明日、4月5日にモンゴル全国規模で予定されているデモがあります。
主催は「公約実現を要求する国民連盟(仮名・By在モンゴル日本大使館)です。

今日はモンゴルの主要テレビ局で、このデモ集会の主催者、リーダー格の人たちをスタジオに呼んでのトークショーやインタビュー形式の番組が一日中流れていました。

主要リーダーやデモ参加を表明し、公約実現を要求する署名運動に参加した市民などは、なんと親指を自分で切って、署名とともに血判を押して、「政府そのほか機関からの懐柔には一切応じず、国会解散あるいは公約早期実現を迫る。後戻りはしない」ということを誓っていました。

女性指導者G.オヤンガと同じ選挙区で補欠選挙を争った、民主化運動のリーダーとしてずいぶん昔から名前が出ていたアルスランは、この血判状、という段になって、なんと不参加表明。

またTV5など人民革命党よりのテレビ局では街頭インタビューではネガティブ意見の市民の声ばかりを拾っている・・・

デモ主催者たちは、絶対に警官隊との衝突など武力行使の手段は使わない。
自分たちも警察官も皆、同じモンゴル国民である。
自分たちの主張は、金で懐柔され、中国やロシア、そのほか大国主導になりつつあるオユートルゴイ、タワントルゴイなど経済戦略鉱区の権益をモンゴル自国が死守することと、モンゴル国が未来永劫、ロシア連邦、中国という大国にはさまれていても独立を維持できるように正しい民主政治が行われるためのシビリアンコントロールの力を駆使することにある。

ということでした。

別に、攘夷運動というか外国人排斥運動といった流れではありませんが、政府に矛先が向いたとき、中国等そのほかの外国の政府でも使われる常套手段である、「悪いのは金にものを言わせる外国人」といった論点をずらした世論を流布する、ということがあります。

無血革命で始まったモンゴルの民主化運動。
糾弾されているのは、モンゴル人民革命党だけでなく、連合政府を樹立している民主党、そして76人の国会議員全員です。

鉱山収益を国民に均等分配し一人当たり150万トゥグルグを配当する、という人民革命党の公約は、首相自らが、「いずれの日にか実現できる方向で検討している」といった発表を行っていますが、それが「いつ」なのかはわかりません。

また反対意見としては、「今、国会解散を叫んだところで、何も変わらない。またやり直し選挙などで時間と金の浪費になるだけだ」といったものも多くあります。

モンゴル民主化以降20回目の春です。

明日、どうなるのか?
マスコミの対応、取り扱いはどうなるのか?

これが、モンゴル民主化のセカンドステップ、次の段階へのスタートになるのでしょうか?

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