モンゴルだるま@ウランバートルです。
今日はいろいろ忙しい日でした。
でも外を歩くと、いろいろな知り合いに出くわします。
急いでいて、仕事があわただしいはずなのに、ついつい立ち話で相手の鼻の頭が真っ赤になり、鼻水のつららができそうになるまで、長引かせてしまうおしゃべりスズメな自分に反省。

さて、在モンゴル日本国大使館よりのお知らせです。
このたびの東北地方太平洋沖地震の義援金のうち、日本大使館がとりまとめてくださる義援金口座のお知らせです。

今日、でくわして、鼻を真っ赤にするまで語り合うはめになった人の一人に、前回、モンゴル語での災害対策マニュアルの初版のモンゴル語チェックなどを手伝ってくれたニンジンさんがいます。
彼女の話によると、MTA=モンゴル観光協会の日本委員会(モンゴル人主体の日本市場をターゲットにしているツアーオペレーターで作っている組織。いれてくれーって申し込んだのですが、「あんた、日本人でしょ。」と反対してる人がいるらしく、断念。モンゴル国内法には、外資系も国内企業と同様にモンゴル法人格とみなすって法律にはあるのにさ・・・そのわりに外資系のほうが税金やらなにやら待遇悪い感じなので納得いかないが、ま、いいや。弊社は独自で行きます。)でも、1企業あたりン十万トゥグルグの寄付ノルマがあるんだとか。
頭が下がります。
モンゴル人も10年前とはくらべものにならないくらいの富裕層というのも出てきていて、1社当たりン十万から百万トゥグルグ単位の義援金でも出せる企業や個人がいて、しかも20年前からの日本との友好交流・援助協力事業などがあって、日本がモンゴルの民主化・市場経済化への道を歩むためにどれだけ貢献したかをわかっているから、だれもが、日本のために何かをしたい、と思っている傾向がある、とのこと。ほんとにつらく大きな災害に見舞われた日本ですが、このように真心のこもった思いを寄せてくれるモンゴル人が多いこと、心強く思いました。

さて、在留邦人の私たちが確実に被災地に貢献するための安全な道が開かれましたよ。
日本大使館でも、義援金口座開設のお知らせです。
以下、大使館からのお知らせ。

でも、依然、災害対策マニュアルモンゴル語版の改訂版をアップした際に、「たぶん、このワードによってNGにされちゃったんだろう」という単語が入ってのお知らせだったので一部修正させていただいております。

モンゴル赤十字にいくと、ちょっとピンハネされるらしい、とモンゴル人たちがいうので、心配していたのですが、日本大使館の口座への義援金は直接日本赤十字に送られるそうです。

日本人会としても何かのアクションを、というお話が回ってきましたが、そちらはまだ決まっていないようです。組織としての動き以外にも個人で気持ちを貢献できる形に変えたい方はぜひご協力くださいませ。

21日は日本では祝日ですが、


 今回の東北地方太平洋沖地震に際し、在モンゴル日本大使館において、
下記のとおり義援金受け入れ専用の口座を開設しましたのでお知らせいた
します。なお、当館の義援金口座にお寄せ頂いた義援金につきましては、
当館より取りまとめの上、日本赤十字社に送金いたします。

                   記

銀行名:ハーン銀行

口座番号:トグログの場合:5038024137
        米ドルの場合:5038024148

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在モンゴル日本国大使館 
領事・警備班  担当 (担当官のご氏名がありましたが、割愛
TEL 11-320777
FAX 11-313332
E-mail : info_jpnemb@mongol.net
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