モンゴル国は、大晦日です。先ほど、記事で更新したように、大晦日と元旦は喧嘩しちゃいけないことになってるのですが、、、やっちまいました。
昨日になって急にボーズを作る、と言い出したガナー君、最初だけ大掃除を手伝ってくれたものの、結局なんだかよくわからないけれど、ザハに買い物に行くだの、洗車に行くだのと外に出っ放し。大掃除でぎっくり腰気味になり、かなり切れ気味・・・

でも、とにかく気を取り直して、凍った肉で手が霜焼けになりながら、手でさいの目切りに包丁で切っていました。5kg分。。。フードプロセッサー使えば数分の作業だというのに、かなり時間がかかってしもうた・・・

そして、涙を流しながら、たまねぎのみじん切りをすること5個分。そしてニンニクの皮むき。。。

肉のさいの目切りの最中にできたしもやけやらアカギレが痛い。

でもとにかく肉餡はできた。

そして小麦粉をこねる。こねる。こねる。。。

孤独だ。。。

なにが悲しゅうて一人で大晦日にボーズを作らねばならぬのだ?

この時点で私、かなり切れてきてたのです。
つまらん。。。
久々の休みにずーっと働きづめだ。おまけに楽しみにしてた買い物もできないで引きこもり状態だ。。。

そして、洗車から帰ってきたら、今度は、「冬営地が吹雪で羊の群が谷ひとつ向こうの群と一緒になっちゃったんだって。今からいかなきゃ、と」

で、どーすんだよ・・・このボーズの材料?
ともうこの時点で私はクラクラ。

昨日からずっと背中が痛く、血圧も下が120、上は160から薬飲んでも下がらない。
そう、また炎症、始まっている模様・・・

なのに、冬営地・・・ですか。
覚悟はしていましたが、なぜ、夜6時過ぎになってそういう話、する?

でも、とにかくボーズだけ作っちゃおう、となったのですが、あーあ。小麦粉を伸ばすためのまな板がない。

オフィスは元カフェ。厨房にはなんぼでもまな板がある。
なぜ、オフィスのすぐそばで洗車しておきながら、まな板をわすれる?頼んだもの、おつかい、3つ以上こなせないなら、小学生以下だよ・・・

オフィスからまな板をとってきて、さくっとボーズを作ってから、ガナー君の実家においてあるフスマや水タンクをピックアップし、キャリアーを取り付け、明日買い付ける約束だった干草を行く途中で購入し、、、という予定で、ガナー君、再び、お出かけ。

待てど暮らせど、まな板はこない。
段取りの問題といえば、そうなのですが、肉を切るのに使ってしまったまな板はすっかり湿っていて、ボーズの生地のばしには使えないのです。

しょうがないから、大掃除の続き。ブログサーフィンなどをやって過ごす。

さらに冬営地にすぐに持っていけるようにジャガイモと肉の塊を蒸しておく。

すべて私はスタンバイオッケーになっても、ガナー君は帰ってこない。
オフィスまでは歩いても15分。どうした?まな板、見つからぬのか?

心配になって夜9時過ぎになって携帯電話に電話してみた。

すると・・・なんと奴は実家に戻っていた。
しかも、実家でボーズ食って、口、もごもごだ・・・
なんなの?なんなのそれ?別にいいよ、実家で大晦日やったって、全然オーケーですよ。
それにあーたの実家に呼ばれなくたっていいのよ、私。
だって、あなたのカフェ賃貸料4か月分踏み倒しの詐欺師の弟と一緒にご飯なんか食べたくないもの。

もう、完全に、ぶち切れた。

大晦日だから、我慢してた。高血圧だし、頭痛いし、昨日からずっと背中痛いし、大掃除でアカギレパックリあいちゃって、肉を切るのも、肉餡をこねるのも痛くて痛くて、なきそうだったけど、我慢してたけど、、、でも、もうぶち切れた。

もう結構です。

大体、そういうことになるなら、最初にまな板、こっちに届けてから実家行けよ。
冬営地行かないことになったならそう言えよ!
せっかく大掃除で整理した防寒装備とかシュラフとか、また引っ張りだしちゃったよ。

家畜が吹雪で凍えて全滅するよりも実家の大晦日パーティーのほうが大事なのかよ。
もういい、です。もう結構です。

おまけにパッチモンのウィンドウズがまたひっかかっちまった。デスクトップ真っ黒です。
あわててバックアップとりました。

そうこうしてて、もうすっかり疲れました。

気を取り直して、一人でボーズを作ります。
馬鹿らしいと思いつつも、5kgの肉といえば、私にとっては、1か月分です。
おまけにたまねぎとニンニクを混ぜ込んじゃったから、もうソートンと分け合うこともできないのです。
おまけに大量の小麦粉の生地が乾いてヒビが入りつつあるから、それもまたもったいないから仕方ないのです。

ぬれたまな板でやると、なんぼ水分ふき取っても、やっぱり生地に穴が開く。

もう正直、泣きながら一人でボーズ作ってました。
何が悲しゅうて一人で大晦日にぬれたまな板で、ヒビが入った生地でボーズつくらなければならぬのか。。。

そうこうしてたら、あわてて帰ってきたガナー君。

肉の味見をせずにボーズを作るなんて、馬鹿じゃないの?みたいなことを言われ、もうそれで我慢できなくなりました。

そして、モンゴル習慣を正論に持ち出し、自分を正当化する男に完全に切れた。
「お前と一緒にいたくない。自分の実家で親兄弟仲良くボーズを食って笑ってろ。詐欺やろうの弟と、約束以上のギャラをふっかける兄貴と、坊や大好き親ばか婆と、子供3人作ってもパラサイトで平気で私のギャラで生活しておきながら、寒い日は家畜の世話は嫌だ、なんてほざく出戻り姉貴と仲良くボーズ食ってろ。私は行かない。もう行かない。冬営地も行かないし、お前の馬鹿家族んところも行かないよ。気まぐれで食材無駄にするのも、いい加減辞めてくださいな。私、ボーズ作るから。もうバイバイ。帰ってこないでいいから。」と・・・

やっちゃった・・・大晦日なのに、やっちゃった・・・

後悔はしてるのですが、でも、やっぱり、私、自分の思考回路おかしくないと思う。

私をわがままだ、という前に、自分が口に出したこと、計画は、実行しろよ、と思うのです。
この日にまさか、こういうことになるとは思わなかったが、でも、いいや、もういいや、とやけのやんぱちです。

そのくせ、いけしゃーしゃーと帰ってくるのだろうか?
帰ってこないでもいいや、といいつつ、待っているのだろうか?私・・・

よくわからないのですが、とにかく、生地をのばすためのまな板は到着しましたが、生地はすっかり乾燥し、さらにグルテンが活躍しすぎて、全然、うまくのばせません。

にちゃにちゃに肉汁ジューシーになりすぎちゃって、だれた生地の底から、べろーっと肉餡がにじんできちゃう。

こんな大失敗、正直20年ぶりです。泣きそうになりながらボーズ作るっていうのも20年ぶりです。

あー、なんでこんな不幸な気分で大晦日を迎えることになってしまったのか?
それははっきりしているのは、私が意地っ張りだからだってことです。

でも、やっぱり、ガナー家の塩の塊みたいなボーズをこの背中の痛みと高血圧を抱えながら食らう、という危険さを考えたら、やっぱり今の状況が正解、な気もします。。。

外は寒いから、ボーズはなんと5分で凍ってます。
ある意味、冬営地、行かなくてよかったのかもしれない。
でも、羊もヤギも、多分、野宿状態で、全滅です。
全部、ガナーのせいだ・・・私、またモンゴル男のせいで、大損、こきました。