ブログネタ:リサイクル、何してる? 参加中背中の痛みとハリはまだ続いているものの、大黒柱の帰還によって、継子・子狐との対決での気遣いが半減したおかげか、だいぶ苦しみは軽くなりました。
ストレスが結構病状にも影響を及ぼしやすいので、無理して帰ってきてもらってよかったかも。
友達に空きベッド状況をきいていたのですが、B型インフルエンザやらなんだかよくわからないのですがたちの悪い感冒が流行しているとかで、どこも満床。モンゴルの病院って、時々、仕事や知人のお見舞いなどで訪れることがあるのですが、「コンバット」とか第一次世界大戦や第二次大戦がテーマの映画に出てくるヨーロッパの野戦病院みたいなのです。
病室じゃない、廊下とか倉庫とか使ってない厨房とか、なんかとにかくスペースがあれば、ベッドを置いてたり、男女同室だったりと、なんだかすごいことになっているのです。
まだ寝たきりになるほどでもないしなぁ、、、とちょっぴり弱気になっていたのですが、ガナー君が戻ってきてくれて、マッサージなどにも連れて行ってもらえたりで、なんとなく症状も落ち着いているような・・・
なので、点滴セット持参で冬営地に家族3人+一頭で3連休は家畜のサバイバルの救援に行くことにしました。冷えが禁物なので、後方支援でゲル周りの仕事だけになっちゃいそうですが、ガナー君によると、「家に帰ったときに人がいるっていうだけで心が安らぐし、あったかいっていうだけで幸せなんだよ」とのことだし、子狐も「空気のきれいなところで休めばよくなるよ、一緒に行こう」と殊勝なことをいってくれる。
せっかく親子3人の家族ごっこもなじんできたところなので、やはりここはもうちょっとがんばるか・・・
さて、ブログネタの「リサイクルしてる?」です。
モンゴルのゴミ事情は廃棄物処理施設が不足していて、今、日本政府がゴミの埋め立て処理場設立の無償援助プロジェクトを実施中だったり、ゴミ集積車の寄付をしていたり、ドイツ政府のGTZがゴミの焼却施設を作るとかいう計画も進んでいたりしていますが、基本的には、ポイ捨ては多いです。
でもゴミ関連のこうした外国からの援助協力よりもすごいのが、モンゴルのスカベンジャーな人たちです。
朝、ゴミを決まったところに捨てることになっているのですが、ゴミ集めの車の来る時間もまちまちだし、もともとアパート内の踊り場とかにビニール袋やダンボール箱にまとめておくと、管理人(ジジュールを呼ばれている)のおばちゃんが掃除のときにまとめてもっていってくれるので、わりとルーズ。
朝、ゴミ車が来るよりも先に、ゴミのほとんどが消えています。
スカベンジャー、つまりはゴミをあさるホームレス、あるいはそれに近い貧困層に属するアウトサイダーな人たちがどこからともなく現れて、リサイクルにまわせそうな「ゴミ」は「我先に!」と争って持っていっちゃうからです。
ガラス瓶とかペットボトル、衣類、プラスチック製品、壊れた電化製品などなど・・・
これらは、ザハの一角とか、リサイクルの買取業者などに持っていけばちゃんと換金できるのです。
生ゴミはからすや野良犬たちがさくさくと食べちゃって跡形もなくきれいなものです。
で、困るのが、生理用品とか排泄物がべっとり付着したトイレットペーパーなどがせっかくまとめられていたビニール袋が引きちぎられ、どばーっと散乱し、風に舞うこと。
なので、この風にまってしまう前にゴミ集積車には来てもらいたいんですね。
我が家では動物性たんぱく質や骨関係は、ワンコのソートンの餌になっちゃうし、植物性の野菜くずなどは家畜の餌になっちゃうし、ペットボトルに入っているものはほとんど使わないし、プラスチック容器なども冷凍用の入れ物などに使っているので、ゴミ袋がいっぱいになるのは、2週間に一度くらいです。
リサイクルというか、「生きたシュレッダー」なのが欠食児童なヤギや羊たち。不要になった機密書類などはシュレッダーにかけるよりも確実に、この世から消滅させることができるのです。
干草はまともな栄養がありそうなのは、もう9月末の3,000tgから12,000tgと4倍まで値上がりしているうえに、入手が困難になってきました。
なので、我が家では、わずかな野菜くずをかき集め、食料市場の野菜売りコーナーでキャベツや白菜、ねぎや青物の外がわの捨てた葉っぱとか、くさりかかってしまったジャガイモやカブなどを安値で譲ってもらったりしています。
さらに、わりと人気の情報誌「ショールハイザル」でみつけた、「家畜の餌にもなります。凍ったマンジン(カブ)1kg=100tg」という情報をたよりにさっそく連絡。300kgほど買い込みました。
家畜たち、食欲はあるのに寒さに耐え切れず、次から次へと衰弱死しています。
ほんとに全滅しそうな勢いです。やはり飼い主がそばにいないと、必死の介護、というのがないから、家畜もあきらめて息を引き取ってしまうのでしょう。
井戸の水も凍ってしまっているため、雪を融かして水を作るのですが、燃料となる石炭や薪も高く、家畜の乾いた糞も家畜小屋の寝床に使う必要があるし、そもそも牛が近所にいなくなっちゃってて見つからないので、無尽蔵に雪があるからといってがんがんストーブたいて水作りをするってわけにもいかないのです。
反芻動物は、草を反芻しながら、いくつかの消化器官をいったりきたりさせて消化吸収していきます。
でも、そのときに水を十分にとらないとちゃんと消化ができず栄養失調で餌となる草を体内にいれているがために体力をうばわれ、衰弱してしまうのです。
だから、野菜くずのように簡単にかじれて、水分を含んでいるものも必要なのです。
今、モンゴル産のニンジンがまとめ買いすると、100kgで40,000tg-50,000tgくらいです。
うーん、高い。私はこれでもいい、と思ったのですが、ガナー君の計算によると、それだと過剰投資になってしまうのです。
古新聞の山をストーブにくべる前にふと発見した、「凍ったカブ」の話はまさにリーズナブル!カブなら、根菜だから炭水化物としてのカロリーもあるし、ビタミンや繊維も豊富に取れます。しかもニンジンの四分の一の値段で大量購入が可能なのです。
さっそく今日連絡したら、どうも秋の収穫祭でうまく売りさばけず、食料貯蔵庫もないので、室温で倉庫で保存していたら凍ってしまった、という大量のマンジンをかかえていた人だったのです。
試しに300kg購入してみて、家畜がもりもり食べて、もりもり元気回復・・・ということだったら、また買います、ということで、えっちらおっちら、ガナー君とガナー君の親友のアドーチ君がピンクワゴンに30kgx10袋を積み込みました。ガナー君もかなり衰弱しているため、30kgの袋をかついでよろけてました。私も手伝いたいところだったのですが、重いものを持つことも、凍ってたりする冷たいものを腰につけることも体によくないから、と拒否されちゃいました。
健康体じゃない私ってほんと、役立たずです。
それにしても、モンゴルってほんと、捨てる前に、まず「売ってみよう」という根性があるのがすごい。
日本でエコとかリサイクルっていうエコビジネスの商品って、割高でも仕方ないって風潮がありますが、モンゴルって、経済の仕組みの原点で勝負ですよ。
無(ゴミ)から有(商品)へと定義がえする。
今は試せるものは何でも試して家畜たちを救いたいと必死です。
生ゴミあるなら、私たちにくださいって本気で思ってしまいます。
天気予報によると、3月20日ごろ、つまりは春分の日くらいまでは、まだまだ寒い日が続くようです。
あと20日間ほどを耐え抜けば、春が来るのです。暖かくなりさえすれば、家畜たちはきっと生
きる元気も取り戻すはずです。
もう出産で数を挽回する、とかそういう野望はあきらめました。
今はただ、今生きている命をなんとしても救いたい。
ぐじゃぐじゃでもやせっぽちでもなんでもいいから、生き延びて欲しい。
そんな気持ちでいっぱいです。
在留邦人の方、ぜひとも野菜くずをとっておいてください。
連絡いただいたらこちらから取りに伺います。
冷凍しておいていただければ大丈夫です。
寄付金なんか、庶民の私たちには届きません。
大企業や県人会などが募金の呼びかけ、服とかの寄付を募っているけれど、所詮は選挙活動とか企業イメージアップのための作戦でしかないのです。
それでも、どこかに届けばよいとは思うけれど、やっぱり所詮は他人事です。
それよりも確実に小さなたくさんの命を救える方法。
それがきれいな生ゴミなのです。
どうして、毎日大量の野菜くずが捨てられているというのに、政府はそういう呼びかけ、しないのかなあ?
春よ来い!早く来い!とこれだけ切実に、涙をこらえて願ったことは、人生の中で初めてです。
この冬はモンゴルでも30年ぶりのゾドなんだそうです。
でも、ゾドにならなくたって、1年の大半が氷点下の暮らしです。
モンゴル人が一番嫌いな季節は「春」ってよくいうけれど、それは、やはり春になっても日本みたいなぽかぽか陽気になったりはしないし、からっかぜがふいて、よわった家畜を痛めつけるからでしょう。
それでも、「春」が希望であり、長い冬の出口であることには間違いがありません。

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あきらめないで、前に進みます。一歩一歩前に、前に進んでいれば、いつか春にたどり着けるんだ・・・
ストレスが結構病状にも影響を及ぼしやすいので、無理して帰ってきてもらってよかったかも。
友達に空きベッド状況をきいていたのですが、B型インフルエンザやらなんだかよくわからないのですがたちの悪い感冒が流行しているとかで、どこも満床。モンゴルの病院って、時々、仕事や知人のお見舞いなどで訪れることがあるのですが、「コンバット」とか第一次世界大戦や第二次大戦がテーマの映画に出てくるヨーロッパの野戦病院みたいなのです。
病室じゃない、廊下とか倉庫とか使ってない厨房とか、なんかとにかくスペースがあれば、ベッドを置いてたり、男女同室だったりと、なんだかすごいことになっているのです。
まだ寝たきりになるほどでもないしなぁ、、、とちょっぴり弱気になっていたのですが、ガナー君が戻ってきてくれて、マッサージなどにも連れて行ってもらえたりで、なんとなく症状も落ち着いているような・・・
なので、点滴セット持参で冬営地に家族3人+一頭で3連休は家畜のサバイバルの救援に行くことにしました。冷えが禁物なので、後方支援でゲル周りの仕事だけになっちゃいそうですが、ガナー君によると、「家に帰ったときに人がいるっていうだけで心が安らぐし、あったかいっていうだけで幸せなんだよ」とのことだし、子狐も「空気のきれいなところで休めばよくなるよ、一緒に行こう」と殊勝なことをいってくれる。
せっかく親子3人の家族ごっこもなじんできたところなので、やはりここはもうちょっとがんばるか・・・
さて、ブログネタの「リサイクルしてる?」です。
モンゴルのゴミ事情は廃棄物処理施設が不足していて、今、日本政府がゴミの埋め立て処理場設立の無償援助プロジェクトを実施中だったり、ゴミ集積車の寄付をしていたり、ドイツ政府のGTZがゴミの焼却施設を作るとかいう計画も進んでいたりしていますが、基本的には、ポイ捨ては多いです。
でもゴミ関連のこうした外国からの援助協力よりもすごいのが、モンゴルのスカベンジャーな人たちです。
朝、ゴミを決まったところに捨てることになっているのですが、ゴミ集めの車の来る時間もまちまちだし、もともとアパート内の踊り場とかにビニール袋やダンボール箱にまとめておくと、管理人(ジジュールを呼ばれている)のおばちゃんが掃除のときにまとめてもっていってくれるので、わりとルーズ。
朝、ゴミ車が来るよりも先に、ゴミのほとんどが消えています。
スカベンジャー、つまりはゴミをあさるホームレス、あるいはそれに近い貧困層に属するアウトサイダーな人たちがどこからともなく現れて、リサイクルにまわせそうな「ゴミ」は「我先に!」と争って持っていっちゃうからです。
ガラス瓶とかペットボトル、衣類、プラスチック製品、壊れた電化製品などなど・・・
これらは、ザハの一角とか、リサイクルの買取業者などに持っていけばちゃんと換金できるのです。
生ゴミはからすや野良犬たちがさくさくと食べちゃって跡形もなくきれいなものです。
で、困るのが、生理用品とか排泄物がべっとり付着したトイレットペーパーなどがせっかくまとめられていたビニール袋が引きちぎられ、どばーっと散乱し、風に舞うこと。
なので、この風にまってしまう前にゴミ集積車には来てもらいたいんですね。
我が家では動物性たんぱく質や骨関係は、ワンコのソートンの餌になっちゃうし、植物性の野菜くずなどは家畜の餌になっちゃうし、ペットボトルに入っているものはほとんど使わないし、プラスチック容器なども冷凍用の入れ物などに使っているので、ゴミ袋がいっぱいになるのは、2週間に一度くらいです。
リサイクルというか、「生きたシュレッダー」なのが欠食児童なヤギや羊たち。不要になった機密書類などはシュレッダーにかけるよりも確実に、この世から消滅させることができるのです。
干草はまともな栄養がありそうなのは、もう9月末の3,000tgから12,000tgと4倍まで値上がりしているうえに、入手が困難になってきました。
なので、我が家では、わずかな野菜くずをかき集め、食料市場の野菜売りコーナーでキャベツや白菜、ねぎや青物の外がわの捨てた葉っぱとか、くさりかかってしまったジャガイモやカブなどを安値で譲ってもらったりしています。
さらに、わりと人気の情報誌「ショールハイザル」でみつけた、「家畜の餌にもなります。凍ったマンジン(カブ)1kg=100tg」という情報をたよりにさっそく連絡。300kgほど買い込みました。
家畜たち、食欲はあるのに寒さに耐え切れず、次から次へと衰弱死しています。
ほんとに全滅しそうな勢いです。やはり飼い主がそばにいないと、必死の介護、というのがないから、家畜もあきらめて息を引き取ってしまうのでしょう。
井戸の水も凍ってしまっているため、雪を融かして水を作るのですが、燃料となる石炭や薪も高く、家畜の乾いた糞も家畜小屋の寝床に使う必要があるし、そもそも牛が近所にいなくなっちゃってて見つからないので、無尽蔵に雪があるからといってがんがんストーブたいて水作りをするってわけにもいかないのです。
反芻動物は、草を反芻しながら、いくつかの消化器官をいったりきたりさせて消化吸収していきます。
でも、そのときに水を十分にとらないとちゃんと消化ができず栄養失調で餌となる草を体内にいれているがために体力をうばわれ、衰弱してしまうのです。
だから、野菜くずのように簡単にかじれて、水分を含んでいるものも必要なのです。
今、モンゴル産のニンジンがまとめ買いすると、100kgで40,000tg-50,000tgくらいです。
うーん、高い。私はこれでもいい、と思ったのですが、ガナー君の計算によると、それだと過剰投資になってしまうのです。
古新聞の山をストーブにくべる前にふと発見した、「凍ったカブ」の話はまさにリーズナブル!カブなら、根菜だから炭水化物としてのカロリーもあるし、ビタミンや繊維も豊富に取れます。しかもニンジンの四分の一の値段で大量購入が可能なのです。
さっそく今日連絡したら、どうも秋の収穫祭でうまく売りさばけず、食料貯蔵庫もないので、室温で倉庫で保存していたら凍ってしまった、という大量のマンジンをかかえていた人だったのです。
試しに300kg購入してみて、家畜がもりもり食べて、もりもり元気回復・・・ということだったら、また買います、ということで、えっちらおっちら、ガナー君とガナー君の親友のアドーチ君がピンクワゴンに30kgx10袋を積み込みました。ガナー君もかなり衰弱しているため、30kgの袋をかついでよろけてました。私も手伝いたいところだったのですが、重いものを持つことも、凍ってたりする冷たいものを腰につけることも体によくないから、と拒否されちゃいました。
健康体じゃない私ってほんと、役立たずです。
それにしても、モンゴルってほんと、捨てる前に、まず「売ってみよう」という根性があるのがすごい。
日本でエコとかリサイクルっていうエコビジネスの商品って、割高でも仕方ないって風潮がありますが、モンゴルって、経済の仕組みの原点で勝負ですよ。
無(ゴミ)から有(商品)へと定義がえする。
今は試せるものは何でも試して家畜たちを救いたいと必死です。
生ゴミあるなら、私たちにくださいって本気で思ってしまいます。
天気予報によると、3月20日ごろ、つまりは春分の日くらいまでは、まだまだ寒い日が続くようです。
あと20日間ほどを耐え抜けば、春が来るのです。暖かくなりさえすれば、家畜たちはきっと生
きる元気も取り戻すはずです。
もう出産で数を挽回する、とかそういう野望はあきらめました。
今はただ、今生きている命をなんとしても救いたい。
ぐじゃぐじゃでもやせっぽちでもなんでもいいから、生き延びて欲しい。
そんな気持ちでいっぱいです。
在留邦人の方、ぜひとも野菜くずをとっておいてください。
連絡いただいたらこちらから取りに伺います。
冷凍しておいていただければ大丈夫です。
寄付金なんか、庶民の私たちには届きません。
大企業や県人会などが募金の呼びかけ、服とかの寄付を募っているけれど、所詮は選挙活動とか企業イメージアップのための作戦でしかないのです。
それでも、どこかに届けばよいとは思うけれど、やっぱり所詮は他人事です。
それよりも確実に小さなたくさんの命を救える方法。
それがきれいな生ゴミなのです。
どうして、毎日大量の野菜くずが捨てられているというのに、政府はそういう呼びかけ、しないのかなあ?
春よ来い!早く来い!とこれだけ切実に、涙をこらえて願ったことは、人生の中で初めてです。
この冬はモンゴルでも30年ぶりのゾドなんだそうです。
でも、ゾドにならなくたって、1年の大半が氷点下の暮らしです。
モンゴル人が一番嫌いな季節は「春」ってよくいうけれど、それは、やはり春になっても日本みたいなぽかぽか陽気になったりはしないし、からっかぜがふいて、よわった家畜を痛めつけるからでしょう。
それでも、「春」が希望であり、長い冬の出口であることには間違いがありません。
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あきらめないで、前に進みます。一歩一歩前に、前に進んでいれば、いつか春にたどり着けるんだ・・・