モンゴルだるま@モンゴル語通訳・翻訳・エコツアーオペレーター兼業遊牧民です。
只今2010年から家畜を委託していた遊牧民と係争中。
羊15頭(去勢オス 6頭・メス9頭)+繁殖用の種オス羊1頭
種オスヤギ 1頭
競走馬1頭
メス馬(妊娠中だった)1頭
を無断で売却・食用に屠殺していたことが判明したのです。

繁殖用の種オスの泥棒は家畜泥棒の中でもかなり悪質。
被害総額はこのままだと約40万円くらい。

数日前、ドライバーのガナーくん(この家畜紛争の調整役としてがんばってます)が地元の行政・警察に被害届を出し、事情聴取が行われたことは記事にしました。

一番問題になってるのは、ヤギの種オス。
うちのは家畜品評会で購入した、カシミア用の改良品種の種オス。2011年購入当時3歳だったので、現在は5歳弱。

この種オスヤギを、私たちに無断で別のところに暮らしている委託遊牧民の家族(3男)のところのヤギの種付けに使い、私たちのところには、似たような毛色の年寄りの普通の種オスヤギをあてがっていたことが判明。

うちの種オスヤギを返せ、と主張しているものの、しれっとしたもの。

これまでの記録写真から、2011年秋の時点ですでに、種オスヤギを取り替えていたことが判明。

悪質すぎて唖然としていたところ・・・

なんと、本日、我が家の冬営地に委託遊牧民でこの悪事の首謀者でもあるオラーナくんが地元警察を連れてやってきました。

なんとなんと・・・

ガナーくんを「預かっていた家畜を引き取ろうとせず、タダ働きさせているだけでなく、脅迫されている。また周辺の人達に自分たちの悪い評判を垂れ流しにしているのは名誉毀損で訴える」というのです。

いろんなパターンを想像していましたが、このような大胆な行為は想定外だった・・・


どうなるんだろう?私たち・・・

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