タイ人の愛情表現は非常に豊か。

恋人への尽くし方は尋常ではなく、時に勢いあまってストーカー、脅迫、自傷、自殺、殺人、阿部定のような表現方法が取られる事も多いが、これらも言ってみれば純粋で一途だからこそ。

では、恋人になる前、初期の段階ではどのようにアプローチをしているのか?

やはり、例に漏れず、猛烈且つ強引な手法がスタンダードなのか?

これまでの私の体験とタイ人観察記録から判断すると、意外にそうではない。 猛烈に攻め始めるのはある一定の下ごしらえが終わってからである。 つまり、ある程度イケルという感触を得た段階で本格的に攻め始める。 

これは別にタイ人に限ったことでもないと思う。 日本でもどこでもそうだろう。 まず最初に仲良くなるキッカケをつかむのが先決。 日本でなら、まず他愛もない会話から切り込み、メアドや電話番号をゲット出来るようにがんばる、といった具合だろうか。

だが、タイの場合、もっと簡単、そして直感的なやり方が基本。

ガン見

気になる子にはまずガン見。

チラ見のようなショボイ見かたではなく、これでもかというくらいのガン見。 1回あたり最低5秒。

そこまでガン見をされるている、見られている側はすぐに気づく。 「え?」と思うわけだが、もしこれが自分も気に入っている、もしくは悪くないと思っている人からのガン見であれば、ガン見された側も目線を合わせてくる。

これがいわゆる「目線返し」。

「目線返し」の定義は最低2秒以上。 コンマ5秒ほどの目線が返ってきたとしても、それは「目線返し」ではなく、「何コイツ。ウザいんだけど。」という意味を含んでいる可能性があるからだ。

一度だけ目線があっただけでは偶然の可能性もあるため、数日かけて何度もガン見をする。 もし、その度に相手から「目線返し」があるようであれば、この時点で下ごしらえ完了、となる。

逆に相手にまったくその気がない場合は、何度ガン見をしても「目線返し」はない。あったとしてもすぐにソッポを向かれる。 つまり、その時点でそれ以上のアプローチが成功する可能性はほぼ無いという事である。

このガン見という手法、原始的だが実に効果的、且つ後味の悪さを残さない優れ物だと思う。

気になっている子にあの手この手を使って近寄ったはいいものの、相手にはまったくその気がなく、電話番号さえもゲットできなかったとなると、お互いの間になんとも言えない気まずさが残る。 

ハイリスク。

これがガン見の場合、良い結果で無かった場合にしても、ただガン見しただけの事であり、別にその後の関係に害が及ぶ事もない。 

ローリスク。

ガン見は、ローリスク、ハイリターン。

考えてみれば、自分の好意をアピールするにガン見ほど基本的なものはない。

好きだから、興味があるから、じーっと見る。 それだけのことだ。

タイ人は基本に忠実なわけだ。 


本日のポイント、

・気になる子にはとりあえずガン見。 

・気になる子から「目線返し」がある場合はイケる可能性大。

・まったく好きでも無い子からの目線にはむやみに「目線返し」をしないこと。


にほんブログ村 タイ情報