昨日の予報どおり、ウランバートルはすごい寒風がびょ-びょ-吹いてます。
おはようございます。外は真っ暗闇ですが、とにかく朝です。

7時45分の段階で、これだけきっぱりとどっぷりと漆黒の闇に包まれているのに、あと15分ほどで明るく白んでくるなんて信じられん。

こういう時期を黎明っていうのかしら。

先程、冬の間お世話になってた出稼ぎ先、ジャーナリスト集団・JINNETの社長さんのブログで、私もいくつかの番組制作に関わらせていただいていたテレビ朝日の「サンデープロジェクト」が来年3月で打ち切りになることを知りました。ショック。。。ただただショックです。


テレビ製作会社を契約任期満了で円満退職したはいいが、さて、どうしよう?というときに真っ先に声をかけていただいたのが、このジンネットの高世社長でした。
地平線会議のつながりがあり、奥様のご厚意で学生時代は独り身の寂しい私たちは、クリスマスパーティーを高世家に押しかけてやらせていただいたものでした。

贋ブランド、蛇頭の日本密入国の手口、北朝鮮問題、抗がん剤治療薬の厚生省保険適用認定を勝ち取るまでの癌患者の闘い、捕鯨問題、北朝鮮に対する米国の対テロ国家指定解除に対する検証等々ハードな番組を数々手がけてきた敏腕ディレクターで全身でスタッフをかばうプロデューサーであるとは思いも寄らないマイホームパパ。

誰に対しても態度が一切変わらず、誰に対しても真摯。誰かを悪者として糾弾するのではなく、真実をつかみとるためにとことん取材検証を重ねた上で、番組にする。
ジャーナリストとしての姿勢、覚悟はこのジンネットで教えていただいた、といっても過言ではありません。

真っ暗でびょーびょーと風が吹く中、偶然にも高世さんのブログを読みまして、きっと大変なんだろうなぁ、と思いました。毎年、大変だ、大変だといいながら、盛大な会社の忘年会に招待していただき、楽しいひと時と最前線で活躍しているジャーナリストとお目にかかる機会をいただいていました。

私も時々制作させていただいてた「素敵な宇宙船地球号」もリニューアルという名で、海外取材がほとんどできなくなり、番組テイストもガラリと変わったという話だし、ついで「サンデープロジェクト」も打ち切り。もうドキュメンタリーや報道の本格番組を放映するテレビ朝日、という路線はなくなっちゃったのかなぁ、と寂しさとともに、今後のドキュメンタリストのサバイバルの過酷さを思います。

でも、どんなに漆黒の闇に包まれ、どれほど冷たい風が吹きすさんでも、朝は来るんだってこと。
それは、私にとって、ジンネットにとって、すべてのドキュメンタリストにとっての救いであり啓示なんじゃないかしら、と思います。

高世社長とジンネットのスタッフの皆さん、遠いモンゴルから、全然力になれないけれど、応援してますよ。
がんばれー!がんばれー!がんばれー!