NHKワールドプレミアムは日本での放送スケジュールとちょっとずれているときと、リアルタイムのときがあります。
日本シリーズなぞは、モンゴルのように野球後進国では、「あんまり盛り上がって見れないなぁ・・・共感してくれる人少ないし」ってな感じでも、完全生中継です。

で、昨日の深夜は、COP10の「生物多様性」をテーマにした「Asian Voices」というとっても面白い討論番組のあとに、何気に始まったのが  「青春リアル」http://www.nhk.or.jp/ss-real/  

かつて、自分がテレビ制作会社で働いていたときのことを思い出しました。
会社始まって以来初の完全スタジオ番組っていうのに業務拡大してたのですが、そのなかで「青春十代しゃべり場」ちう番組の制作があったのです。
まさに十代の青少年たちがスタジオに集まり、誰かがお題を出して、それについて話し合う。ゲストに「大人」が1人オブザーバーでまじる。台本なしの出演者主導型討論会というもんでした。

私は、「朝まで生テレビ」とか「踊るさんま御殿」とか、「サンデープロジェクト」とか「日曜討論」など形は違えど、結構討論番組とかトーク番組が好きです。

しゃべり場は自社がやっていたってこともあり、なかなか興味深い番組でありました。

45分番組(だったかな?)だというのに、実際の討論は、相当白熱して2-3時間ぐらいしゃべってたようでした。それをいくつかのカメラでとらえたものを見ながら編集し、ライブ感を残しつつ、脱線箇所をはしょり、、、視聴者さんが見たあとで自分なりにフィードバックできるようにするっていうところがディレクターや編集者が関われる「演出」ってところがあった。

その後、この「しゃべり場」式トーク番組が民放でもいろいろ始まったけれど、やっぱりNHKならではのCMなしでぶっつづけ!という討論の怒涛さにはかなわなかったですね。

で私が、「青春リアル」を見たとき、この「しゃべり場」に進化系なんだなぁ。
NHKもネットがもつ双方向性とか、コミュニケーションツールとしての無限の広がりに着目し、いい感じでとりこんだなぁ、と思ったのでした。

直接議論だと、個人攻撃とか議題からの超脱線など収拾がつかなくなってディレクター、あたま抱える、とか出演者が匿名掲示板などで「たたかれる」などの十代ならではの「収束しがたい難問」があったわけですが、「青春リアル」は携帯電話やネットの掲示板的サイトなどで、チャットや掲示板がもつリアル臨場感と、いい意味でそぎ落としやすいテレビ番組的編集もネットでのぶっちゃけ生も楽しめる「仕掛け」になっていた。

で、私がみた回は「はなこさん(乳幼児の2児を持つ専業主婦28歳」からのトピックで「どうしたら部屋が片付けられますか?」というもの。
日頃、私も本ブログで時々書いているように「片付けても片付けても吹雪の中の雪かき」みたいな状態で・・・ぜひ、皆様のご意見きいてみたい!ってところであった。

家庭内5S的な「置き場所を決めて、そこに「○x」って書いたラベルをはって、それ以外のものをおけなくなるんじゃないか」という意見を出した10代の女子の机の上は確かに、、、片付いていた・・・

片付け苦手っていうのは、人それぞれに、「忙しくて自分のことにかまってられない」とか「コシをすえて片付けに取り組む時間が作れない」とか様々な理由があると思う。

独り暮らしになってしまうと、そもそも「別に散らかってても不便がない」
私は百人一首と神経衰弱が得意だったので、散らかってても、その「散らかった状態」の定位置で覚えているので、うかつにシャッフル(片付け)られちゃうとかえって不便。先日、一ヶ月の一時帰国から帰ってきたら、パートナーだったガナー君が子供を風呂に入れるついでに泊りがけで「片付けておいてやった」と得意げに言われたのですが、バスタオルとかブラシとか寝癖直し用の泡フォームとか、もう行方不明になってしまい、1週間近く不自由な生活を強いられた。


あとやっぱり5S的な「1日片付けデーをもうけて、持ち物の仕分けをしてみては」という意見もあり。そうなのだ、1日整理整頓デーを作ると、そっから3日間くらいはいい感じなのだ。

ただ問題は、どっかで「ま、いっか」と秩序を崩すと、そっから雪崩が起きるわけですね。

最近は、「どうもこの整頓でのものの配置が自分の生活動線にあってないのではないか?」という疑問がわいてきています。

整理整頓をする前に、まず自分の生活習慣や必要な作業を見つめなおし、本来、一番快適な生活動線をイメージし、仕分け・配置をする、というのが大事なんじゃないか?

番組の途中で、いろんなナイスな意見がメンバーから投稿されているのに(実際、番組で取り上げられなくても、ほんと皆さん親身になって、自分のリアルをさらけだしながら、いい意見出してる!)、それに対してのはなこさんの反応が・・・

こりゃ、メンバーやディレクターじゃなくても「おい、やる気あるんかい!」ってつっこみたくなるよね。


でも、はなこさんの「あれもこれもって同時に出来ないんですよ!」という逆ギレの気持ちもよくわかる。
自分でもやらなきゃ、やらなきゃって思ってるんだけど、体が動かない、頭が整理できない、時間がない、一人でグルグルぱにっくになるぅ・・・

よくあることです。

このぐちゃぐちゃ思考回路こそ、「片付けられない女」の真骨頂です。私も同じです。。。

とはいえ、番組最後の締めのほうでは、はなこさん姉が動員されついに大掃除・整理整頓に着手・・・ディレクターさんお疲れ様でした・・・しかしこの女性ディレクターも若さゆえの「番組的にお前を取り上げたのは失敗だった!」的なキレ方が面白かった。そりゃ、あせりますわよね。メンバーにトピックふっといて、結構いい意見も出てるのに、なんでお前、動かねーんだよ!って。

で、番組内では当然、カットされていましたが、なんとこの女性ディレクター、整理整頓・大掃除のお手伝いをはなこさんと一緒にやってあげてたことが掲示板で判明!いい娘じゃのぉ!

やっぱこういう本音トークのぶっちゃけ番組だから、取材対象者(出演者)との信頼関係とか距離感ってすごく大事です。

で、番組ではあえて、「キレタ女性ディレクターのきっつい一言」っていうスパイスを効かせ、はなこさんとの対立構造みたいなのを作っておいて・・・陰でのフォローしてる。お姉さんもそうかもしれぬが、、、ほんと、番組作りのため、だけでは片付けられないいい女!と思いました。人の本音を引き出すっていうのは、まずは相手が「この人にぶちまけたい!わかってもらいたい!!」っていう気持ちになってもらわないことには始まらない。ディレクターの基本のキ!
実際、名ディレクターって主張も突っ込みも厳しいけれど、どっかで相手を追い込みつつ、「オレでよかったら(私でよかったら)話、聞くよ」みたいなwww

結局、片付かない、ごちゃごちゃ見える、というのは「目に付くところにモノが無造作に転がっている」からであり、「見えない収納にする」か「見せておいても平気な見苦しくない陳列するか」っていうことでかなり解決されちゃうんだよねー。(と階段下に作った物置愛用)

チャット的な書き込みのよいところは、「人の意見を聞く(読む)」ことを冷静にできて、各意見をいったん自分の中に取り込み整理するっていうタイムラグがとれることですね。

今までノーチェックだった番組でしたが、これはまた楽しみが増えた感じです。

メンバーが定期的に入れ替わるみたいですが、この番組スタイルは結構気に入った!
番組だけでなく番組ホームページも要チェックです。

とこの番組を見て、「やっぱり整理整頓の徹底してみよう!」という気持ちになりまして・・・
今週末は日中、自宅の模様替えをしてみることにしましたwww単純ではありますが、この「青春リアル」のはなこさんがいい刺激になってくれました。

片付けられない症候群の女子の皆様、まずはできるところから、地道にチェンジしていきましょうね。がんばろうーーーーー!!!!