モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツアーオペレーター兼業遊牧民です。
去年、世界一周に挑戦しまーすと日本を出発し、そのチャレンジの1カ国目でモンゴル単独騎馬縦断で失敗しちゃったタイトくんが、ぐるりと地球を回って再びモンゴルに帰ってきましたよ。
タイトくんの、モンゴル再見参!の記事はこちら
タイトくんの2012年モンゴル紀行シリーズはこちら
去年、ダルハンでエコツーリズムを教えるボランティアをしていたキタさんのご紹介で知り合ったタイトくん。
ダルハンで買い付けた馬が、わずか数日間で背中にひどい鞍擦れを起こし、本人も満身創痍状態になったためにリタイアしたモンゴル縦断騎馬計画のリベンジバージョンを3ヶ月構想で企画中だそうです。
90日間のビザを取れるようにお手伝いしようと思ったのですが、なんかツアオペが絡むと細かい旅程スケジュールだのなんだのが必要ということで、計画があってないようなもの、な馬ペース・マイペースでルートもまだ決まっていない、という状態のタイトくんにとって、今できるのは、まずは日本人のノービザ30日間の権利を使いつつ、30日間のビザ延長。これで60日間のモンゴル滞在を確保。(在留許可も取らなきゃいけないけど)
その後、一旦、二連に出国して、再入国で30日間の権利を使って再開、とのこと。
90日間も案外いらなかったりして?とかちょっと思ったりもしてしまうのですが、去年は、ダルハンからのサポートしてくれた人が、ちょっと無理させすぎというか、ホーストレッキングのノウハウがないままに頑張っちゃったことで、馬を痛めてしまったという経験不足が原因のリタイヤだったけど、去年1ヶ月弱、我が家で遊牧民修行したし、ホーストレッキングも4泊5日で一緒にやってみたから、彼なりに手応えがあっての計画だと思いますから、なんとか頑張って欲しいです。
東西ルートについては、かつて、チョイバルサンからホブドまでをやった人と、ダルハンからフブスグル湖までやった人が成功していますね。
標高や草の関係からすると、高いところから低いところ、涼しいところスタートのほうがよいかなあ、と思うので、多分、ホブドかウルギーからスタートってことにするらしいです。
ともあれ、1年間かけて世界のいろんなところを回ってきて、たくましくなってるんだろうなあ。
二連からザミンウドに車で移動する際、なんか荷物だけ先にいって、本体取り残されたー、みたいなハプニングがあったそうですが、装備とか大丈夫かな?
という感じなのですが、これから一緒にランチしていろいろお話うかがってこようと思います。
ちなみに、タイトくんのダルハンーウランバートルまで共に旅した馬たちは、私のところで引き取って養生させました。
二頭とも今は元気いっぱいです。
ブチな「茶太郎」は穏やかな性格で、扱いやすいので、乗馬プログラムの参加者に乗っていただいています。私もとても乗りやすく、すぐにキャンターになる子なので、大好き。
白馬の「ウマオ」は去年、地元のナーダムの競馬に参加するために調教をされたことで、ちょっと性格が「歪ん」じゃった感じで、おいそれと近づけない感じになってしまっていますが、タイトくんのことはきっと覚えているはず。
背中をぶわんぶわんに腫らしてうちにきたときは、あんなに喜んでレイキ受けてたのに・・・
調教中に結構、ひどい扱いを受けちゃったらしくって(私はそもそも競馬にほんとに出すことになるとは想定してなかったし)、人間不信に陥ってるのかも、とちょっぴり心配です。
少しずつ心をほどいていくしかないんだけど、ブレイクスルーとしてはやっぱりタイトくんかな。
タイトくんも旅のしょっぱなで何度も振り落とされたりしてたらしいのですが、振り落としたあとも、タイトくんが起き上がれずに大地で寝てたりすると、様子を見に戻ってくる、とかいう可愛らしいというか思いやりのある「絆」も持ってた子なのです。
大きいし、歩き方がちょっと硬いところもあるけれど、遊牧民の男の人たちにとっては、「かっこいい馬」ということですし、私もタイトくんの馬だったこともあって、大切にしています。
というわけで、日曜日の午後、再会するのが楽しみです。

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去年、世界一周に挑戦しまーすと日本を出発し、そのチャレンジの1カ国目でモンゴル単独騎馬縦断で失敗しちゃったタイトくんが、ぐるりと地球を回って再びモンゴルに帰ってきましたよ。
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去年、ダルハンでエコツーリズムを教えるボランティアをしていたキタさんのご紹介で知り合ったタイトくん。
ダルハンで買い付けた馬が、わずか数日間で背中にひどい鞍擦れを起こし、本人も満身創痍状態になったためにリタイアしたモンゴル縦断騎馬計画のリベンジバージョンを3ヶ月構想で企画中だそうです。
90日間のビザを取れるようにお手伝いしようと思ったのですが、なんかツアオペが絡むと細かい旅程スケジュールだのなんだのが必要ということで、計画があってないようなもの、な馬ペース・マイペースでルートもまだ決まっていない、という状態のタイトくんにとって、今できるのは、まずは日本人のノービザ30日間の権利を使いつつ、30日間のビザ延長。これで60日間のモンゴル滞在を確保。(在留許可も取らなきゃいけないけど)
その後、一旦、二連に出国して、再入国で30日間の権利を使って再開、とのこと。
90日間も案外いらなかったりして?とかちょっと思ったりもしてしまうのですが、去年は、ダルハンからのサポートしてくれた人が、ちょっと無理させすぎというか、ホーストレッキングのノウハウがないままに頑張っちゃったことで、馬を痛めてしまったという経験不足が原因のリタイヤだったけど、去年1ヶ月弱、我が家で遊牧民修行したし、ホーストレッキングも4泊5日で一緒にやってみたから、彼なりに手応えがあっての計画だと思いますから、なんとか頑張って欲しいです。
東西ルートについては、かつて、チョイバルサンからホブドまでをやった人と、ダルハンからフブスグル湖までやった人が成功していますね。
標高や草の関係からすると、高いところから低いところ、涼しいところスタートのほうがよいかなあ、と思うので、多分、ホブドかウルギーからスタートってことにするらしいです。
ともあれ、1年間かけて世界のいろんなところを回ってきて、たくましくなってるんだろうなあ。
二連からザミンウドに車で移動する際、なんか荷物だけ先にいって、本体取り残されたー、みたいなハプニングがあったそうですが、装備とか大丈夫かな?
という感じなのですが、これから一緒にランチしていろいろお話うかがってこようと思います。
ちなみに、タイトくんのダルハンーウランバートルまで共に旅した馬たちは、私のところで引き取って養生させました。
二頭とも今は元気いっぱいです。
ブチな「茶太郎」は穏やかな性格で、扱いやすいので、乗馬プログラムの参加者に乗っていただいています。私もとても乗りやすく、すぐにキャンターになる子なので、大好き。
白馬の「ウマオ」は去年、地元のナーダムの競馬に参加するために調教をされたことで、ちょっと性格が「歪ん」じゃった感じで、おいそれと近づけない感じになってしまっていますが、タイトくんのことはきっと覚えているはず。
背中をぶわんぶわんに腫らしてうちにきたときは、あんなに喜んでレイキ受けてたのに・・・
調教中に結構、ひどい扱いを受けちゃったらしくって(私はそもそも競馬にほんとに出すことになるとは想定してなかったし)、人間不信に陥ってるのかも、とちょっぴり心配です。
少しずつ心をほどいていくしかないんだけど、ブレイクスルーとしてはやっぱりタイトくんかな。
タイトくんも旅のしょっぱなで何度も振り落とされたりしてたらしいのですが、振り落としたあとも、タイトくんが起き上がれずに大地で寝てたりすると、様子を見に戻ってくる、とかいう可愛らしいというか思いやりのある「絆」も持ってた子なのです。
大きいし、歩き方がちょっと硬いところもあるけれど、遊牧民の男の人たちにとっては、「かっこいい馬」ということですし、私もタイトくんの馬だったこともあって、大切にしています。
というわけで、日曜日の午後、再会するのが楽しみです。

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