モンゴルだるま@モンゴル国です。
風邪もそろそろ直りかけ、だと思い、今日は出歩きました。
日本の大学・大学院を卒業したモンゴル人のOB/OG会(JUGAMO)と日本人会の懇親会の宴。
ノンアルコール派の私は、会費10,000tg(ソフトドリンク1杯付き)のはずが、ビール所望の参加者多数ってことでいきなり、「ビール飲み放題で20,000tg」と会費がインフレを起こし、かつ、食事で割り勘負けを払拭しようと思ったら、お弁当だった・・・というオチで完全に負けました。
おそるべし、モンゴル人仕切りの宴会orz
でも学生時代の友達とかお世話になってた方などに再会できて楽しかったから、よし、とする。
これから毎月第3水曜日にやりましょーねー、みたいな話で終わったみたい。
カラオケの音がでかすぎて、病み上がりの耳には、全然聞こえんかった・・・
って話とは全然関係なくって・・・
ブログデザインをクリスマス風に変えました、って話で、Changeってタイトルにしただけだったりする。
つまらん内容ですみませぬ。
病み上がりだから許して。
割り勘負けした宴会ほど疲れるものはない、と知りました。
実際、これまで「飲めない分、食う」っという戦略で、数々の宴会で勝ってきたので、この敗北感は、おそらく宴会、というものを体験することになった15の夏以来、であります。
このようなことからも、モンゴル人と張り合っても仕方がない。
モンゴル人のルール変更に腹を立てても、馬鹿を見るのは自分である、という教訓を得たのは貴重なことです。
仕切ったものが勝つ。というのもまた、教訓。
つまりは、フォロワーではダメなのです。自主的に動いてこそ、勝利を得られるのだ・・・
割り勘負けは絶対しない、自分のお店で原価割れを起こすくらいなら会費を上げる。
これができるのも、モンゴル人ならでは。
日本人には、こんなこと、爽やかに笑顔でさらっと切り出せるわけがない。
両国の大使のご挨拶、それぞれ感動的だったのですが、
S新大使のスピーチは素晴らしかった。
「外交官はマラソン選手ではなく、駅伝選手だと思っている。次につなげてこその外交で、自分ひとりが全力疾走しても、あとに繋げられなければ意味はない」といったようなことでした。
今まで、このように「繋げていく」ってことを名言した大使、いらっしゃったでしょうか?
モンゴルとの外交を知り尽くしているからこその名言の数々。
日本人だけでなく、モンゴル人からも期待されている傑物なのであります。
「モンゴル人と日本人が似ている」と思って何かを一緒にやろうとしても、そのうちうまくいかなくなる、最初から違うもの、と覚悟して付き合うべし。
これもまた私が旧ブログでも書き続けてきた主張であり、「我が意を得たり!」と膝を打ちたい気分でした。
顔が似てる、とかいう人、多いし、確かに、そうだと思うんだけど、まとっているオーラというか雰囲気が全然違う。似てるっていうのと一緒ってのは全然違うっていうのが、にじみ出ている。
どんだけ日本語が上手でも、きっちりと骨の隋までモンゴル人であり、彼らはそのことを誇りに思い、モンゴルで錦をあげる、モンゴルというブランドを世界にのし上げていくってことを志として国外に留学し、そして、成功している人たちなのです。
私もまた、モンゴル語を使って普段暮らし、モンゴル人的に家畜を所有し、草原の暮らしを愛しているけれど、マインドはやっぱり、大和魂であります。
剣道で培った人の道の精神を礎に、高校でたたきこまれた自主・自由の精神を持ち、自己責任と自己管理を当たり前とうけとめ、そして、大学での山登りや野外生活で得た生きる力・・・日本人としての経験が骨格となったところに、モンゴルでの経験が肉となってついてきている。
自分が純粋のモンゴル人だったら、今の自分とはまったく違った生き様になっていたと思うし、モンゴルと関わらなかったら、私の人生もやっぱり全然違っていたと思うのです。
何を選ぶか、は宿命でありますが、その選んだことに対して、自覚的に立ち向かえるかどうか。
それは「なにじんか?」というアイデンティティではなく、「お前は何者か?」というアイデンティティに関わることであり、それこそが、自分自身を形作るものである、と思ったわけです。
こういうことって、自分と似て非なる他者との接触がないと案外、スルーしちゃう問題なのです。
久々に異文化交流しちゃった、という気がします。
何よりも自分が仕切ったり、裏方をせずに参加するイベントっていうのが、すごくレアだったので、いろんなことを客観的に・主観的にビビッドに感じられたのだと思います。
主催者の方々は日程が変更になったりと、調整も大変だったとは思いますが、実にさらっと力の抜け具体がいい感じで、楽しんでいるようだったので、その辺もさすが、モンゴル人。
宴会に強い民族だ、と思いました。
今回は、実に急な話だったのですが、次回からは、ご案内とかも流せる程度の余裕をもっての告知になるのじゃないかしら、と思っています。
ちなみに来月12月は、「忘年会で忙しいから」ない、そうです。
こういう配慮は、日本人っぽい?いや、忘年会にかける情熱はモンゴル人のほうが圧倒的に強いと思うから、もっともなことなのです。
にしても、日本留学組の皆さん、ほんとご立派に成功していらっしゃるし、日本語もお上手であります。
会場全体のほとんどが日本語なのに、私と話すときだけ、いきなりモンゴル語に切り替えるのは、とても・・・AWAYな気持ちになりました。。。
でも、ホント楽しかったので、また交流させていただきたいです。

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風邪もそろそろ直りかけ、だと思い、今日は出歩きました。
日本の大学・大学院を卒業したモンゴル人のOB/OG会(JUGAMO)と日本人会の懇親会の宴。
ノンアルコール派の私は、会費10,000tg(ソフトドリンク1杯付き)のはずが、ビール所望の参加者多数ってことでいきなり、「ビール飲み放題で20,000tg」と会費がインフレを起こし、かつ、食事で割り勘負けを払拭しようと思ったら、お弁当だった・・・というオチで完全に負けました。
おそるべし、モンゴル人仕切りの宴会orz
でも学生時代の友達とかお世話になってた方などに再会できて楽しかったから、よし、とする。
これから毎月第3水曜日にやりましょーねー、みたいな話で終わったみたい。
カラオケの音がでかすぎて、病み上がりの耳には、全然聞こえんかった・・・
って話とは全然関係なくって・・・
ブログデザインをクリスマス風に変えました、って話で、Changeってタイトルにしただけだったりする。
つまらん内容ですみませぬ。
病み上がりだから許して。
割り勘負けした宴会ほど疲れるものはない、と知りました。
実際、これまで「飲めない分、食う」っという戦略で、数々の宴会で勝ってきたので、この敗北感は、おそらく宴会、というものを体験することになった15の夏以来、であります。
このようなことからも、モンゴル人と張り合っても仕方がない。
モンゴル人のルール変更に腹を立てても、馬鹿を見るのは自分である、という教訓を得たのは貴重なことです。
仕切ったものが勝つ。というのもまた、教訓。
つまりは、フォロワーではダメなのです。自主的に動いてこそ、勝利を得られるのだ・・・
割り勘負けは絶対しない、自分のお店で原価割れを起こすくらいなら会費を上げる。
これができるのも、モンゴル人ならでは。
日本人には、こんなこと、爽やかに笑顔でさらっと切り出せるわけがない。
両国の大使のご挨拶、それぞれ感動的だったのですが、
S新大使のスピーチは素晴らしかった。
「外交官はマラソン選手ではなく、駅伝選手だと思っている。次につなげてこその外交で、自分ひとりが全力疾走しても、あとに繋げられなければ意味はない」といったようなことでした。
今まで、このように「繋げていく」ってことを名言した大使、いらっしゃったでしょうか?
モンゴルとの外交を知り尽くしているからこその名言の数々。
日本人だけでなく、モンゴル人からも期待されている傑物なのであります。
「モンゴル人と日本人が似ている」と思って何かを一緒にやろうとしても、そのうちうまくいかなくなる、最初から違うもの、と覚悟して付き合うべし。
これもまた私が旧ブログでも書き続けてきた主張であり、「我が意を得たり!」と膝を打ちたい気分でした。
顔が似てる、とかいう人、多いし、確かに、そうだと思うんだけど、まとっているオーラというか雰囲気が全然違う。似てるっていうのと一緒ってのは全然違うっていうのが、にじみ出ている。
どんだけ日本語が上手でも、きっちりと骨の隋までモンゴル人であり、彼らはそのことを誇りに思い、モンゴルで錦をあげる、モンゴルというブランドを世界にのし上げていくってことを志として国外に留学し、そして、成功している人たちなのです。
私もまた、モンゴル語を使って普段暮らし、モンゴル人的に家畜を所有し、草原の暮らしを愛しているけれど、マインドはやっぱり、大和魂であります。
剣道で培った人の道の精神を礎に、高校でたたきこまれた自主・自由の精神を持ち、自己責任と自己管理を当たり前とうけとめ、そして、大学での山登りや野外生活で得た生きる力・・・日本人としての経験が骨格となったところに、モンゴルでの経験が肉となってついてきている。
自分が純粋のモンゴル人だったら、今の自分とはまったく違った生き様になっていたと思うし、モンゴルと関わらなかったら、私の人生もやっぱり全然違っていたと思うのです。
何を選ぶか、は宿命でありますが、その選んだことに対して、自覚的に立ち向かえるかどうか。
それは「なにじんか?」というアイデンティティではなく、「お前は何者か?」というアイデンティティに関わることであり、それこそが、自分自身を形作るものである、と思ったわけです。
こういうことって、自分と似て非なる他者との接触がないと案外、スルーしちゃう問題なのです。
久々に異文化交流しちゃった、という気がします。
何よりも自分が仕切ったり、裏方をせずに参加するイベントっていうのが、すごくレアだったので、いろんなことを客観的に・主観的にビビッドに感じられたのだと思います。
主催者の方々は日程が変更になったりと、調整も大変だったとは思いますが、実にさらっと力の抜け具体がいい感じで、楽しんでいるようだったので、その辺もさすが、モンゴル人。
宴会に強い民族だ、と思いました。
今回は、実に急な話だったのですが、次回からは、ご案内とかも流せる程度の余裕をもっての告知になるのじゃないかしら、と思っています。
ちなみに来月12月は、「忘年会で忙しいから」ない、そうです。
こういう配慮は、日本人っぽい?いや、忘年会にかける情熱はモンゴル人のほうが圧倒的に強いと思うから、もっともなことなのです。
にしても、日本留学組の皆さん、ほんとご立派に成功していらっしゃるし、日本語もお上手であります。
会場全体のほとんどが日本語なのに、私と話すときだけ、いきなりモンゴル語に切り替えるのは、とても・・・AWAYな気持ちになりました。。。
でも、ホント楽しかったので、また交流させていただきたいです。

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