先日、近場の海に出かけた。
バンコクから2時間以内にあるビーチのため、タイ人の若者が多かったのだが、女の子の服装を見ていると、海らしく洒落た帽子にサングラスなんかつけている子が多く、
タイ人もオシャレになったもんだ、とシミジミ思った。
私がタイに関わり初めたのはほんの8、9年ほど。
8、9年という時間は一昔前と表現出来るだけのものか分からないが、それでもその間にタイ人の服装はかなり大きく変わったような気がする。
一昔前であれば、ビーチで見るタイ人女性は、決まってデカイTシャツに短パン。 基本的には海には入らず、ビーチシェアに寝っころがって飯を食ったり、おしゃべりをしながら恒例の写真撮影。
海に入ったとしても、デカイTシャツ着たまま入るもんだから、見る側(男側)としては何の楽しみもなく、特に外国人の我々からすると、「まったくタイ人は保守的だな」などと文句の一つも垂れながら、同時にそんな保守的なタイ人の中に、我々が勝手にイメージするタイらしさ、を見出したような気になっていたのだ。
今でも、タイ人の若者が多く集まるビーチに行けば、デカT短パンの古き良き系タイ人女性はいるのだが、それよりもそれなりの海着(何ていうのか知らないが、丈が長い、海用の女性服みたいなの)や水着を着て海に入っている子が多くなった。
見る側の立場からして、デカT時代と比較してエンターテイメント性が格段に向上したのは間違いないが、少しばかりの寂しさを感じるというのも9対1くらいの割合である。 (寂しさの方が1である事、一応補足しておく)
帰り際、50メートルくらい先に物凄いカワイイ子を発見。
服装もオシャレだし、「この瞬間だけで海に来た甲斐あったわ」、と一人静かにテンションあがり意味もなく残りのビアシインを一気飲みしたのだが、最近お寺でタンブンをしたおかげだろうか、帰りの渡し船で私の隣に偶然その子が座るという事件まで発生。
その子。船に乗り込む直前まで泳いでいたので、全身濡れており、足や手からも水が滴り落ちている。
自然と目が行ってしまう。
あ!と思った瞬間、見えたのは、スネ毛びっしりの足。 濡れてるからそれがピッタリと足に貼りついている。
そんな!と反射的にその子の顔を見た瞬間、見えたものは、口元のウブ毛、というかヒゲ。 濡れてるからそれがピッタリと口元に貼りついている。
嗚呼、と嘆くと同時、「やっぱこれだよなタイは」と妙な安堵をおぼえながら、その日約15本目のビアシンを舐めた。
と、こんな風にこの記事を終えようと思っていたのだが、
「タイ人もおしゃれになったもんだ」、と関心したのは、もしかすると既に結構入っていた酒のせいで、思考が鈍っていただけなのかもしれないな、と考えた。
というのも、これを書きながら一息ついて、オフィスを見回してみた。
ゴツいカチューシャ?(何ていうのかよく知らないが、髪留め?)を頭に載せてる人。
全身ピンクな人。
ワンピース着ているのだけど、体重ありすぎてパッと見ただの妊婦な人
などなど、よく見てみると、殆どがオシャレのオの字にも達していないレベル。