モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
モンゴル語を学ぶからには、遊牧民になりきるぞ!、なんて思ったのは20ン年前のお話。
気がついたら、なりゆきで夢が叶っちゃってました。
地元の遊牧民さん達に助けていただきながら兼業遊牧を始めて早3年目です。

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私も単身モンゴルに移住し、起業して10周年を迎えた今年のテーマは、エコツーリズム兼業遊牧強化年。
というわけで、今週、思い切って牛のオーナーになりました。
昨日、どんな子たちを買ったのか、はご紹介させていただきました。
コチラの記事「牛買いました」をご参照ください。
モンゴル遊牧の基本5家畜をタワン ホショー マル(таван хошуу мал)といいます。
羊・山羊・牛・馬・ラクダの5種類なのですが、このうち私は4種類を持っています。
実は、この牛たちを購入することに決めて、契約を結んだのは4月16日でした。
契約はしたものの、今度は、売り主のほうが「家畜を手放すのに縁起のいい日」にかわいがってきた牛たちを見送りたい、と、4月26日(木曜日)の引き渡しを提案されたのでした。
トラック(ヒュンダイ製Porter/搭載重量1トン*冬営地から春営地へのお引越しの際に購入した)に家畜用の荷台柵を、ドライバーのアドーチ君が作ってくれることになっていたのですが、旅行シーズンオフ時の彼の主収入源であるカラーボードで作る注文家具のオーダーが殺到していて後回しになってしまっていたのでした。(それが、先日、カリカリしていた原因の一つ。でも出来栄えはとっても素敵でした)
馬や牛の搬送に使える・年に3-4回の引っ越し+家畜の餌や薪用の倒木集めなど、この1トントラックが活躍シーンは沢山あるので、悪くない設備投資をしたなー、と。
トラックで牛を草原に搬送したのち、委託遊牧民のオラーナ君が「2-3日 家畜柵用の材木を森から切り出してくるので(許可はソムで取得します)貸してほしい」ということで、朝の9時前から奥さんと共にウランバートルに上京してスタンバイ。でも、荷台の柵、板材の仕入れができなかったとか、ボルトを締めなきゃいけない、とかで未完成。
結局、木曜日のエコツーリズム専攻の学生相手の授業を先週の所用に続いて2回も休むことになってしまいました。無料特別講義とはいえ、私も楽しみにしていたので、とっても残念だったのです。
(朝9時に出発してれば、間に合う!って算段してただけに、やっぱりカリカリの要因になってしまった)
やっと14時ぐらいに完成。
待たされた分、出来栄えはなかなかのものでした。
私としては、板の隙間、なしにしておいてもらえばいいなぁ、って思ってたんだけど・・・
まぁ、急いで作ってくれたわけですしね。
材料費もかなりコストを抑えてがんばったんだろうなぁ・・・
ともあれ、器用なスタッフがいてくれて助かりました。
完成が遅れるって話は朝、売り主のところに状況を説明して、牛は最後の「食事放牧」のために地元の放牧地に出してもらいました。
トラックの床には、牛が滑らないように土を敷き詰めます。土といっても牛糞を乾かしてほぐした堆肥用なので、あとで畑用とかいろいろ使えちゃうのです。
牛たちもとてもおとなしく、エサ入れに野菜やエサ用のふすまを入れたものを目の前でフリフリしたら、そのままひょいひょい、なんの抵抗もなくトラックの荷台に乗り込んでくれました。
角でどつかれて、荷台に接している窓ガラスを割られちゃうと危ないので、角がぶつからないように固定します。
親牛が固定できたら、子牛の番です。
子牛は、母牛が固定されたことで、「おっぱい飲むちゃーんす!」とばかりに、追い立てるまでもなく、荷台に飛び乗ってきて、無邪気におっぱいにむしゃぶりついていました。
とはいえ、午前中から牡丹雪が横殴りにふるという吹雪状態で、午後もとっても寒い風がビュービューと吹いているので、子牛が凍えないか心配でした。
「ほんとに今日、搬送って正解なのだろうか?」と。
だって12月に生まれたというのに、うちの11月末に生まれた子羊のパンダちゃんと大きさ変わらないくらいちっちゃいんですもの。おまけに、今朝生まれた子牛にかけるから、ってシャルガちゃんの「ネムネー」取られちゃったし・・・
懸念事項は多々ありますが、とにかく、出発準備は整ってしまいました。

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モンゴル語を学ぶからには、遊牧民になりきるぞ!、なんて思ったのは20ン年前のお話。
気がついたら、なりゆきで夢が叶っちゃってました。
地元の遊牧民さん達に助けていただきながら兼業遊牧を始めて早3年目です。

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というわけで、今週、思い切って牛のオーナーになりました。
昨日、どんな子たちを買ったのか、はご紹介させていただきました。
コチラの記事「牛買いました」をご参照ください。
モンゴル遊牧の基本5家畜をタワン ホショー マル(таван хошуу мал)といいます。
羊・山羊・牛・馬・ラクダの5種類なのですが、このうち私は4種類を持っています。
実は、この牛たちを購入することに決めて、契約を結んだのは4月16日でした。
契約はしたものの、今度は、売り主のほうが「家畜を手放すのに縁起のいい日」にかわいがってきた牛たちを見送りたい、と、4月26日(木曜日)の引き渡しを提案されたのでした。
トラック(ヒュンダイ製Porter/搭載重量1トン*冬営地から春営地へのお引越しの際に購入した)に家畜用の荷台柵を、ドライバーのアドーチ君が作ってくれることになっていたのですが、旅行シーズンオフ時の彼の主収入源であるカラーボードで作る注文家具のオーダーが殺到していて後回しになってしまっていたのでした。(それが、先日、カリカリしていた原因の一つ。でも出来栄えはとっても素敵でした)
馬や牛の搬送に使える・年に3-4回の引っ越し+家畜の餌や薪用の倒木集めなど、この1トントラックが活躍シーンは沢山あるので、悪くない設備投資をしたなー、と。
トラックで牛を草原に搬送したのち、委託遊牧民のオラーナ君が「2-3日 家畜柵用の材木を森から切り出してくるので(許可はソムで取得します)貸してほしい」ということで、朝の9時前から奥さんと共にウランバートルに上京してスタンバイ。でも、荷台の柵、板材の仕入れができなかったとか、ボルトを締めなきゃいけない、とかで未完成。
結局、木曜日のエコツーリズム専攻の学生相手の授業を先週の所用に続いて2回も休むことになってしまいました。無料特別講義とはいえ、私も楽しみにしていたので、とっても残念だったのです。
(朝9時に出発してれば、間に合う!って算段してただけに、やっぱりカリカリの要因になってしまった)
やっと14時ぐらいに完成。
待たされた分、出来栄えはなかなかのものでした。
私としては、板の隙間、なしにしておいてもらえばいいなぁ、って思ってたんだけど・・・
まぁ、急いで作ってくれたわけですしね。
材料費もかなりコストを抑えてがんばったんだろうなぁ・・・
ともあれ、器用なスタッフがいてくれて助かりました。
完成が遅れるって話は朝、売り主のところに状況を説明して、牛は最後の「食事放牧」のために地元の放牧地に出してもらいました。
トラックの床には、牛が滑らないように土を敷き詰めます。土といっても牛糞を乾かしてほぐした堆肥用なので、あとで畑用とかいろいろ使えちゃうのです。
牛たちもとてもおとなしく、エサ入れに野菜やエサ用のふすまを入れたものを目の前でフリフリしたら、そのままひょいひょい、なんの抵抗もなくトラックの荷台に乗り込んでくれました。
角でどつかれて、荷台に接している窓ガラスを割られちゃうと危ないので、角がぶつからないように固定します。
親牛が固定できたら、子牛の番です。
子牛は、母牛が固定されたことで、「おっぱい飲むちゃーんす!」とばかりに、追い立てるまでもなく、荷台に飛び乗ってきて、無邪気におっぱいにむしゃぶりついていました。
とはいえ、午前中から牡丹雪が横殴りにふるという吹雪状態で、午後もとっても寒い風がビュービューと吹いているので、子牛が凍えないか心配でした。
「ほんとに今日、搬送って正解なのだろうか?」と。
だって12月に生まれたというのに、うちの11月末に生まれた子羊のパンダちゃんと大きさ変わらないくらいちっちゃいんですもの。おまけに、今朝生まれた子牛にかけるから、ってシャルガちゃんの「ネムネー」取られちゃったし・・・
懸念事項は多々ありますが、とにかく、出発準備は整ってしまいました。

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