最近さわった動物 ブログネタ:最近さわった動物 参加中
3月半ば以降、羊が出産シーズンを迎えています。ようやく日が長くなり、暖かく、またお日様の光で雪も融けて大地の枯れ草も姿を現すようになりまして、放牧もできるようになってきました。

ヤギは今年の厳しい寒さでほとんどが流産、死産という惨憺たる状態ですが、羊はやはりウールがもこもこあったかいからか、脂肪がたくわえやすいからか、無事、出産までこぎつけています。

生まれたての子羊って、ひづめが白くてプニュプニュ。
文字通り「羊水」の中から出てくるため、ずぶぬれです。
家畜小屋で生まれた場合は、お母さん羊に、子羊をなめさせて臭いを覚えさせ、また子羊がうんしょ!と20-30分ほどで立ち上がって初乳を飲むまで見守ることもできますが、放牧地で生まれちゃったら、すかさず、「羊袋」というフェルトの内張りがあるあったかいズタ袋に回収します。
そうしないと、群から取り残されてあせったお母さん羊が子羊を置き去りにしていってしまい、せっかく生まれたのに、ずぶぬれの赤ちゃんが凍死してしまうのです。

お母さんの栄養状態もよくないから、子羊も骨と皮。ぐにゃぐにゃでなんとも頼りない手触りです。
それに臭い。ぐっしょりと羊水でぬれているのですが、この臭いもかぐわしいとはいえません。
へその緒もちぎれたばかりでぷらぷらとしているのが、生後3-4日くらいで乾いてぱりぱりになり、いつの間にやらペキンと折れてなくなっています。

我が家の子羊も20頭あまりが生まれました。ゲルの入って左手側に針金フェンスで「子羊コーナー」を作ってあるのですが、十分なスペースがあるにもかかわらず、折り重なって眠るため、下敷きになった子が圧死してしまったり、体力的に弱くて、衰弱死してしまったりと、その頭数はまだ安定していません。

小さく、華奢な、すぐに壊れてしまいそうな体なのに、びっくりするくらい大きな、ラッパみたいな声で「ぶぇー、ぶぇー」と泣いています。よく聴いていると、やっぱり20頭それぞれ鳴き声が違っています。お母さんだと即座に分かるみたいなのですが、乳の出が悪い母羊は育児放棄。
泣き声聴いても知らん顔です。逆に、「肝っ玉母さん羊」が何頭かいます。羊の乳首は4つあるのですが、この4つの乳首に子羊が鈴なり状態でも平気、という頼もしさ。

せっかく出産したのに、死産だった、という食欲旺盛な黒ヤギの「メイ」さんも、亡き子をしのんでかどうかは定かではありませんが、6頭ほどの子羊の「乳母ヤギ」として活躍しております。

ダルメシアンの子犬の手触りも格別ですが、「生きてる命に触れている」という感動みたいな触感は、気持ち悪いけれど、やはり「生まれたての子羊」が圧倒的に「最近、さわった動物」No.1であります。

今年は不確定要素だらけでしたら、来年は、もうちょっとしっかり厳寒期の家畜管理をやって、「子羊ひろいツアー」なんかも企画できそうです。3月頭から4月半ばまで可能な感じですね。

この調子で暖かくなるようでしたら、ゴールデンウィークあたりに、「カシミア採集お手伝い猫の手隊ツアー」も企画募集します。とっととしておけよ、という気もしますが、5月でも吹雪が予想されますからね・・・

でも、5月2日以外は、まだ日帰りツアー受付中です。
カシミアが取れなくても、モンゴルだるまの「初心者遊牧民」の一から築いた冬営地を見てみたい、というご要望のある方は、メッセージ、または「非表示希望」とご明記の上で、コメント欄を使ってお申し込みくださいませ。

ゴールデンウィーク中のトータルツアーのコーディネートもまだまだ受付しております。

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