モンゴルだるま@ウランバートルです。
今日はかなり本業でがんばってみました。
本業がんばりながら、フェイスブックでモンゴル語で被災者向けにモンゴル語・ロシア語・英語・日本語などマルチリンガルに必要な対策知識や、実況情報提供などを提供しているArai Yukiyasu君とチャット。情報交換しながら、連携体制を確保。

仙台の人たちは、とりあえずは無事みたいなんだけど、なんとか脱出したい、という人たちもいつつ、どこにどのようなルートで移動すればいいのか、わからない、、、というつぶやきがあったのを拾いました。

ちょうど、エコツーリズムセンターの広瀬敏道さんが被災者支援のための視察で15日の朝、福島から戻ってきた、というお話があり、そこで、車のルートや道の状況などがわかりました。
また「あいのり」メンバーでモンゴルロケで知り合った鉄平さんからも、山形、新潟に抜けるルートがあるという情報をいただき、さっそく情報提供。

無事、山形に出発できたそうです。
昨日の大使館の避難用専用バスは山形県山形駅に17時集合で、とメールなどで告知はしたようですが、まだ落ち着かない被災地のモンゴル人たちは、山形までたどり着くルートが思いつかず、途方にくれていたようです。

というわけで、フェイスブックすげー、ということと、情報の共有・交換・連携って今、すごく機能させる必要があるんだな、というのを実感しました。


福島第一原子力発電所の事故はかなり深刻な放射能汚染を覚悟せねばならぬようです。
実家の両親に「頼むから逃げてくれ」といったところ、「今更もう遅い。道の途中で地震で道が壊れて交通事故で死んだり、広島帰る途中でガソリン切れて立ち往生するのも嫌だ。モンゴルに行くって選択肢はぜーーーーーーーったいにないから、あんたも覚悟決めて頂戴。やれることはやってるけど、どうにもならないこともあるんだから、心配するのやめてちょうだい」と言われてしまいました。
戦中派の肝っ玉というか、天然の危機感のなさってすごい。
私もある意味覚悟を決めるしかないようです。


以下、荒井君がフェイスブックに出してくれた日本語+モンゴル語の「被曝を防ぐために一般市民ができることの心得」記事です。

「外出控え、ぬれないように」=放射性物質、雨で地上に-専門家、屋内退避呼び掛け
 気象庁発表によると、福島県内では15日昼すぎから16日にかけ、雨や雪が予想されている。放射性物質が雨水に付着して地上に達する可能性があるといい、専門家は付近住民に「外出を控え、雨にぬれないようにしてほしい」と呼び掛けている。
 原子力資料情報室(東京都新宿区)によると、放射能漏れが起きた地域に雨が降った場合、大気中の放射性物質が雨水に付着し、遠くに飛散せずに地上に落下する。そのため、遠隔地に被害が及びにくくなる一方、付近の地域の放射能汚染度が強まる傾向にあるという。
 避難などでやむを得ず外出する際は、傘やレインコート、マスクなどで身を守り、屋内に戻ったらシャワーで体を洗い流すなどして、放射性物質の体内への吸収を避けることが重要という。同情報室は「雨にぬれたコートなどは玄関などの決められた場所に置き、不用意に屋内に持ち込まないことも大切だ」としている。(2011/03/15-13:38)

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031500619


Зайлшгүй гадаа гарах шаардлагатай бол:
- Маск зүүн,
-борооны цув, усны гутал өмсөж, зонтик барих.
- Гаднаас орж ирээд норсон цув, зонтикоо үүд зэрэг тогтсон газарт орхиж, гэртээ аль болох оруулж ирэхгүй байх.
- Шүршүүрт орж биеэ сайтар угаах зэргээр цацраг идэвхт бодисын агаар дэгдэлтийг багагас арга хэмжээг авах хэрэгтэй

みんな、どうか御無事で。
困ったことがあったら、ツイッターでもフェイスブックでも、このブログでもどこでもいいから呟いてみてください。
私たちはできる限り、助けを呼ぶ声に耳を澄まして、言葉を使って、できるかぎりの応援をしたいと思います。

楽観して、がんばりましょう、なんて気軽にはいえない。
だけど、あきらめないで、絶対に生き延びてください。
Pray for Japan.
日本にいるすべての人に愛が降り注ぎますように。