン」ということなのですね。

税務署への申告は確か今年から(去年から?)、E-Tax導入ってことで、ネット経由で申告します。そのために会社は、「トーンガリンウェグ Тоон гарын үсэг」=電子署名用のナンバーを税務署に申請し取得し、その電子署名を使って、税務申告シートをインターネットで提出します。

それ以外に、まだ紙での税務申告書とか財務諸表なども提出するのですが、こちらは管轄区役所の財務課に提出。外資系企業の場合は、首都税務署に提出らしいのですが、私の会社はもともとが、元財務マネージャーの居住区で登録しちゃったため、そこの区役所に提出しています。

私の場合は、税理士・公認会計士の合わせ技事務所にお任せしちゃってるので、領収書と出納帳と会社の社判を持って行って、作ってもらった税務申告用の書類の内容を確認して、はんこと署名をして、手数料を支払えば、あとのE-Tax申告や区役所への書類提出はやってもらえます。

今まで、各四半期翌月(1-3月分は4月、4-6月分は7月といった感じ)の15日まで提出だった気がするのですが、いつのまにやら、翌月20日が締め切りになっていたそうです。
ちなみに年度末申告は2月20日が締め切り。会計監査も受けなければいけないので、ちょっと締切が遅くなります。

あと、今まで、第3四半期の申告を済ませてから、納税証明書をとって、ビザ等の更新手続きに入っていたのですが、どうも、納税証明って、前年度の前期(1-6月分)と後期(年度末分)、当該年度の前期の税務申告の有無と納税額・未払いまたは払い過ぎ分の額の記載だけなんですよね。だから、来年は、別に第3期の税務申告を待たずに、鳥インフルの調査が終わったら、会社の登録延長とビザ更新・在留許可の更新手続きは始めちゃってもよいってことなんだなって思いました。

今日は備忘録的な記事になっちゃいました。
お役に立つ読者様、、、いるのかなぁ?


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