モンゴルよろず相談屋兼業遊牧民見習いのモンゴルだるま@ぽかぽか陽気の-5℃のウランバートルです。
昨日は、ほんとに久々に家畜を預けている委託牧民さんのところに行きました。
9月10日に一時帰国直前に、必要に迫られ、かつ半ば衝動買い的に乗用馬2頭を購入し預けて以来の再会。
モンゴル馬衝動買いしたい人のための、馬1頭のお得なショッピング記事は⇒コチラ`
2頭のうち、ちょっとおまけ的に購入したほうの馬はどうも、肩甲骨付近の筋肉を傷めているのか、軟骨に問題があるのか、裸馬だと元気いっぱい駆け回るが、鞍をつけた途端にひょこたんする、という問題があり、今は近くのツーリストキャンプで乗馬用に貸し出している馬のオーナー遊牧民のところの群に預けて面倒を見てもらっているんだそうです。
私の一目ぼれの相手だった鹿毛の大きいほうの馬は、しっかり羊の放牧に使われています。
若いのにしっかりとした、というか落ち着いたよい馬だそうです。
さて、昨日の訪問には、越冬準備についての話し合いという用事のほかに、食料用の羊を一頭屠ってもらう、ということがありました。
モンゴル式の羊処理については、また後ほどアップします。(実は昨日書いたんだけど、操作ミスで全部がパーになり、まだ立ち直ってないから)
で、食料としての羊は、その場で処理するため、毛皮と大腸という業者に売れる生産物がもれなく発生します。
羊の毛皮は、なめして自分たちの極寒になる厳冬期用のウステイデールという民族衣装の裏地にも使えるのですが、特にその用事もないので、帰り途中の道端に立っている「行きずりの仲買人」に売っちゃうことにしました。
去年も羊が大量に死んだわけで、毛皮を売ったりはしたのですが、これらは、ぜーんぶガナー君一家が売上をゲットしちゃったので、私、自分が全部購入した家畜でありながら、一度も「自分の家畜で現金収入を得る」という現場を味わったことがないので、ワクワクです。
毛皮は生皮状態でOK。かつ大腸(Өлөн гэдэс 大腸)もセット、という形で売買されます。
昨日のうちにテレビで畜産品の相場をチェックしておいたので、仲買人の「かまし」も華麗に交わせました。
まあ65円程度の差なんだけどねwww
1枚9,000tg。(600円)で交渉成立。 最初は8,000tgって言われたんだけどね。
今、東ルートは検疫チェックがあり、加工業者以外の生肉や畜産原料をウランバートル市内に持ち込むことは基本NGとなっています。
春ぐらいから東および東南部で発生した口蹄疫がまだ鎮圧できていないからです。
なのでバガノールより先だか、ヘンティーアイマグより東部、南部にある、スフバートル、ドルノドアイマグは、未だ封鎖状態です。
有料道路の料金所のところでは、車の消毒(1回500tgで雑な消毒液の噴霧と石灰の上を走ってタイヤを消毒する)が義務付けられています。こんないい加減な消毒ではなぁ、、、ということと、そもそも家畜がいないウランバートル市内に入るところでやってるってあたりに、「失業者のお小遣い稼ぎ的救済措置」を感じます。
車の燃料代が23,000tg。道路使用料が往復500tg。(ひとつの料金所は運転手のガナー君の交渉でタダになっちゃったので)委託牧民家庭へのお土産が3000tg。
帰り道でひろった遊牧民のおじいさんが500tgをくれたので、道路使用料がタダになったわけですが、、、9,000tg収入で支出は26,000tg・・・
うわぉ!赤字かい・・・
でも、枝肉状態で約26kg。
内臓と血が約13kg。
これをガナー君と半分こにしたわけですが、今、骨付き肉がウランバートルの食料市場で大体3,200tg/kg、肝臓が2,000tg/kg、犬の餌が800tg/袋、羊の頭1個が1,500tgくらいなので、それを考えると、コスト削減としてはプラス!
3,200tgx26kg≒93,600tg 肉分。
2,000tgx3kg=6,000tg 肝臓
800tgx犬の餌4袋分の内臓と血=3,200tg
そして、草原のいい空気を吸い、遊牧民とのノビノビした語らいでリフレッシュ遠足気分というプライスレスな収穫があったわけですから。
いろんな細かいことでお金の計算をせねばならぬこともいっぱいありますが、でも、基本的に私は家畜オーナーになれてよかったなーってあらためて思っているのです。
とりあえず11月一杯は、ウランバートルでデスクワーク缶詰状態なんだけど。
ガナー君は来週末は友達と一緒に、おじさんの案内で狼狩り、という話になりました。
去年だか今年から法律が変わり、ステップ地域での狼狩りは、家畜被害が出た場合の被害者遊牧民の依頼、あるいは主催での狼狩り以外は、ワシントン条約Ⅱ類に指定されているハイイロオオカミは禁猟動物になっちゃってるんだそうです。
で、私たちの家畜がいるところはステップ地域なのですが、、、まぁ、前の放牧地の近所でも、正月や儀式用の「オーツ」(羊まるごと1頭を使うモンゴル伝統の究極料理)の羊を提供しているおじいさんのところで、1度に30頭もの羊やヤギが狼にかみ殺される被害があったということですから、この例外を適用できるっていう判断ですね。
とりあえず、初の現金収入は、9,000tg!
今週中に種雄ヤギを調達し、また越冬は厳しそうだが、丸々とよい状態に太ったヤギたちをつぶし、畜産業者に売却し、冬用の干草や馬用のカラスムギ代、移動用の燃料代などをまかなう予定です。
昨日は、ほんとに久々に家畜を預けている委託牧民さんのところに行きました。
9月10日に一時帰国直前に、必要に迫られ、かつ半ば衝動買い的に乗用馬2頭を購入し預けて以来の再会。
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2頭のうち、ちょっとおまけ的に購入したほうの馬はどうも、肩甲骨付近の筋肉を傷めているのか、軟骨に問題があるのか、裸馬だと元気いっぱい駆け回るが、鞍をつけた途端にひょこたんする、という問題があり、今は近くのツーリストキャンプで乗馬用に貸し出している馬のオーナー遊牧民のところの群に預けて面倒を見てもらっているんだそうです。
私の一目ぼれの相手だった鹿毛の大きいほうの馬は、しっかり羊の放牧に使われています。
若いのにしっかりとした、というか落ち着いたよい馬だそうです。
さて、昨日の訪問には、越冬準備についての話し合いという用事のほかに、食料用の羊を一頭屠ってもらう、ということがありました。
モンゴル式の羊処理については、また後ほどアップします。(実は昨日書いたんだけど、操作ミスで全部がパーになり、まだ立ち直ってないから)
で、食料としての羊は、その場で処理するため、毛皮と大腸という業者に売れる生産物がもれなく発生します。
羊の毛皮は、なめして自分たちの極寒になる厳冬期用のウステイデールという民族衣装の裏地にも使えるのですが、特にその用事もないので、帰り途中の道端に立っている「行きずりの仲買人」に売っちゃうことにしました。
去年も羊が大量に死んだわけで、毛皮を売ったりはしたのですが、これらは、ぜーんぶガナー君一家が売上をゲットしちゃったので、私、自分が全部購入した家畜でありながら、一度も「自分の家畜で現金収入を得る」という現場を味わったことがないので、ワクワクです。
毛皮は生皮状態でOK。かつ大腸(Өлөн гэдэс 大腸)もセット、という形で売買されます。
昨日のうちにテレビで畜産品の相場をチェックしておいたので、仲買人の「かまし」も華麗に交わせました。
まあ65円程度の差なんだけどねwww
1枚9,000tg。(600円)で交渉成立。 最初は8,000tgって言われたんだけどね。
今、東ルートは検疫チェックがあり、加工業者以外の生肉や畜産原料をウランバートル市内に持ち込むことは基本NGとなっています。
春ぐらいから東および東南部で発生した口蹄疫がまだ鎮圧できていないからです。
なのでバガノールより先だか、ヘンティーアイマグより東部、南部にある、スフバートル、ドルノドアイマグは、未だ封鎖状態です。
有料道路の料金所のところでは、車の消毒(1回500tgで雑な消毒液の噴霧と石灰の上を走ってタイヤを消毒する)が義務付けられています。こんないい加減な消毒ではなぁ、、、ということと、そもそも家畜がいないウランバートル市内に入るところでやってるってあたりに、「失業者のお小遣い稼ぎ的救済措置」を感じます。
車の燃料代が23,000tg。道路使用料が往復500tg。(ひとつの料金所は運転手のガナー君の交渉でタダになっちゃったので)委託牧民家庭へのお土産が3000tg。
帰り道でひろった遊牧民のおじいさんが500tgをくれたので、道路使用料がタダになったわけですが、、、9,000tg収入で支出は26,000tg・・・
うわぉ!赤字かい・・・
でも、枝肉状態で約26kg。
内臓と血が約13kg。
これをガナー君と半分こにしたわけですが、今、骨付き肉がウランバートルの食料市場で大体3,200tg/kg、肝臓が2,000tg/kg、犬の餌が800tg/袋、羊の頭1個が1,500tgくらいなので、それを考えると、コスト削減としてはプラス!
3,200tgx26kg≒93,600tg 肉分。
2,000tgx3kg=6,000tg 肝臓
800tgx犬の餌4袋分の内臓と血=3,200tg
そして、草原のいい空気を吸い、遊牧民とのノビノビした語らいでリフレッシュ遠足気分というプライスレスな収穫があったわけですから。
いろんな細かいことでお金の計算をせねばならぬこともいっぱいありますが、でも、基本的に私は家畜オーナーになれてよかったなーってあらためて思っているのです。
とりあえず11月一杯は、ウランバートルでデスクワーク缶詰状態なんだけど。
ガナー君は来週末は友達と一緒に、おじさんの案内で狼狩り、という話になりました。
去年だか今年から法律が変わり、ステップ地域での狼狩りは、家畜被害が出た場合の被害者遊牧民の依頼、あるいは主催での狼狩り以外は、ワシントン条約Ⅱ類に指定されているハイイロオオカミは禁猟動物になっちゃってるんだそうです。
で、私たちの家畜がいるところはステップ地域なのですが、、、まぁ、前の放牧地の近所でも、正月や儀式用の「オーツ」(羊まるごと1頭を使うモンゴル伝統の究極料理)の羊を提供しているおじいさんのところで、1度に30頭もの羊やヤギが狼にかみ殺される被害があったということですから、この例外を適用できるっていう判断ですね。
とりあえず、初の現金収入は、9,000tg!
今週中に種雄ヤギを調達し、また越冬は厳しそうだが、丸々とよい状態に太ったヤギたちをつぶし、畜産業者に売却し、冬用の干草や馬用のカラスムギ代、移動用の燃料代などをまかなう予定です。