モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツアーインタプリター兼業遊牧民です。
昨日、子羊の去勢儀式を終えて、一旦はウランバートルに戻ったのですが・・・
風が強すぎて、うちのゲルカバーがビリビリにやぶれて吹っ飛んだー!という連絡で慌てて戻ってます。
風、強すぎて、もうちょっと修復不能です。
前々日、土曜日に草原に準備に行った時も、風が強くて、
「このままじゃやばいんじゃないかなぁ・・・」って心配はしてました。
昨日はなんとか無事だったから、このまま無事なんじゃないかしら?
なーんて希望的観測は甘くて、やっぱりダメでした。
それにしても今年の5月は寒くて風が強くて、凍えています。
牛の乳搾りしている手もだけど、牛の乳首のほうも寒風にさらされてカピカピにあれて、アカギレが痛い!
5月というのにオロナインH軟膏のお世話になっております。
一番ひどいのは、牧畜作業で力技の多いバチカさんで、もうグーパーっていう「むすんでひらいて」がまともにできないくらいバッキバキのアカギレがパッカリと口をあけていて、痛々しい。
ゲルカバーの巻き直しをしようにも人手不足だし、風が強すぎて、下手に隙間風でも入ってきたら、ゲルそのものがバラバラになりそうで手がつけられません。
こんなこともあろうかとPC持って来といてよかった。
スマホの3Gでネットにアクセス・テザリングしての作業です。
それにしても・・・スマホで見るだけに比べると電池の消費量がすさまじい。
まだ私のゲルは電気配線とかついてなくって使えません。
私が買った、私のテレビとか衛星パラボラアンテナとかTVチューナーとか、太陽光電パネルとかドライバッテリーに制御パネルと、雇い人のバチカさん宅から返してもらえないでいます。
こういう状況にいると、自分でお金を出したものが自分で使えない不便さとジレンマもあり、かなりふさぎ込みそうになります。
こういうときのモンゴル人との感覚の違いとかってすごく嫌だ。
ウランバートルでの仕事があるっていうのに、無理やり連れてきておいて、
「お前なんか連れてこなきゃよかった」とかガナーくんに罵られるのも悲しいし。
添付ファイルが開けないから問い合わせしてんのに、「添付ファイルに書いてあるでしょ」とか突き放されたようなことを言われて泣きそうになる。
とてもとても一人ぼっちな気持ちです。
ウランバートルに帰ってもしょうがないや、とか。
越冬中はいろんなことに耐えられていたはずなのに、やはり暖かくなってくると人間、疲れも出てくるし、やわなハートが傷だらけにもなるのです。
それは、羊のタマタマ料理ぐらいでは補いきれないほどのダメージなのです。
とにかく夜になったら、一旦ウランバートル帰って、泣きながらでも、寝不足MAXで明日くらいに倒れることになったとしても、仕事、しないとダメなんだろうなぁ・・・とか。
あぁ、なんか私、追い詰められています。
楽しいことの後片付けって、結構、過酷になるものですね。
これからは、「お祭りはお客様が帰って終了、ではなく、片付けが終わって初めて終了なのです」とスタッフの皆と意識をシェアするようにしないといけません。
一人ぼっちでお祭りの後片付け+日常作業in the Verry chilly windって骨身に答える寒さです。

にほんブログ村
昨日、子羊の去勢儀式を終えて、一旦はウランバートルに戻ったのですが・・・
風が強すぎて、うちのゲルカバーがビリビリにやぶれて吹っ飛んだー!という連絡で慌てて戻ってます。
風、強すぎて、もうちょっと修復不能です。
前々日、土曜日に草原に準備に行った時も、風が強くて、
「このままじゃやばいんじゃないかなぁ・・・」って心配はしてました。
昨日はなんとか無事だったから、このまま無事なんじゃないかしら?
なーんて希望的観測は甘くて、やっぱりダメでした。
それにしても今年の5月は寒くて風が強くて、凍えています。
牛の乳搾りしている手もだけど、牛の乳首のほうも寒風にさらされてカピカピにあれて、アカギレが痛い!
5月というのにオロナインH軟膏のお世話になっております。
一番ひどいのは、牧畜作業で力技の多いバチカさんで、もうグーパーっていう「むすんでひらいて」がまともにできないくらいバッキバキのアカギレがパッカリと口をあけていて、痛々しい。
ゲルカバーの巻き直しをしようにも人手不足だし、風が強すぎて、下手に隙間風でも入ってきたら、ゲルそのものがバラバラになりそうで手がつけられません。
こんなこともあろうかとPC持って来といてよかった。
スマホの3Gでネットにアクセス・テザリングしての作業です。
それにしても・・・スマホで見るだけに比べると電池の消費量がすさまじい。
まだ私のゲルは電気配線とかついてなくって使えません。
私が買った、私のテレビとか衛星パラボラアンテナとかTVチューナーとか、太陽光電パネルとかドライバッテリーに制御パネルと、雇い人のバチカさん宅から返してもらえないでいます。
こういう状況にいると、自分でお金を出したものが自分で使えない不便さとジレンマもあり、かなりふさぎ込みそうになります。
こういうときのモンゴル人との感覚の違いとかってすごく嫌だ。
ウランバートルでの仕事があるっていうのに、無理やり連れてきておいて、
「お前なんか連れてこなきゃよかった」とかガナーくんに罵られるのも悲しいし。
添付ファイルが開けないから問い合わせしてんのに、「添付ファイルに書いてあるでしょ」とか突き放されたようなことを言われて泣きそうになる。
とてもとても一人ぼっちな気持ちです。
ウランバートルに帰ってもしょうがないや、とか。
越冬中はいろんなことに耐えられていたはずなのに、やはり暖かくなってくると人間、疲れも出てくるし、やわなハートが傷だらけにもなるのです。
それは、羊のタマタマ料理ぐらいでは補いきれないほどのダメージなのです。
とにかく夜になったら、一旦ウランバートル帰って、泣きながらでも、寝不足MAXで明日くらいに倒れることになったとしても、仕事、しないとダメなんだろうなぁ・・・とか。
あぁ、なんか私、追い詰められています。
楽しいことの後片付けって、結構、過酷になるものですね。
これからは、「お祭りはお客様が帰って終了、ではなく、片付けが終わって初めて終了なのです」とスタッフの皆と意識をシェアするようにしないといけません。
一人ぼっちでお祭りの後片付け+日常作業in the Verry chilly windって骨身に答える寒さです。

にほんブログ村