久々にガナー君とソートンが帰ってきました。
げんきんなもので、風邪、すっかり治った気分です。
子狐は、ガナー君実家でイトコと遊ぶ、という秋休み満喫モードとのこと。
今のうちよ、遊んでいられるのは・・・てんこもりの宿題に困惑する子狐の顔が目に浮かぶようです。

今日は、さっそくラブワゴンのシックなシートカバーを引き取りにいってきました。
ライトグレー(シルバーに近い)と薄めのピンクのツートンカラーで私がデザインと素材を決めちゃったのですが、出来上がりにはガナー君も満足!よかったー。

明日、冬営地に行って帰ってきたら、ラブワゴンの外も中も念入りに洗車し、それからシートをかけましょう、ということになっております。

そういえば、ちょっと家畜臭いのだ。

さて、今日は、ホジルを求めるお買い物、でした。

いつも使ってるモンゴル最大の市場「ナラントール」の定休日なので、西側にあるハルホリン市場に行きました。活気はイマイチですが、一応、揃うものは揃う。

さて、私達人間が、ダイエットだ減量だと騒ぐとき、まずは減塩って大事ですよね。
塩分はやっぱ、太るもとなのですよ。

逆に、家畜たちを健康的に太らせるためには、塩分、ミネラル分豊富なホジル、ジャムツダブスが必須。
もともと塩分が強い土壌とか、干上がりつつある水場などは、イオン交換作業でミネラルが地上に浮き出るのですが、それにしても、冬場に備えて、今の時期にたっぷりミネラルをとらせることで、脂肪がのりやすくなるのだそうです。

私がオブスアイマグの、世界自然遺産にも指定されたオブス盆地の国境近くというか、思いっきり国境の緩衝地帯の中にあるダブスト山(モンゴル語では文字通り「塩山」という意味です)で、欲の皮をつっぱらかせて掘り出した80kgの水晶のようなジャムツダブスたちもそろそろ底を尽きようとしていますし、なんといっても、あまりにダイレクトな塩の塊をかじり食べる、というのは、いくらミネラルが家畜によい、といっても、胃腸がただれたり、高血圧、、、だかなんだかになるので、よくないということ。
それに、そもそもが人用に出来る限り美しいものを、とがんばって選りすぐったもので、もったいないよ、と。

羊やヤギにとっては、硬くて泥とか砂利とか混じってて、むしろチミチミとなめるしかできない、くらいの岩みたいなほうがいいんだそうです。

たっぷり塩をとり、草をよく噛みながら、水分もしっかりとることで、脂肪がのるんだそうです。

ということは。。。

人間が減量するときは、その逆だね。

塩を取らず、よくかまず、水分はとらず、、、

いや、嘘ですよ。嘘嘘。

塩は控えめ、マグネシウムとかカルシウムはむしろ積極的にとりつつ、よく動き、よく噛み、水分も適度にとって血やリンパのめぐりをよくすることが脂肪燃焼のコツ、みたいですよ。

岩塩は、ぎっしり、みっしりと細かい結晶ががっしりスクラムを組んでいるようなものが家畜にはお勧めです。

1kg=500tgといわれていたのを、値切りに値切り、400tgに。あはは、わずか6円ちょいの値切りですね。
ちょっとした塊でも、かるーく30kgを超えるので、油断なりません。結局、キリのよい数字になる大きさのものを選んだら35kgもありました。腰をいためないように、慎重に抱えて運びます。

35kgといえば、子狐のほとんど2人分近い重さです。戯れにもてる重さではなかったので、ガナー君におまかせしました。

「これだけあれば、3年は持つ」とまたまたガナー君、根拠のない自信です。

明日、お隣の遊牧民は100頭余りの羊を屠殺するそうなので、何はともあれ、明日中に私達は冬営地に行く必要があります。

というのも、「ついうっかり」と、我が家の数少ない、一頭でもいなくなったら主イエス様もびっくりなくらい大騒ぎで大捜索する、という羊まで、つぶされてはたまらないからです。

印つけてあるんだから、まさか、そんな・・・そこまでお隣に人間不信になるのも、どうかと思うよ、と言ってみたのですが、、、

どうも、先日、預けた家畜を引き取った際に行方不明だった6頭のうち2頭は発見され、どうしても見つからなかった4頭については、数合わせで別の羊を引き取った、という経緯をへて、自分たちで放牧するようになったわけですが、早速、お隣が「放牧代理」のお試しにいった帰り、3頭足りなくなってたそうです。

おかしい、おかしいと、大騒ぎして探してみたら、なんと、ちゃっかりお隣の家畜小屋の隅に隠されていた、という。。。

やばすぎる、このお隣。

なので、ガナー君の懸念は、やはりただの思い過ごしとか、被害妄想とか、笑い話にするわけにもいかないのですね。ふぅ。

放牧地の占有権復活のためのガナー君ママの住民票移しのために、明日はママはいけません。

なので、自動的に、私も行くことになるのだろうか?仕事、結構あるし、明日はパスポートの引き取りにもいかねばならぬのだが。

といいつつも、もう早速田舎行きの準備を始めています。明日は子狐の誕生日。想い出に残るよい誕生日にしてあげたいです。

それに、100頭余りもの羊をほふるということは、栄養分たっぷりの血とか内臓がしこたま出るから、おすそ分けが期待されるわけです。犬の餌として最高なのです。脂肪の塊ってわけでもなく、新鮮ですからね。
お隣のうちにも2頭、面構えのきっついワンコがいるのですが、社交性のあるソートンはすっかりお友達。私も初対面5分で手なずけてしまいましたから。

いくらこずるい、といっても、人間として根っから根性が捻じ曲がってて、あからさまに近所づきあいができないタイプってわけでもないお隣さん。単なる性格なんだろうなぁ。

ガナー君は割とうまく折り合いをつけています。

それにしても、うちの子たち、大丈夫かなぁ。
お隣の屠殺用の家畜と比べると、ものすごくやせっぽちなので、しっかり岩塩をなめてデブになってほしいです。

懸案事項だった井戸の話ですが、とりあえず、もう冬営地周辺は根雪で覆われているそうなので、家畜の水については、心配なさそうですし、ともかく土地の占有権の更新ができないことには、せっかく井戸を掘っても他人にとられてしまう、というのも悔しいから、しばらくペンディング。

人間の水は、しばらくは週1回か2回、車で運ぶことになりました。もうちょっと雪が降り出したら、雪を溶かして使います。