モンゴルだるま@モンゴル語通訳兼業遊牧民です。
今年もこの時期が来ました。
5月15日・・・といえば、父の誕生日だったりしますが、そういうことはおいといてw

集中暖房がかっきり切れる日です。
それと同時に、先程営繕会社から携帯メッセが送り付けられまして。

本日から5月23日まで、定期メンテナンスのため、温水、切れるそうです。
ウランバートルの集合住宅には湯沸かし器というものはついておらず、お湯そのものが供給されております。

んでもって、冬にこのお湯および集中暖房が切れちゃうと、死活問題なので、あったかくなってくると順繰りに「お湯と集中暖房用の配管」の点検や修理が行われるのです。

それにしても一昨日まで吹雪いていたわけですから、いくら本日、日中15℃以上あったとはいえ、いきなり暖房とお湯をカットされるというのは厳しい感じがします。

でも、この試練は高級住宅街だろうが、おんぼろ中古アパートだろうが、貧富の差に分け隔てなくやってくるのです。(10日間から2週間ほどかかります)

そろそろ草原の我が家も夏のベースキャンプにお引越しです。
今年は、遊牧生活強化イヤーとしておりまして、家畜とか草原の居住施設に対しての投資をはかっております。

そのなかで懸案なのが、お湯とトイレ。

お湯については、HOTUS.mnなるところにあった、モンゴル版「朝日ソーラーじゃけん」の導入を考えております。
いわゆる、太陽光熱による給湯で説明書によると、氷点下でも太陽さえ4時間ほど出ていれば、ちゃんとお湯が作れて、しかも-30℃の極寒の中でも約24時間保温が効くというウォータータンクも付随してくるというのです。

あとは、エコトイレ。
ほんとはおがくずトイレを検討していたのですが、草はあってもおがくずがない草原の生活では、おがくずが必要、とかいうと、またふっかけてくる輩がいるため、そういう難しいことを考えずにできるエコなトイレを検討する必要があります。

冬はつるつるとおしっこが滑る、という危険があるにせよ、オラーナ君が立派なトイレ小屋を作ってくれたおかげで、わりと快適なトイレライフでした。

3家族10人余りが約4か月間使っても、糞尿類があふれ出ることなく、臭いに悩まされることもないほどの手頃な深さのトイレを作ってくれていたことに感謝です。

でも夏はそういうわけにはいきません。
去年は、やむを得ず、家畜用プール(暑い夏に蠅よけや涼むための池を掘ったのでした)の下流にあった土砂の影などをトイレ替わりにしていましたが、今年は、どうやらわれわれだけでなく、お隣さんも一緒にお引越しの模様なので、やっぱり、ちょっと清潔なトイレがあったほうがよいかなぁ、と考えております。

ケーブルテレビでNHKワールドプレミアムがカットされて見られなくなり(正確には、それなりに高価なチューナーを購入し、毎月の視聴料を今までの3倍あまりを支払えば、またみられるようになるんだけど)、さらにお湯も出なくなった今では、ウランバートルで暮らすメリットはあんまりありません。

そろそろ草原に拠点を移してもいいころだ、、、ということなのかも?

といいつつ、今月は、月末まであれやらこれやら雑務の類がいっぱいたまりまくっているため、草原に出るチャンスがないので、ちょっぴりフラストレーション。

明日は、腹いせじゃなかった、ストレス解消のため、マッサージ&サウナ&カパオケに行ってきます。

真昼間からうだうだする喜び…想像するだけで、背徳のニヤニヤがわいてきます。うっしっし。