モンゴルだるま@ウランバートルです。
翻訳作業とかリサーチしながらもテレビに釘付けです。
日本も大変なことになっておりますが、モンゴルもまた今週末は吹雪・大雪警報が出ております。
気象警報で面白いのは、「子供を放牧させるときは余り遠くに行かせるな」という注意喚起をアナウンサーが必ず枕詞みたいにつけていることです。
昨日、今日と暖かい日が続き、ひなたの雪は融けてぬかるみとなり、犬の散歩をしたあと、どろんこ君の大型犬の処理がえらい騒ぎです。
春の天気は変わりやすく、寒さ厳しい真冬よりも遊牧民にとって要注意なのは、むしろ春。
3月中旬の今頃から5月半ばに草原の若芽が顔を出すまでは油断できません。
特に、飲み水用の雪ではなく、雪解けした水を家畜たちが飲みたがるわけですが、氷がゆるんで割れやすくなっている河川に羊や山羊の群が一気に水に向かって集まると、思わぬ被害が発生します。
川の氷がゆるんでいても、吹雪や大雪で覆われていると、どこまでが陸地でどこからが川で、どこに穴が開いているか、まったくわからなくなっちゃうんですね。そして、羊や山羊の集団行動は、「よりによって」なときに発揮される困った本能なのです。一頭がギャーギャー騒ぎながら割れた氷の穴に飲み込まれていくと、パニくったその他大勢たちも後に続いて自殺行為に走るのですから、たまったものじゃありません。
春の羊・山羊の放牧は、ほとんど人間がつきっきりで監視します。
うちは、羊の種付けを例年より遅くして、厳冬期の母家畜の体の負担を抑える作戦をとりましたが、一般的には、今頃から子羊・子ヤギが出産シーズンになります。草原で産み落とされた子家畜たちを、すばやく監視役の遊牧民が回収しないと、羊水でびちょびちょの体で凍えたり、鳥や狐、オオカミなどの天敵に襲われたりします。
去年は、20頭ばかりせっかく生まれた子羊・子山羊をみすみす放牧中にワシにさらわれました。さらに虚弱な15頭をわが自宅アパートにて保護して結構元気回復させたのに、群に戻した翌日にみーんな死んじゃった、という哀しい報告を受けました。
春は家畜が増えるチャンスですが、大量に失うリスクも大きい季節です。
ともあれ、今週末は、家畜を飼ってる人もそうでない人も、よっぽどの理由がない限りは、地方都市間とかの移動は控えたほうが身のためです。

翻訳作業とかリサーチしながらもテレビに釘付けです。
日本も大変なことになっておりますが、モンゴルもまた今週末は吹雪・大雪警報が出ております。
気象警報で面白いのは、「子供を放牧させるときは余り遠くに行かせるな」という注意喚起をアナウンサーが必ず枕詞みたいにつけていることです。
昨日、今日と暖かい日が続き、ひなたの雪は融けてぬかるみとなり、犬の散歩をしたあと、どろんこ君の大型犬の処理がえらい騒ぎです。
春の天気は変わりやすく、寒さ厳しい真冬よりも遊牧民にとって要注意なのは、むしろ春。
3月中旬の今頃から5月半ばに草原の若芽が顔を出すまでは油断できません。
特に、飲み水用の雪ではなく、雪解けした水を家畜たちが飲みたがるわけですが、氷がゆるんで割れやすくなっている河川に羊や山羊の群が一気に水に向かって集まると、思わぬ被害が発生します。
川の氷がゆるんでいても、吹雪や大雪で覆われていると、どこまでが陸地でどこからが川で、どこに穴が開いているか、まったくわからなくなっちゃうんですね。そして、羊や山羊の集団行動は、「よりによって」なときに発揮される困った本能なのです。一頭がギャーギャー騒ぎながら割れた氷の穴に飲み込まれていくと、パニくったその他大勢たちも後に続いて自殺行為に走るのですから、たまったものじゃありません。
春の羊・山羊の放牧は、ほとんど人間がつきっきりで監視します。
うちは、羊の種付けを例年より遅くして、厳冬期の母家畜の体の負担を抑える作戦をとりましたが、一般的には、今頃から子羊・子ヤギが出産シーズンになります。草原で産み落とされた子家畜たちを、すばやく監視役の遊牧民が回収しないと、羊水でびちょびちょの体で凍えたり、鳥や狐、オオカミなどの天敵に襲われたりします。
去年は、20頭ばかりせっかく生まれた子羊・子山羊をみすみす放牧中にワシにさらわれました。さらに虚弱な15頭をわが自宅アパートにて保護して結構元気回復させたのに、群に戻した翌日にみーんな死んじゃった、という哀しい報告を受けました。
春は家畜が増えるチャンスですが、大量に失うリスクも大きい季節です。
ともあれ、今週末は、家畜を飼ってる人もそうでない人も、よっぽどの理由がない限りは、地方都市間とかの移動は控えたほうが身のためです。
