モンゴルだるま@モンゴルで兼業遊牧民をしております。
ただいま越冬準備でオオワラワ。
いつもバタバタしている私ですが、さらにワラワラでございます。
冬将軍の到来前に、なんとか越冬できる体制にもっていかなくちゃ。

さて、馬たちの処遇、まだ最終決定しきれていないんだけど・・・
大好きな馬たちのリストを作っております。

第2弾は「チャタロウ」

$新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-チャタロウ


名前:チャタロウ(由来;日本人でモンゴル騎馬縦断を目指したタイト君がダルハンで購入したときにつけた名前)モンゴル語名は:アラグ

購入年;2012年7月

年齢:たぶん13才は過ぎてると思われる。去勢馬

性格;穏やかな食いしん坊。ちょっと頑固なところもあって、馬つなぎ場から離れるのをちょっと嫌がる怠け者。でもとても大人しくて、人の気持ちをくんでくれるTPOがわかってる馬。

備考;ダルハンからウランバートルまでの250㎞弱を踏破(2012年6月 4日間という強硬スケジュールで私が購入当初は背中の鞍ズレがひどくて、「こんな駄馬購入して!」とモンゴル人に叱られた・・・けど、レイキヒーリングの好転反応がすごくよくて去年から乗馬プログラムで活躍してくれました。

 2013年8月14日から11日間かけて世界一周の最後のしめくくりに戻ってきて「リベンジ騎馬横断」にチャレンジしていたタイト君にナライハから合流。見事700㎞ほどの距離を11日間(だったと思う)で踏破。一度、途中で盗まれかかったりと、波乱万丈な馬人生を送っている。

とにかく食いしん坊で頑固なところもあるのですが、羊の放牧のときなどは、すっごく「君、仕事わかってるね」という感じで活躍します。
でも、ある程度、羊の群れが落ち着いたりすると「俺の仕事は終わったぜ」とばかりに勝手に、馬つなぎ場に戻ろうとするところがあり、子供たちは乗せないことになりました・・・(変な癖がつくと困るので)

速歩がちょっぴり苦手で、すぐにスキップ状の駆け足になります。
馬に乗るが初めて、という人でも、ベースキャンプテリトリーを離れれば、引き馬しないでも、自然に一人乗りができるようにガイドのあとにくっついていき、さらに1時間も乗れば、わりと気持ちが通じて初心者・生まれて初めて馬に乗った!という人でも、それなりに操作できます。

と私は思うんだけど、モンゴル人たちがいうには「口がかたくてズブい(乗り手の指示への反応が鈍い)」とのこと。
いや、毅然とした態度とある程度のリスペクトというか心の交流を楽しめば言うこときいてくれるって!

力が弱い人は、道草モードに入った時に手綱が引ききれないかもしれないので、基本的には、馬が初めての方や初心者の場合は男性に乗っていただくことも多いです。
でも、駆け足、襲歩にもチャレンジしたい!という方にはおすすめですね。
とっても安定しています。うちの馬のなかでは割と大柄。


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