ガンダン寺をあとにして、
祈りで鎮まった気持ちで駅へ着くと、
一転して、出発への混雑でにぎわうホーム。

モンゴルのモ-ウランバートル駅ホーム

女性の乗務員に切符をみせて乗り込む。
4人の寝台コンパートメント。
若い姉妹と内モンゴル自治区の男性と一緒になった。

列車が街を離れると、
再び大草原が広がる。

車両の数がおそろしく多い。
等高線沿いに走るため、
自分の乗っている列車の先頭が
山肌に沿ってカーブしていくのを、
座席から眺めることができる。

モンゴルのモ-長い車両

大陸を走っているという実感。
国内移動とはいえ、
列車が走る線路はシベリア鉄道と同じなのだ。

食堂車で、合席になった人たちから、
ビールと食事をごちそうになり、
話ははずみ、なかなか自分の車両に帰れない。

モンゴルのモ-食堂車

「モンゴルでたくさん友達を作る必要はない。
本当の友達は一人でいい。」
含蓄のある言葉である。
言った本人がへべれけだったことはさて置き。

一夜明けて。
窓の外は姿を変えていた。
草原から草雑じりの土と砂の平原へと。

モンゴルのモ-ゴビ砂漠

朝7時、終点ザミンウード駅に到着。
漢字でも駅名が書かれているあたりに、
中国との国境の町という気配が漂う。

モンゴルのモ-ザミンウード駅