モンゴルだるま@モンゴル語通訳・翻訳・エコツアーガイド&オペレーター兼業遊牧民です。
昨日は、我が家のWIMAXのネット回線が不具合で、せっかく長時間かけて長文で書いた記事はアップロードできず。
でも、不思議なもので、こんな感じで、アンテナはバリ立ってるのに、更新エラーが出るときって読み返してみると、「更新しとかなくてよかったー」ってグダグダ記事であることが多い。
というわけで、気を取り直して、新たに書いてます。
さて、今日はこれから草原です。
モンゴルの旧正月は2月22日からなので、その前の最後の狼狩り+家畜用の飼料を届けに行きます。
今年は雪が多いのと寒さがかなり厳しく、吹雪いたり、ブリザードなどに襲われて、放牧できない日も結構あるようなので、自分たちが想定していた以上に人間が用意した餌(干草・燕麦・ふすま)を使うことが多かったのでした。
先週は、知り合いが凍結しちゃって使い物にならなくなった根菜(ショーダイという大きなズタ袋に、大体1袋あたり20kg弱分くらいのジャガイモとかキャベツ、マンジン(黄色いカブ)などが詰まっていたのを5袋分)をくれたので、羊や山羊たちにとっては、大ご馳走のオンパレードになっているはずですが、馬にとっては、燕麦が一番のパワーフード。
オラーナ君がツァガンサルに行われる地元の競馬に、ツォーホルを出場させる、といっていて、そのための調整があるので、カロリーの高い餌を適度に食べさせて体力を落とさないようにしなきゃいけないのです。
子馬と母馬、それに放牧など乗用で繋いでいるホンゴルなども燕麦とフスマを混ぜて発酵させた餌を食べさせている。
トラック1台分、140束分あった干草も大分数が減ってきています。
フスマと燕麦がなくなっちゃった、ということで、ご近所さんから「借りている」状況なので、やはり新年を迎える前に「ご近所様への借り」は返さないとねぇってことであります。
寒さは1月に比べるとかなり緩んできている気がするのですが、草原の春はまだまだ遠い話のようです。
一応、オオカミの発情期は先月までで終わり、大きな群も解散したようで、あまりオオカミ被害の話は聞かなくなったのがせめてものよいニュース。
早生まれの子羊の出産はまだ続いているようです。
先週行ったときは10頭目が生まれていたのですが、今週はどうだろう?
ツァガンサルが終わったら、3月ー4月ぐらいからは、本来の計画していた出産が始まります。
計画外の出産は、子羊たちは元気にすくすく育っているのですが、やはりお母さん達には負担が大きいらしく、オッパイがほとんど出ない。
だから、子牛が大きくなった母さん牛から牛乳をわけてもらっています。
うちは牛を持ってないので、委託遊牧民のところの牛乳をつかってもらっているのですが、10頭もの子羊にあげるために、オラーナ君夫婦のお茶は、「ハルツァイ(ミルクの入っていない粗茶)」になっちゃっています。
街でも量り売りのクリームたっぷりのミルクは値上がりしているので、今年は子牛つきの乳牛も増やそうかなぁ・・・

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昨日は、我が家のWIMAXのネット回線が不具合で、せっかく長時間かけて長文で書いた記事はアップロードできず。
でも、不思議なもので、こんな感じで、アンテナはバリ立ってるのに、更新エラーが出るときって読み返してみると、「更新しとかなくてよかったー」ってグダグダ記事であることが多い。
というわけで、気を取り直して、新たに書いてます。
さて、今日はこれから草原です。
モンゴルの旧正月は2月22日からなので、その前の最後の狼狩り+家畜用の飼料を届けに行きます。
今年は雪が多いのと寒さがかなり厳しく、吹雪いたり、ブリザードなどに襲われて、放牧できない日も結構あるようなので、自分たちが想定していた以上に人間が用意した餌(干草・燕麦・ふすま)を使うことが多かったのでした。
先週は、知り合いが凍結しちゃって使い物にならなくなった根菜(ショーダイという大きなズタ袋に、大体1袋あたり20kg弱分くらいのジャガイモとかキャベツ、マンジン(黄色いカブ)などが詰まっていたのを5袋分)をくれたので、羊や山羊たちにとっては、大ご馳走のオンパレードになっているはずですが、馬にとっては、燕麦が一番のパワーフード。
オラーナ君がツァガンサルに行われる地元の競馬に、ツォーホルを出場させる、といっていて、そのための調整があるので、カロリーの高い餌を適度に食べさせて体力を落とさないようにしなきゃいけないのです。
子馬と母馬、それに放牧など乗用で繋いでいるホンゴルなども燕麦とフスマを混ぜて発酵させた餌を食べさせている。
トラック1台分、140束分あった干草も大分数が減ってきています。
フスマと燕麦がなくなっちゃった、ということで、ご近所さんから「借りている」状況なので、やはり新年を迎える前に「ご近所様への借り」は返さないとねぇってことであります。
寒さは1月に比べるとかなり緩んできている気がするのですが、草原の春はまだまだ遠い話のようです。
一応、オオカミの発情期は先月までで終わり、大きな群も解散したようで、あまりオオカミ被害の話は聞かなくなったのがせめてものよいニュース。
早生まれの子羊の出産はまだ続いているようです。
先週行ったときは10頭目が生まれていたのですが、今週はどうだろう?
ツァガンサルが終わったら、3月ー4月ぐらいからは、本来の計画していた出産が始まります。
計画外の出産は、子羊たちは元気にすくすく育っているのですが、やはりお母さん達には負担が大きいらしく、オッパイがほとんど出ない。
だから、子牛が大きくなった母さん牛から牛乳をわけてもらっています。
うちは牛を持ってないので、委託遊牧民のところの牛乳をつかってもらっているのですが、10頭もの子羊にあげるために、オラーナ君夫婦のお茶は、「ハルツァイ(ミルクの入っていない粗茶)」になっちゃっています。
街でも量り売りのクリームたっぷりのミルクは値上がりしているので、今年は子牛つきの乳牛も増やそうかなぁ・・・

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