昨日は選挙の関係で酒の販売はNGだが、少し頭を捻れば飲める所はあるもので、外出先で私は珍しく昼間っからビールを数本。
いい感じに出来上がった頃、知人より連絡があり、ドンムアンまで行く事となった。
普通ならタクシーに乗るのだが、通りに出てみるとロットゥー(乗り合いバン)の停留地が目に入った。
ロットゥーなんて、しょせん乗り合いだし、運転は酷いし、なんら良い所はないのだが、最後に乗ったのは数年前。もうここで乗らないと一生乗る機会ない、と今考えると明らかにアルコール臭いアイデアが浮かび、ドンムアン方面に行くロットゥーに乗り込んだ。
目的地に着き、ロットゥーを降りた。
なぜか乗ってきたロットゥーがハイビームをつけクラクションを連発していたのだが、またどうせイカレタ運転手の仕業だと思い、その場を立ち去った。
料金を払っていなかった事に気づいたのは実に30分後。
予め40バーツだと確認し、20バーツ札2枚をポケットに入れていたのだが、支払いを忘れれるとは本末転倒の極みである。
アルコールの仕業かというと、そうとは言えないような気がする。
ここ数年の著しい記憶力低下。
「自慢ではないが~」、という表現方法は、つまり自分から自慢ですと前置きしているだけの事だから、予め自慢です、と言わせてもらうが、
幼少時から、記憶力は最大のウリだった。
これまで大した事をしてきてはいないが、受験、アメリカでのTOEFL、社会人になってのTOEIC、仕事での修羅場、その他諸々の節目、それら全てにおいて、努力そのものは最低限に留めつつ、大部分を記憶力で補うというズルいやり方で対応してきた。
ここ数年間の記憶の衰えは、一体何だろうか。
明らかに以前と比べ、物覚えが悪くなったと感じ始めたのは30歳を少し超えたあたりから。
日々、色々な事を記憶しなければならない状況がある。
例えば仕事中。 あるメールを作成中に、他にもメールをしないといけない事を思い出す。
まずは今のメール送信をするのが先だから、これが終わった次にそれに取り掛かろう、と頭の中で整理をするわけだが、メールを出し終わる頃には、すっかり次出すはずだったメールの事など無かった事になっていたりする。
そして、30分後、ふとした瞬間に、「あ、あれ忘れてた」と思い出すという体たらく。
昔からメモはとらない主義だった。
なぜなら、これもウリである記憶力をフル活用して、重要なポイントは全てメモなしで全て頭に叩き込む事が出来たからだ。
全盛期の名残か、単に癖なのか、今でもそういう事をしてしまいがち。
だが今では、2、3日経つと、綺麗さっぱり忘れており、どうしても思い出せない。 だから、最近ではメモをとるようになった。
老化や病気を考えるのはまだ早いのだが、「若年性アルツハイマー」などとググる衝動は抑えきれない。
ただ、自分の中で(良いように)分析した結果は、
仕事に対してのモチベーションの低さ、それと生活が緩慢になりすぎているからではないかと考えている。
ただ、それが「老い」そのもの、だと言われてしまうと返す言葉はない。
もしくは、これが「タイ化」?