モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人・兼業遊牧民です。
冬の連載シリーズもちゃんと進められてないというのに、ウランバートル周辺ではツララが焼失し、雪はデロデロになり、股引、ブーツなしで街を歩けるようになってきました。
冬営地の周りの雪もだいぶ消え、人間用の飲み水や生活用水が不足しつつあります。
家畜の世話をしてくれている委託遊牧民のオラーナ君は3月半ばぐらいから、ずっと「そろそろ春営地に移動しないといけない」と焦っていました。
遊牧民の移動というのは、
1:居住地の移動(ゲル2つ)
2:家畜の移動(羊・山羊・子羊・馬・牛)
3:家畜小屋などの移動(家畜小屋・家畜囲い・干し草用スペース)
によって完了します。
居住地の移動を最初に持ってきてしまいましたが、実際は並行作業です。
オラーナ君は今は新婚でおめでたの奥さんとの二人暮らしなので、ご近所さんとの共同作業+末っ子を村の学校に通わせるために定住地に引っ越している両親+都会の私たちの助っ人がうまくスケジュール調整したタイミングで引っ越しの準備をしなければいけません。
特に今回の引っ越しは、次の冬から使う冬営地に家畜小屋なども移動させることになるので、大仕事です。
皆、早く移動したい、と口ぐちに言いながら、引っ越していなかったのは。実は運送用のトラック調達ができていなかったから。
去年から、私が「軽トラ買う」って言ってたから、ちゃっかり皆、それ待ち状態だったのです。
やれやれ。
とはいえ、家畜の数や種類が増え、運ばなければいけないものも増え、また移動回数も増えたりしてくるため軽トラは必要です。
というわけで、昨日、軽トラ購入してきました。
600万トゥグルグ(約40万円)で1998年製で韓国からモンゴルに入ってきたばかりの物件が購入できました。
韓国製のポーターという名前の軽トラ。
ヒュンダイ製でピンクワゴン(「あいのり」のモンゴルロケで使った元ラブワゴン)と同じ部品を使っているため、故障や部品消耗したときの交換部品が手に入りやすいのです。
それに燃費も普通のワゴン車と同じくらいで12-14リットル/100㎞。
ウランバートルにも運送用の軽トラの日雇いさんがあふれていますが、距離+待機時間という計算になるため、割高感満載。
最寄町のナライハからでも、それなりに高いのです。
毎年2-4回の引っ越し、2-3回の羊毛やカシミアの運搬、3-6回の競走馬の搬送、2-3回の家畜の売買・運送用、2-3回の干し草や飼料の調達と草原での生活で活躍するチャンスは多いのです。
我が家だけでなくご近所さんも使うことになります。
まあ、これはご近所さんへの貢献ってことで。
都会でもドライバーをしてくれているアドーチ君の副業である家具製造販売での資材調達や製品の搬送にも使うので、まぁ、1回買っておけば、それなりに活用範囲は広いので、いつかは買わなければいけなかったのでした。
これから運輸局に行って登録とナンバープレートの取得をし、整備をしたら、草原に送り出します。
まず第一弾の引っ越しを始めるとのこと。
いよいよ春の始まりって感じです。

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冬の連載シリーズもちゃんと進められてないというのに、ウランバートル周辺ではツララが焼失し、雪はデロデロになり、股引、ブーツなしで街を歩けるようになってきました。
冬営地の周りの雪もだいぶ消え、人間用の飲み水や生活用水が不足しつつあります。
家畜の世話をしてくれている委託遊牧民のオラーナ君は3月半ばぐらいから、ずっと「そろそろ春営地に移動しないといけない」と焦っていました。
遊牧民の移動というのは、
1:居住地の移動(ゲル2つ)
2:家畜の移動(羊・山羊・子羊・馬・牛)
3:家畜小屋などの移動(家畜小屋・家畜囲い・干し草用スペース)
によって完了します。
居住地の移動を最初に持ってきてしまいましたが、実際は並行作業です。
オラーナ君は今は新婚でおめでたの奥さんとの二人暮らしなので、ご近所さんとの共同作業+末っ子を村の学校に通わせるために定住地に引っ越している両親+都会の私たちの助っ人がうまくスケジュール調整したタイミングで引っ越しの準備をしなければいけません。
特に今回の引っ越しは、次の冬から使う冬営地に家畜小屋なども移動させることになるので、大仕事です。
皆、早く移動したい、と口ぐちに言いながら、引っ越していなかったのは。実は運送用のトラック調達ができていなかったから。
去年から、私が「軽トラ買う」って言ってたから、ちゃっかり皆、それ待ち状態だったのです。
やれやれ。
とはいえ、家畜の数や種類が増え、運ばなければいけないものも増え、また移動回数も増えたりしてくるため軽トラは必要です。
というわけで、昨日、軽トラ購入してきました。
600万トゥグルグ(約40万円)で1998年製で韓国からモンゴルに入ってきたばかりの物件が購入できました。
韓国製のポーターという名前の軽トラ。
ヒュンダイ製でピンクワゴン(「あいのり」のモンゴルロケで使った元ラブワゴン)と同じ部品を使っているため、故障や部品消耗したときの交換部品が手に入りやすいのです。
それに燃費も普通のワゴン車と同じくらいで12-14リットル/100㎞。
ウランバートルにも運送用の軽トラの日雇いさんがあふれていますが、距離+待機時間という計算になるため、割高感満載。
最寄町のナライハからでも、それなりに高いのです。
毎年2-4回の引っ越し、2-3回の羊毛やカシミアの運搬、3-6回の競走馬の搬送、2-3回の家畜の売買・運送用、2-3回の干し草や飼料の調達と草原での生活で活躍するチャンスは多いのです。
我が家だけでなくご近所さんも使うことになります。
まあ、これはご近所さんへの貢献ってことで。
都会でもドライバーをしてくれているアドーチ君の副業である家具製造販売での資材調達や製品の搬送にも使うので、まぁ、1回買っておけば、それなりに活用範囲は広いので、いつかは買わなければいけなかったのでした。
これから運輸局に行って登録とナンバープレートの取得をし、整備をしたら、草原に送り出します。
まず第一弾の引っ越しを始めるとのこと。
いよいよ春の始まりって感じです。

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