モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツアーオペレーター兼業遊牧民です。

3泊ほどウランバートルに戻ってきました。
草原のネット事情があまりにもショボすぎて、「このままじゃ、仕事運が逃げていくかもしれん」と危機感を持ったため。

あとは公共料金の支払いなどをしておかないと、容赦なく電気止められちゃったり、断水しちゃったりとライフライン止められちゃうから。

今回は予定外な感じで戻ってきたわけですが、まぁ、戻ってきたおかげでお仕事がいろいろとはかどりました。

やっぱ、私は都会っ子だわ・・・

といいつつ、またしばらく草原に戻ります。

今回は世界一周男「サルでもわかる世界一周」のタイトくんがゲストハウスで見つけてくれた世界一周にこれからチャレンジするという日本人女子をお客様として連れて行く、一応「お仕事」です。

ホームステイと乗馬で一人で走れるようになりたい!ということなので、2泊3日でそんな感じで・・・

馬囲いの柵作りしないとダメだしね。

今年は、調教用の調馬索セットがあるので、丸馬場を作ってもらうことにしました。
先日の吹雪のときにバチカさんが馬を馬つなぎにつなぎっパにして放置しちゃったりした挙句、結局、体調不良を起こして馬が死んでしまったため、現在、大きい馬は全部で26頭に減っちゃった。

なので、26頭程度の馬を囲うにしては「でかすぎるー」と遊牧民たちに非難轟々を浴びたのですが、一応、「初心者の安全確保のためには、囲いがあるところで馬に乗って練習してもらう必要があるけど、あんまり狭いと馬もうまく走れないでしょ」ってことで納得してもらいました。

最初は、ドリルで穴をあけて、鉄屑屋で調達してきた鉄芯を使って・・・と計画してたんだけど、木が硬すぎてドリルで穴があかない、鉄芯が細すぎて丸太を支えきれないなど構造上の問題があり、仕切り直しで、鉄線で丸太を固定するといういつもの方法を使うことになります。

また支柱用の穴堀りしたり、埋め戻ししたり、重労働だ。

7月くらいになったら夏のベースキャンプ・ゾスランに移ることになると思うと、なんとも徒労感が漂うわけですが、仕方がありません。

こういう単純作業の繰り返しも遊牧生活の一環なのですから。

というわけで、都会ならではの美味しいものをいただいたり、お湯をたっぷり使ったり、ぬくぬくベッドや使い放題のインターネットなどを満喫し、洗濯を楽しみ、都会生活も「いいじゃーん」とリフレッシュしたところで、再び草原に戻ります。

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