最高6億円くじ『BIG』で6億円当たったら、まず何をしたい?? ブログネタ:最高6億円くじ『BIG』で6億円当たったら、まず何をしたい?? 参加中
宝くじとか買ったことのないモンゴルだるま@ウランバートルです。
21世紀になってから、モンゴル国内でも、いろんな「富くじ」の類がはやっております。
当たった、という話はあまりきいたことはないのですが、普通の乗用車にベタベタとポスターが貼り付けられた「富くじカー」が、富くじシーズンになるとウランバートルのあちこちで見られます。この手のタイプは、くじ代が当選賞金となるはずだけど、どうも、富くじを売ってる人の様子を見ていると、詐欺師にしか見えない。
当選がどうあってわかるのか?というのも不明だし。

私は運というのは、よくも悪くも人類みな平等に配分されていると思っているので、うっかり、くじなどというバブリーなもので当選しようものなら、多分、そこで一生分の強運を使い果たしかねない、と取り越し苦労なストレスをためてしまうでしょう。

でも6億円ってすごいですよね。
多分、一般的なサラリーマンの生涯所得、超えちゃうんじゃないですか?
そういえば、先日、あの「事業仕分け」で環境省のお役人様のしどろもどろな言葉尻が槍玉に上がってがっつり削減されることが決まってしまったエコツーリズム推進事業のための予算が5億円だったとか。

エコツーリズムというのは、エコ+ツーリズムだから、つまりは環境+観光業の振興なんでしょ。なら、観光業界にがんばってもらえばいいじゃない、というのが、何でもかんでも知ってますよー的に人の言葉尻をつついてはバッサバッサと長期展望で行政が見守るべき事業まで切り捨てていく事業仕分けの餌食になってしまったのは残念無念です。

エコツーリズムは別にツーリズムと対立するわけでもなければ、観光業界と一線を画しているわけでもないとは思うのですが、やっぱり、地方行政とか地元の人たちの連携や、そもそも地元意識のオリジナリティとか特産物=地域の宝物⇒その土地に行きたい!って旅行者の心をひきつけられる「魅力」を創出することが大事なんだと思います。
そして、この魅力の創出って、そう簡単にできるってものでもないし、地元の人たちが意識的にいろいろ仕掛けを作っていく部分と、当たり前に伝統的に受け継いできたものがあるかどうか、とかいう部分などもあり、それらの仕掛け作りは決して、利益に直結できる部分ではないとも思うのです。

もちろん、魅力的な観光地ができればツアー会社も飛びつくでしょうが、昨今のインターネット普及により、旅行会社が利益確保できていたチケットや宿泊施設等の予約手続きとか旅行保険加入とかが旅行者本人が独力で簡単にできるようになってしまったりで、ツアー会社がかなり厳しい経営状態に陥っている、というのが先月、一時帰国したときの印象です。

旅行商品の開発はもちろんしたいけれど、そもそもの行き先やルートの開発調査にコストを割くのは、よっぽど意識が高いか経営規模が大きいかでないと無理だと思うんですね。

よって、行政の予算を使って取り組んでいたエコツーリズム推進事業というのは、つまりは村ぐるみ・地域ぐるみでの資源開発・旅行者を受け入れるための仕組みづくりだったり、地元の人たちのモチベーションを上げるための普及活動だったりしたんじゃないのかなぁ?って思うのです。環境保全とか伝統文化の見直し、復興、次世代への継承などといった文化事業であったり、子供から大人にいたるまでの環境教育事業というのも重要なところです。

人の意識や価値観を変えていくってとっても大変。経済要因など死活問題にゆさぶられると人はかなり変わる、というのは、社会主義時代の統制経済が崩壊して、いきなり市場経済の荒海へと放り出されてから、なんとか舵取りしておぼれつつもなりふり構わず必死にやっていける人が主導権を握って、その国なりの経済システムの流れができてくるまでが、大体20年くらいか・・・とモンゴルの激動期に翻弄された木の葉の一枚として泳いできた私は思うのです。

20年間も一企業が商品開発のために取り組むなんてありえないですよね。
5年間だってあやしいものだ。
国家プロジェクトとか私が関わらせていただいたものの多くは、大体が1-3年くらいです。
でも3年ぐらいあれば一応の仕組みづくりぐらいはできるし、人々の意識に基本的な方針を植えつけるなり、マニュアルを作るなりはできる。

だから、年間予算が5億円って決して、その後の経済効果や地域の人々に対しての教育・文化の活性化などの裨益効果を考えたら、使いすぎってほどの予算規模じゃなかったと思います。

エコツーリズムの精神や基本理念自体が環境省のお役人様にきちんと理解されてなかったというか、結局、誰が担当だったのかは知らないけれど、お役人様の勉強不足のせいでまるっきり見当違いな方向でエコツーリズムの核心を理解されることなく、地域が永続的に自立的・持続的な振興ルートを築くための道が閉ざされたってことに対する憤り、、、

だから、6億円もゲットできたら、自分が好きな地域にてこ入れしてエコツーリズム振興ってことで、地元の面白いおじいちゃまやおばあちゃまの知恵袋的オハナシを伺ったり、村祭りの伝統的な形を見直したり、環境教育サイトを作ったりしたいなーって・・・
日本国内だと、やっぱり6億円なんて村おこし資金としてははした金かもしれませんね。

ならば、モンゴル国でやりたいなぁ。

ウランバートル近郊で100人くらい収容できるツーリストキャンプの基礎投資は、土地占有権や環境アセス等の手続き、ゲル購入、寝具やレストラン設備、給水施設、温水シャワー・水洗トイレ・汚水タンク設置などひっくるめても、150-200万円くらいなんだそうです。
毎年4月くらいになると、いざ許可を取って設備を整えてみたものの、意外と集客ができなくて経営難に陥ったとかで売りに出されるツーリストキャンプなどの広告が出るのです。自分の会社が最盛期に、いくつかの権利を購入しておけばよかったなぁ、とほんと投資の才能がなかったことに後悔いっぱいなのですが・・・

6億円全部を一気に使っちゃうのではなく、いくつかのサイト建築をして、3億円分ぐらいは基金として確保しておけば、利子で万が一お客さんがぜーんぜんこないってなっても、なんとかまわしていけるでしょう。できれば、ナショナルトラストみたいな形で、フブスグルのツァータンが暮らすタイガやイヌワシやユキヒョウ、アルガリなど希少種が生息するアルタイ山脈などにサンクチュアリを作りたいです。
野生生物保護のためのエリアはモンゴルは比較的、保護区指定されていると思うんだけど、自然や伝統を守りながら地道に生きているマイノリティグループに対する支援はほとんどありません。貧困層だから生活保護的に助成金なり支援金を出すっていうことではなく、民族的な、あるいは地域的な高い誇りを持って、伝統的な暮らしを継承する意義を感じて、お金儲けに走らずに地道に暮らしている人たちの自然と共存共栄する知恵や努力に対して、もっともっと現代社会は価値を認めるべきだって、大学で勉強している頃から考えていました。

6億円を1人でもらっちゃった!って意識でキープしていたら、モンゴルでは逆に人間関係が崩壊して、暮らしていけなくなっちゃう。だから、早めに持続的に恒久的に有意義に活用し、一生お金にも暮らしにも困らない体制を作っちゃうために、お金を使っちゃう、というのが正解だと考えます。

モンゴル人って、誰かがまとまったお金を持ってることがわかると、縁もゆかりもないのに、そのお金の使い道に対して、あれやらこれやら意見してくる人たちがいっぱいです。なんだろうね、そのおせっかい、って思うくらい。

そういう意見を拝聴しないと、「ちょっと金持ちになったからってお高くとまりやがって」といった言われもない批判や非難を浴び、、その後の人間関係にヒビが入るどころか、私みたいな外国人だと、財産を横取りして国外追放してやれ、ぐらいの悪事を企む人も出てきちゃうから油断なりません。

金は天下の廻り物。たとえ、自分が購入したくじで大金が当たったとしても、周囲とか自分に関わる人たちにも納得できる形で運用しないと、総すかんをくらうのが社会の常ってものです。

お金はないよりあったほうが断然いいと思いますが、お金がどんだけあろうがなかろうが、自分の軸がぶれない金銭感覚と財産運用の知恵を身につけてから、高額賞金のくじに挑もうと思います。








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