
モンゴルだるまです。昨日、無事に3泊4日の乗馬トレッキングキャンプから戻ってきました。自分が行きたくて作ったツアー企画だったのですが、「こんな人たちと旅したい!」という私の希望とドンピシャでマッチしてて大満足でした。
さて、今日からはちょっぴりマジメな政府系プロジェクトモードスタート。
でも、あと6時間くらいはフリータイムなので、久々にブログネタに参加します。
「子供の頃にやってた習い事」
昭和40年代生まれの私たちって結構、いろいろと「お稽古事」やらせてもらえてたんじゃないかな?
私は、家にピアノがでーんとあったからピアノ。
集中力をつけるためにそろばん。
小児ぜんそくを克服するのに効果がある、という噂があった水泳。
そして、幼稚園の頃から17歳まで人生賭けてやってた、といっても過言ではない剣道。
この辺が今の私のバックボーンになってる気がします。
ピアノは全然下手、というか練習してなかったけど、PCやタイプライターで両手でブラインドタッチできるのは、たぶん、ピアノをやっていたおかげではなかろうか?と思います。
そろばんは、今となっては、見事に使い方を忘れちゃってて、乗算・割算はもうできない・・・
あんなに楽しく通ってたのになぁ。計算機の使いすぎか・・・反省。
そして水泳は、ほんとに小児喘息克服に効果があったと思います。
今でも服着たまま、流れの強い川でもわりと溺れずに泳げるし(といっても過信はしちゃいけない40代)、全身の筋肉がバランスよく鍛えられるし、腰痛持ちの私にとっては、長く続けたいスポーツです。(といっても、モンゴル国のプールは結構、割高感が高いので、一時帰国中に区営プールに通うくらいなんだけど)
結局、子供の頃だけ続けていたものって、その技術自体が自分の人生に役に立つっていうよりは、何かに「打ち込んでいた」ことで得られる「物事の神髄」とか「人生の核」になるものが大事なんだと思うのです。ついでに役にたって、「飯のタネ」になれば、儲けもんだけど。
自分に子供がいたらぜひおススメしたい!と思うのは、やはりその国の「伝統芸能」系でしょうか。
民謡とかのようにあんまり道具がいらないものがよいですね。
あとは、民族舞踊か。これって外国に長期滞在する、とか留学するっていうときには相当素敵な特技になりますよね。人によっては「稼げる」かもしれないし。
大人になってからでも、なんだけど、子供の頃は、どっちかというと、情操教育的というか、芸術的センスとか、感性や集中力をはぐくめるようなお習い事がいいような気がします。
かつ家計を圧迫しない程度のもの。
英語とかPC系技能とかも将来的には役に立ちそうだし、必要だと思うんだけど、やっぱり、子供の頃は「心と体を動かし、鍛える」お習い事を、長く続けるのがよいんじゃないかしら?
モンゴルだとそんなにお金はかからない、乗馬もおススメですね。
あんまり、「お稽古事」っぽくするのは苦手なのですが・・・
でも、乗馬って「馬とのコミュニケーション」と「全身運動+インナーマッスルの鍛錬」によって、体幹がかなり鍛えられるはず。
馬術というほどに、きっちりではない、でも、感性と体力と集中力とバランス感覚とリーダーシップの鍛錬に効果的な「モンゴル乗馬」ってよさげです。
今まで、なんとなく、でやってきちゃったものの、最近、ファミリー乗馬や初乗馬という方との乗馬トレッキングツアーを続けて催行してきて、なんとなく「ノウハウ」というか、こんな「伝え方」をすると「上達が早い」というなんとなくのカリキュラム、みたいなものが構築できつつある感じです。
慣れていない人、普段馬に乗ってない人にとっては、決して楽しいだけじゃない「痛み」も伴うモンゴル乗馬=いわゆる「筋肉痛」とかはつきものですが・・・
でも、その痛みを覚悟してでも、やっぱりチャレンジしたくなっちゃう。
スピードが怖い!って言ってた人も、最終日くらいには、馬と自分を信頼して、「駆け足」で颯爽と独りで走れるようになっちゃう。
こういう達成感を得ることは、人生において、とっても大切なことで、自分で意識して「チャンスを作り」、自分でそういうシチュエーションに飛び込む勇気につながる気がしています。
不安を克服する、自分に自信を持つ、仲間を信頼する、体力と気力をつける・・・
お習い事って結局、どんなものであったとしても、人生修行につなげることができちゃうんですね。
できれば、週に1-2回で何十年も、それこそ一生続けたくなるようなお習い事に、幼いうちにめぐりあえるといいですよねー。

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