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私は素直派!


モンゴルだるま@モンゴル語通訳・翻訳・エコツアーガイド&オペレーター兼業遊牧民です。
あなたは素直ですか?天邪鬼ですか?
私は子供の頃から素直がイチバン、と思っております。

天邪鬼ってなんか少女マンガとかに出てきて、ドラマチックな恋愛が楽しめたり、波乱万丈な出世物語の主人公になれそうなんだけどね。

でもリアルライフでは、漫画の「心のふきだし」が読めるわけじゃないから他人は、その人の発言や行動で判断するしかないわけで。やっぱ、誤解されるような態度や言動は、他人の反発を食らう。誤解じゃなくて、他人にとっては言葉通りに受け止めてるわけですしね。

で、私のお仕事である通訳にせよ、翻訳にせよ、エコツアーガイドにせよ、ツアーオペレーターにせよ、プロジェクトコーディネーターにせよ、兼業遊牧にせよ、どれも「独りよがり」ではやってけません。

両側に言葉が通じないけど、何か同じ対象に向き合っている人たちが必要としてくれない限りは、自分が「やりたい」っていってても通訳の仕事は成立しません。

翻訳も、客観的だったり専門的だったり、ネイティブだったりの目で精査してもらうと、もっともっと仕事として良いものに出来る。だから、いろんな分野の専門家や研究者、現場の人たちに、相談できるような人脈が必要なわけで、そのためにも日頃から良好な関係を築いておく必要がある。気軽に相談できるような関係って、やっぱり素直な気持ちでいるほうが作りやすいのです。

エコツアーは、特に、地元の人たち・地方や国の行政・学者さんや研究者・旅行者さんなどとの連携がなければ成立しない旅行形態ですから、あまのじゃくな態度で関係各所を混乱させることはあってはならないし、「自分が主役」みたいな主義主張を押し通そうとするのは逆効果。

みんなにとっての「Win-Win」であり、それぞれが担うべき「責任」や「役割」をお互いが「ま、それならいいよ」って納得して引き受けていただける方向に持っていけるかどうかが、エコツアーを作る私のお役目です。

まずは皆さんのお話(言い分)を素直な気持ちで、真正面から受け止める。
自分のやりたいエコツアーを実現するには、連携する人たちからの共感を得なければいけないし、その前に、関係者の人たちの想いや目標にも共感できなきゃつまらない。
気持ちをピュアに、相手がワクワクしながらツアーにかかわりたいってツボを見つけていくのはとても楽しく、やりがいのある作業なのです。


兼業遊牧は、都会での仕事と並行して生き物である家畜を飼っているので、家畜の世話を委託している契約遊牧民との関係が良好でなければ成立しません。
この兼業遊牧というスタイルをはじめて3回目の越冬をしているところですが、まだまだ試行錯誤中で、教えていただくことも多いし、自分で修行しなきゃいけない仕事も多い。

ピュアな気持ちで向かわないと、そもそも家畜は近寄ってさえくれない。

そんなわけで、モンゴル国で外国人が庶民として暮らすためには、「素直に生きる」ことはとっても重要な処世術なのです。処世術っていうとちょっといやらしいけど。

素直さって言い換えれば、適応能力ってことなのかもしれない。
その場にある状況を、まっすぐに受け止められるって言う意味で。

外国で暮らすってことだけじゃなく、どこで何をしていても、幸せに笑って生きていくためには、素直さ(適応能力+協調性+ポジティブ思考)が大事じゃないかしらん?

モンゴルの草原は「素直さ」のパワーが最大限に生かされる・引き出せる環境だと思います。

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