この前の日曜日、ドライバーをしてくれてるアドーチ君一家とガナー君とその娘と甥っ子、ソートンと一緒に草原で家畜と遊牧民の皆さんに会いに行ってきました。
ツァガンサルのご挨拶でございます。

モンゴルだるま@モンゴルで兼業遊牧民です。

ツァガンサル前に干草を補給しました。

本格的な冬になる前に、トラックいっぱい分140ブロックの干草を運びました。
その後、ちょっと弱りかかってた1歳馬(ダーガ)を欲しいという近所の遊牧民がいたので、フスマ5袋と干草ブロック10個分と交換した、ときいていました。

それでも、結構、ツァガンサル前は吹雪いたり、寒すぎて放牧に出せなかったりしたり、子羊が次から次へと生まれちゃったりで干草消費が多かったようです。

さらに、羊の放牧をしてくれている奥さんが実家のセレンゲ(セレンゲアイマグ)にツァガンサル前に帰省したい、と言い出したことから、「あんまり遠くまで放牧したくないなぁ、ツァガンサルは年始周りとか忙しいし」という目論みもあったのかなぁ、と今になると思うわけですが、「干草がないと困るから持ってきて!」とのリクエストコールが直前になってあったのでした。

まさに「年末の慌しさ」の様相だったなか、とにかく、調達できるだけの干草を、と12ブロックをキャリアと荷台に詰め込んでいった時の様子がこんな感じだったのでした。
新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-干草いっぱい詰め込んで



荷台に乗せた分を下ろしたりています。家畜小屋の屋根の上まで持ち上げるのが大変、ってことで、柵の中に入れたのでした。
新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-ツァガンサル前の干草補給


で、ツァガンサルの4日目、とりあえずウランバートル市内での年始周りが落ち着いたところで、アドーチ君一家とガナー君と子供達と一緒に、草原にツァガンサルの挨拶に行こうということになったわけです。

あれだけ、「干草と餌が欲しい」と切羽詰っていたのだから、今回はフスマと燕麦を補給してあげよう、と40kgのフスマを6袋、35kgの燕麦を3袋、積み込んでいきました。

新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-餌クッションとソートン


さすがにお正月気分も抜けきらない週末の日曜日ですから、フスマと燕麦はいつも買い付ける商人さんに連絡つけておいたから調達はできましたが、干草はそもそも売り場に誰も出ていなかったため断念でした。

というわけで、ふかふか、ふわふわ、みっしりと積み上げられた餌の上に、ソートンが乗る、というスタイルで出発することになりました。

ソートン的には、大好きなフロントガラスごしの正面の風景がバッチリ見られるし、ベッドのように軟らかく、温かい餌の上で寝そべるので、超快適だったようでした。

というわけで、1週間ぶりの草原に出発です。(つづく)

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