風邪の引き始め、まずすることは? ブログネタ:風邪の引き始め、まずすることは? 参加中
モンゴル国でも、どうやら日本在住のモンゴル人か何かが一時帰国した際に新型インフルエンザウィルスを持ち込んだんじゃないか、、、って感じで、先週、新型インフルエンザA株H1N1のウィルス検査が陽性反応になった患者がまず3名からスタートして、ばいばい増殖中。マスク着用で闊歩するウランバートルっ子も増えてきております。

外食産業の従業員さんも結構、マスクしている人、多いです。
とってなども、消毒薬を浸した布がまきつけてあったりね。

映画館も、モンゴル初のシネマコンプレックスにしてドルビーシステム採用したテンギス映画館などでは、無料で使い捨てマスクを配布していたり。
街のあっちゃこっちゃで、「マスク売ってます」と貼り紙。

手洗いうがいの徹底から、政庁が入っているコンプレックスビルなども社員食堂は今までは外部の人にも解放されていて、激安ランチが楽しめたのですが、今は、「新型インフルエンザ感染拡大を予防するため、関係者以外は立ち入り禁止」とずいぶんじゃないの!といったつれない対応。

あー、新型インフルエンザ、インフルエンザ・・・

豚は関係ないっつーのに、相変わらず、「ガハイントモー」と新型インフルエンザの旧称のほうが通りがよい、モンゴル国。

でもね、、、先週から、ずーっと草原での作業だったり、車がないから、てってこてってこ街中を歩き回って汗だくになったり、冷えたりしているうちに、本日、なんだか咽喉がいがらっぽい感じなのです。

熱も微熱っぽい。。。

鼻水はそうでもないのですが、黄色いタンなんかが絡んじゃって、やばい!!
風邪であってほしいぞ!!

なんとなく、今は、薬で風邪を治したくない心境なのです。

なので、風邪の引き始めは、まずは、ハニージンジャーチャガティー+オリジナルスパイスブレンドスペシャル!でたっぷり発汗、熱を発散してウィルスやら病原菌やらの退治にかかります。

つくり方は簡単。
それに生姜はつい先日終わったモンゴル農作物収穫祭で買い込んだモンゴル産の結構アクが強いジューシーな生姜がたっぷりあるし、蜂蜜も何重にも重ねたガーゼで漉したちょっぴりサラサラで黄金色のすっきりしたものと、いわゆるノンフィルターでこゆくネットリしている、ハヌカだかマヌカだかというニュージーランド産などの人気蜂蜜みたいにすごい味が複雑なものもあり、蜂蜜長者状態なのです。

モンゴル産蜂蜜の熱烈なファンでもある日本の友達がいるのですが、しばらく日本には帰れないので、惜しげもなく自分のためにつかっちまおう。

チャガは先日もご紹介した「朝の定番の一杯」で仕様しているカバノアナタケです。

オリジナルスパイスブレンドといっても、これまた簡単です。
シナモンとカルダモン、それにローズヒップとハイビスカスを細かく臼でつぶして、さらにペパーミントの生の葉を刻んで、あついチャガ茶を注ぎます。
そのあとで、蜂蜜を入れ、とけたところで、生姜を絞りかすと共に投入。

これは発汗作用がすごくあるし、咽喉のイガイガ感もすぐにとってくれるので、お試しあれ。

新型インフルエンザよりも、今は、ただの風邪のほうが怖いです。

扁桃腺が腫れやすいタチだし、一度、咽喉を痛めると、こじれてなかなか回復しないので、今が勝負、という感じです。

あとは、このスペシャル風邪撃退茶を飲みつつ、布団に包まってたっぷり睡眠をとることです。

ちょっとの風邪でもガナー君といると、やれ,節々が痛いだの、頭が痛いだの、鼻水がとまらぬ、だのと大げさに騒ぐ私ですが、独りでいると、わりと冷静に対処しているなぁ。。。

ちなみにモンゴル人は普段の体温が高いせいか、38度位の熱をあっさり「微熱」とかるーくスルー。

風邪の初期の頃は「病は気から」ということで、そのくらいの「自分はまだまだ健康さ」と思い込む、というのも大事なことなのかもしれません。

日本はまだまだ暑いっていう日もあるみたいですが、風邪など召されませぬようお大事に。

ちなみに新型インフルエンザウィルス陽性の発症者は、モンゴル保健省によると、20日17:00の時点で、ウランバートル市内で累計139名の新型インフルエンザへの感染が確認されているとのこと。このうち、感染症センターに隔離されたのは62名で、そのうち34名は既に回復し、退院しています。
大使館からの情報によると、この「累計139名」の中に日本人の方も含まれているそうです。お大事に。早期回復をお祈りします。
地方においてはヘンティー県、ウブルハンガイ県、ダルハンオール県、セレンゲ県、ドルノド県で感染の疑いがある患者がいるとの報告。
季節性のインフルエンザの流行もあるといわれており、ウランバートル市内のいくつかの学校では休校などの措置がとられています。

ガナー君も子狐を「学校を休ませて、空気のきれいな草原につれてくる」と鼻息が荒かったのですが、正直なところ、まだ子狐の学校では休校も学級閉鎖も予定していないということですし、まだ感染拡大の序の口で、この状態がいつまで続くかわからないのです。あんまり学校を休ませて、授業に遅れて「落ちこぼれ」になるのも、プライドばかり高くて、集中力の足りない子狐のやる気をそぐこと間違いないし、かといって、私も仕事が始まってしまっているので、子狐ばかりにかかりっきりになるわけにもいかないのです。

ある意味、実母のところにいる、という状況が、今の子狐にとっての一番安心できる状況なのではないか、と思ったりします。

確かに草原は空気はきれいなんだけど、まだまだ、ゲルの中も落ち着いてないから埃っぽいし、ロウソクだけだから、勉強もおちおちできないし、みんな、家畜関係の作業で忙しくて、おしゃべりざかり、愛情を全身でうけたい年頃の子狐にとっては、いつも遊んでいたイトコたちがいない環境でポツネンとつれてこられても、やはり寂しい思いもするだろうし、まだまだゲル中も夜明けはストーブの火も消えると外気温と変わらぬチルドというよりはもはや冷凍庫。

私もそろそろ子狐のはしゃぎ声がなくて落ち着かなくなっていますが、自分の寂しいという気持ちよりは、何よりも子供の落ち着いた環境づくりが第一優先事項かな、と思ってソートンを抱きしめて我慢、我慢。

地元新聞では、インフルエンザ蔓延が危惧されてるのに、健康保健相は何も対策をとってない!とたたいていますが、正直、先進国でもワクチンが足りないんだから、モンゴルだって、マスク配布やら手洗いとうがいの徹底を小学校などでも指導しているわけだし、外食産業や公的機関の出入り口やドアの消毒徹底もたいしたもんです。

これだけ予防にがんばってるんだし、モンゴル国の経済事情や技術レベルなどを考えたら、日本やアメリカみたいな先進国的対応を期待するほうが贅沢ってものだ、と思ったりもします。

でも、ついにこの国でも出ちまったなぁ、、、とちょっぴり不安。

インフルエンザなんて、もう30年以上かかってないよ。。。
ちなみにインフルエンザの予防接種で発熱したことがあるため、小学校5年生以降はインフルエンザの予防接種もしていないのでした。いかんなぁ。。。

3名がわずか1週間ちょっとで139名。ねずみ講みたいですね。。。やるなぁ、ウィルス。