モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツアーオペレーター兼業遊牧民です。
取材や学術関係、ODAプロジェクトのコーディネーターもやってます。
さて、8月のお盆休みあたりが、私、今、スコーンと予定が入っていません。
なので、久々に自分のやりたい、行きたい乗馬トレッキングキャラバンでもやろうかなぁなんて考えています。
まだ大したことは決まっていないのですが、
★大体お客様は4-5名まで。
★おひとりあたりの1日のご予算は約1万円。
★テント泊
★ワイルドなキャンプ
たき火とか、釣りとか、山菜摘みとか、野鳥観察とか、星空を見ながら焚火で語るとか)
★馬にたっぷり乗ってコミュニケーション
馬とコミュニケーションをとるには、結構心を開かないとうまくいかないから、結果的に、人間同士のコミュニケーション能力も上がる気がします
★冒険の風に当たる
最近「自分がしたい馬旅」の企画ってあんまりしてなかった気がするので、ちょっとワクワクしちゃったりして。
まぁ、大体4-5日間くらいのものになると思うのですが。
これからちょっとずつ現実的に、あるいはお客様候補の方々のご要望などを取り入れながら整えていくつもりです。
なので、ちょっとした備忘録的に、自分がやりたい「馬旅」ってなんだろうというのを、何回かメモ的に記事にしておこうと思います。
モンゴル乗馬ツアーというのは、わりとモンゴルを扱う旅行会社さんならどこでも目玉的・人気商品的に定番であります。
そして、「草原を思いっきり馬で走る」ということや、「旅仲間同士の交流」や「ワイルドな遊牧民ガイドがかっこいい」とか、そういうことで、みなさんとっても満足していらっしゃる。
でも、
★鞍が合わなかった
★乗馬ガイドにほったらかしにされた
★お尻が痛い
などなどの身体的・精神的に残念な気持ちになりつつ「それがモンゴルでの乗馬だから」と自分を納得させていたりもします。
★鞍が合わない、というのはまぁ、
鐙の長さが合わなかったり、日本や欧米諸国で使っている鞍と違うから鞍壺にお尻を納めて・・・っていういわゆる「乗馬入門書」の説明通りの乗り方とは違う、などの戸惑いですよね。
★乗馬ガイドがほったらかし、というのも、
これは、言葉が通じないというストレス回避だったり、キャラバン的に泊まるところが点々と移動する馬旅の場合は乗馬ガイドが複数になるので、ついつい気の合った人同士で話に興じてしまう(特に引き馬じゃなく、1人1人が馬の操作をできるようになってるグループの場合)ため、なんとなく、お客様的には、ほったらかしにされた、ような気分になっちゃうということかもしれないんだけど。
でも、たまに、乗馬ガイドが「ちょっとあの人のうちに行ってくる」って用もないのにフェイドアウトしちゃうことがあります。
用もないのに、というのが問題ですね。
用事が明確で、その馬旅を円滑に安全に快適にするために必要なフェイドアウトなら、その旨を通訳ガイドを通じてお客様にお知らせして、了解を得たうえで行けばよいのに、この説明をきちんとしないで、あるいは納得できない理由(タバコが切れた。馬乳酒が飲みたい、好きな女の子がいるなど)でどっかに行ってしまうというのは、私も別会社のツアーガイドで同行したときなどに見たことがあります。
これって問題じゃないのかなぁ?と長年思ってきましたが、長年、どこのツアーでも、やりがちなんですね。やれやれ。
これって、モンゴル人のリバティさゆえ、あんまり目くじら立てることじゃないのかなぁ?
でも、こういうリバティな乗馬ガイドさんに対しては、同行している通訳ガイドさんがフォローしないといけませんね。
お客様が安心して乗馬を楽しむということも大事だし、お客様が無茶して大切な馬が傷ついたりしないようにしないといけません。
★お尻がいたい
これもまた、乗馬って普段使わないインナーマッスルを使いまくるため、多少の筋肉痛は仕方がないと思います。
でもお尻の痛さって4-5日間のツアーだったら、3日目くらいには「あ、お尻痛くない」って乗り方を身に着けておいてほしいなって思ったりするんですよね。
ほんのちょっとの骨盤の使い方とか体重、バランスのかけ方とか体に対する意識で、「あ、痛くない」っていうことになる。
モンゴル人の場合、私たち日本人が子供の頃から自転車に乗ってバランス感覚を身に着けるように、子供の頃から馬に乗っているため、なかなかこの「モンゴルでの馬の乗り方」を言葉で説明できないし、そもそも「指導する」っていう意識がない。
自転車に乗るのも、やっぱり「体で覚えろ」だから仕方ないんだけど。
でも、ほんとにちょっとの工夫というか意識なんですね。
疲れない、痛くない乗り方って。
痛くても、疲れても、やっぱり馬に乗るのは楽しいな!
となるのが馬旅なんですけどね。
でも、馬とのコミュニケーションが自己満足じゃなくなったらもっと素敵じゃないかなぁ?
馬を操作するだけならそんなに難しくないんですね。
モンゴルの馬の場合、日本の乗馬クラブみたいな調教を受けて、決められた操作を正しくすれば思い通りに動いてくれる、っていうのとはちょっと違う。
決められた操作というよりは、バランスだったり、気持ちのシンクロだったりで、初心者でも思い通りに走れるようになったりもします。
ただ駆け足でダッシュができればそれでいいってわけではない。
馬旅というのは、馬にも人にも疲労感が蓄積しない、爽やかで、「移動してる」感で旅の気分を体と心の隅々までいきわたらせることができる、そんなモンゴルの草原の風の一部になれるようなペースとか距離感とかがあるんじゃないかなー。
そんなことを考えながら、今、「どこ行こうかな?」「一緒に行きたい」っていう人現れるかな?とワクワクしながら、越冬費と遊牧民スタッフさんのお給料を稼ぐために、そして、モンゴルに行ってみたいな、という人が一人でも増えるような情報発信のために、今日からお仕事してきます。
ちょっと気になった、と心にピピっときた方は、
mongolhorizon★gmail.com(★印を半角@マークに変えてくださいね)に具体的にご予算や日程のご希望、ご連絡先などをお書き添えの上メールいただくか、
コメント欄で(個人情報はかかないように!投稿したらそのまま自動的に表示されてしまう設定です)ご意見・ご要望などをお送りください。

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取材や学術関係、ODAプロジェクトのコーディネーターもやってます。
さて、8月のお盆休みあたりが、私、今、スコーンと予定が入っていません。
なので、久々に自分のやりたい、行きたい乗馬トレッキングキャラバンでもやろうかなぁなんて考えています。
まだ大したことは決まっていないのですが、
★大体お客様は4-5名まで。
★おひとりあたりの1日のご予算は約1万円。
★テント泊
★ワイルドなキャンプ
たき火とか、釣りとか、山菜摘みとか、野鳥観察とか、星空を見ながら焚火で語るとか)
★馬にたっぷり乗ってコミュニケーション
馬とコミュニケーションをとるには、結構心を開かないとうまくいかないから、結果的に、人間同士のコミュニケーション能力も上がる気がします
★冒険の風に当たる
最近「自分がしたい馬旅」の企画ってあんまりしてなかった気がするので、ちょっとワクワクしちゃったりして。
まぁ、大体4-5日間くらいのものになると思うのですが。
これからちょっとずつ現実的に、あるいはお客様候補の方々のご要望などを取り入れながら整えていくつもりです。
なので、ちょっとした備忘録的に、自分がやりたい「馬旅」ってなんだろうというのを、何回かメモ的に記事にしておこうと思います。
モンゴル乗馬ツアーというのは、わりとモンゴルを扱う旅行会社さんならどこでも目玉的・人気商品的に定番であります。
そして、「草原を思いっきり馬で走る」ということや、「旅仲間同士の交流」や「ワイルドな遊牧民ガイドがかっこいい」とか、そういうことで、みなさんとっても満足していらっしゃる。
でも、
★鞍が合わなかった
★乗馬ガイドにほったらかしにされた
★お尻が痛い
などなどの身体的・精神的に残念な気持ちになりつつ「それがモンゴルでの乗馬だから」と自分を納得させていたりもします。
★鞍が合わない、というのはまぁ、
鐙の長さが合わなかったり、日本や欧米諸国で使っている鞍と違うから鞍壺にお尻を納めて・・・っていういわゆる「乗馬入門書」の説明通りの乗り方とは違う、などの戸惑いですよね。
★乗馬ガイドがほったらかし、というのも、
これは、言葉が通じないというストレス回避だったり、キャラバン的に泊まるところが点々と移動する馬旅の場合は乗馬ガイドが複数になるので、ついつい気の合った人同士で話に興じてしまう(特に引き馬じゃなく、1人1人が馬の操作をできるようになってるグループの場合)ため、なんとなく、お客様的には、ほったらかしにされた、ような気分になっちゃうということかもしれないんだけど。
でも、たまに、乗馬ガイドが「ちょっとあの人のうちに行ってくる」って用もないのにフェイドアウトしちゃうことがあります。
用もないのに、というのが問題ですね。
用事が明確で、その馬旅を円滑に安全に快適にするために必要なフェイドアウトなら、その旨を通訳ガイドを通じてお客様にお知らせして、了解を得たうえで行けばよいのに、この説明をきちんとしないで、あるいは納得できない理由(タバコが切れた。馬乳酒が飲みたい、好きな女の子がいるなど)でどっかに行ってしまうというのは、私も別会社のツアーガイドで同行したときなどに見たことがあります。
これって問題じゃないのかなぁ?と長年思ってきましたが、長年、どこのツアーでも、やりがちなんですね。やれやれ。
これって、モンゴル人のリバティさゆえ、あんまり目くじら立てることじゃないのかなぁ?
でも、こういうリバティな乗馬ガイドさんに対しては、同行している通訳ガイドさんがフォローしないといけませんね。
お客様が安心して乗馬を楽しむということも大事だし、お客様が無茶して大切な馬が傷ついたりしないようにしないといけません。
★お尻がいたい
これもまた、乗馬って普段使わないインナーマッスルを使いまくるため、多少の筋肉痛は仕方がないと思います。
でもお尻の痛さって4-5日間のツアーだったら、3日目くらいには「あ、お尻痛くない」って乗り方を身に着けておいてほしいなって思ったりするんですよね。
ほんのちょっとの骨盤の使い方とか体重、バランスのかけ方とか体に対する意識で、「あ、痛くない」っていうことになる。
モンゴル人の場合、私たち日本人が子供の頃から自転車に乗ってバランス感覚を身に着けるように、子供の頃から馬に乗っているため、なかなかこの「モンゴルでの馬の乗り方」を言葉で説明できないし、そもそも「指導する」っていう意識がない。
自転車に乗るのも、やっぱり「体で覚えろ」だから仕方ないんだけど。
でも、ほんとにちょっとの工夫というか意識なんですね。
疲れない、痛くない乗り方って。
痛くても、疲れても、やっぱり馬に乗るのは楽しいな!
となるのが馬旅なんですけどね。
でも、馬とのコミュニケーションが自己満足じゃなくなったらもっと素敵じゃないかなぁ?
馬を操作するだけならそんなに難しくないんですね。
モンゴルの馬の場合、日本の乗馬クラブみたいな調教を受けて、決められた操作を正しくすれば思い通りに動いてくれる、っていうのとはちょっと違う。
決められた操作というよりは、バランスだったり、気持ちのシンクロだったりで、初心者でも思い通りに走れるようになったりもします。
ただ駆け足でダッシュができればそれでいいってわけではない。
馬旅というのは、馬にも人にも疲労感が蓄積しない、爽やかで、「移動してる」感で旅の気分を体と心の隅々までいきわたらせることができる、そんなモンゴルの草原の風の一部になれるようなペースとか距離感とかがあるんじゃないかなー。
そんなことを考えながら、今、「どこ行こうかな?」「一緒に行きたい」っていう人現れるかな?とワクワクしながら、越冬費と遊牧民スタッフさんのお給料を稼ぐために、そして、モンゴルに行ってみたいな、という人が一人でも増えるような情報発信のために、今日からお仕事してきます。
ちょっと気になった、と心にピピっときた方は、
mongolhorizon★gmail.com(★印を半角@マークに変えてくださいね)に具体的にご予算や日程のご希望、ご連絡先などをお書き添えの上メールいただくか、
コメント欄で(個人情報はかかないように!投稿したらそのまま自動的に表示されてしまう設定です)ご意見・ご要望などをお送りください。

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