急遽、なのでしょうか?

9月の半ば頃から革命党幹部クラスの間ではささやかれていた噂がありました。

「バヤル首相はオユートルゴイの鉱山利権に関する契約を結んだら、交代することになる。次の首相は、現外務大臣・Su.バトボルドがなるだろう」

その噂、本日、的中。
的中っていうか、実現っていうか?

Su.バトボルド氏。人民革命党。スフバートル区から選出された国会議員でもあります。バヤル内閣では外務大臣のポストに就任していました。容貌はダンディ。

ついこの間、長野県の佐久市という日本一の健康長寿の都市とウランバートル市スフバートル区の姉妹都市交流の話し合いで通訳をやった際に、このバトボルドさんと、夕食会で、ぬぁんと席が対面でした。

そのときの印象。

この人がモンゴルの首相になったら、世界的にも好感度がすごいアップするだろうなぁ。

とても流暢な英語をあやつり、かつユーモアのセンスも抜群。
アルヒを何杯飲んでもちっとも乱れず、とても優雅。
とにかく、成熟とか洗練ってことが似合う人でした。
モンゴル語も歴代首相の中でも、多分、No.1くらいの聞き取りやすく理論的な話し方をする人なのではなかろうか?
といっても、私が知っているのは、1990年以降だし、ちゃんとそういう政治経済法律的な話を聞き取り、かつ論理的に理解できるようになってきたのは、1993年以降なので偉そうなこといえませんが。

一応、内閣自体は、2008年の暴動等のすったもんだを経てつくられた与野党連合政権ですし、人民革命党:民主党(および民主化連合勢力)の比率が6:4というのは変わらないので、人事的な問題は、予算を握る財務省と、対外関係の窓口となり、ある意味「美味しい」ポストである外務省の大臣職をどうするか?ってところです。

力の均衡っていう意味では、言ってみれば、飛車・角にあたる財務省と外務省。
それぞれの勢力で仲良くわけましょう、といっても、もっとも美味しい財務省をとりたい。
だから人民革命党が財務大臣のポストを握り、外務省は民主化連合ってことになりそうです。

まだ、施政方針演説の段階で、まだ実際の大臣職のシンボルである総理大臣印の引渡し等が済んで、いざ、バトボルド内閣での国会開催という運びの模様。

ともかく、おめでとうございます、という感じです。

まったくもって、人口が少ないせいか、仕事柄トップクラスになりうる方にお目にかかるチャンスがあったからなのか、まさか、知り合いが一国家の大統領や首相になるたぁ、学生時代は想像だにせなんだ。

モンゴルもこれから冬に入りますし、インフルエンザの猛威とか、経済混乱からの脱却とか、様々な問題が山積みですが、へこたれることなく、よりよい方向にモンゴルの人たちを導いていっていただきたいものです。

がんばれ!バトボルド首相!!