本日から、無期限で、ダルメシアンの子犬を預かることになりました。

そもそもは、ガナー君が冬営地でお隣の遊牧民に押し付けられたもの。
冬営地にお隣の遊牧民夫婦の長男で都会に住んでいる人の子供(遠いなぁ)が飼っていたものの、わずか2ヶ月足らずで面倒が見切れず、と田舎に押し付けてきて・・・

んでもって、吹雪の中で、
「このままじゃ凍えて死んじゃうから、お前が面倒みろ」と意味不明の押し付け方をされまして。

「死んじゃってもかまわないから」との捨て台詞にガナー君の動物好き魂に火がつき・・・もって帰ってきたと。

でもそのときは、私達もODAのプロジェクトで朝から晩まで忙しく、実の娘・子狐すら世話ができず人に預けている状態だったので、ガナー君実家にひとまず仮置き。

で、ガナー君のお姉さんの長男が、すっかり気に入り、「飼いたい」ということで、一応、メンバーになったのですが・・・

結局、舶来ものの純血種の飼育もできず、ただ、家の外に鎖でつないで餌をあげるだけ、っていう状態が続いて、ついには肺炎で瀕死の重態に陥ったのが先週のこと。

毛が長い地元種(モンゴルバンハルっていうチベタンマスチフ系のむくむく番犬型)だったらいいけれど、よりによって、ダルメシアン。
毛がない?っていうほど短い毛。

あばら骨や腰骨が飛び出るほど痩せていて、まだ狂犬病等のワクチンも打っていないそうです。

それは、、、飼い主とは言わないのよ・・・

肺炎のときは、ガナー君ママが、人間用の肺炎の薬を乳幼児ぐらいの分量に調合した薬を注射したりして、奇跡の回復を遂げました。
ようやくあったかくなってきた・・・と思ったら、また今日は吹雪。

日に日にやせ衰え、人間に歯をむくようになっていて、手がつけられない、と餌をあげるときも皆おっかなびっくりになっているということでしたが、びしょびしょにぬれた体で、びしょびしょにぬれた毛布にうずくまってはブルブルしているダルメシアン。

あと10日もすれば、日中は、気温もプラスに上がるであろう。

そして、今週末はガナー君は子狐も連れて冬営地に行くけれど、私は相変わらず、病人生活。
ソートンも冬営地で羊を追って働いているので、当分は戻ってくることはないわけです。

じゃあ、ワクチンを打って、元気になって落ち着くまで私が面倒を見よう、ということになりました。

トイレの躾もしていない、しかも狂犬病もジステンバーもフィラリアもなんの予防接種もしないままに生後6ヶ月を迎えようとしているダルメシアン。。。

あー、予防接種を受けてない、といえば、ソートンの今は亡き息子トムを彷彿とさせます。
実際、トムのことを失って以来、一日たりとも忘れたことがなく、携帯電話の待ちうけ画面もソートンとトムが仲良く眠っているツーショット。

ほっとけないよ・・・

歯をむく、攻撃的だ、といわれているのですが、私やガナー君にはまったく従順なのです。
おとなしく、人の話を聞こうとする姿勢。

愛情さえかければいい犬になるはず。
とにかく、元気にしてあげたい。

犬にそういう感情があるのかわからないけれど、
「あー、生まれてきてよかった。人間に飼われてよかった」と死ぬときに静かに穏やかに逝けるように、してあげたい。

まだ生後6ヶ月ですから、元気にさえなれば、まだまだ10年は生きるはず。

そして、正直ダルメシアンを飼うっていうのは、わが家では難しいでしょう。
ソートンがいるし。
でもよい飼い主がみつかるまで、誰かが愛情を持って飼いたい!って思ってもらえるような良いワンコに育ててあげたい、と思いました。

私一人だったら、絶対考えなかったことなんだけど、このなんでもこい状態は、ガナー君あってのことでしょう。。。来週月曜日にワクチンうちに行くのは一緒にいって、その後で、ガナー君はまた遊牧生活。私は子狐と都会でお仕事、という生活になります。

トムでトイレの躾はやり方、大体わかってるから、とりあえずは、仲良くやっていこうと思います。

それにしても、シェパードって子犬のときから、圧倒的にでかいんですね。
子犬の足を拭こうとして肉球のちっこさに驚いちゃいました。

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