昨日のモンゴルのニュースから。
民主化運動が始まってから20周年という節目の年に、民主党からの立候補者エルベグドルジ氏が当選確実ってことで、民主化運動支持派のウランバートル市民は夜まで大盛り上がりでした。

そんな中で、ちらりと出たニュースです。

新型ウィルスはやっぱり隣国である中国から送り込まれてきました。

SARSのときも発症した患者が列車でモンゴルに帰ってきたがために、感染し発症した人は6人だったのに、何万人もの人たちが隔離されたり、停留されたりしました。

今回もまた。。。

患者は、24日到着の列車というので、おそらく北京からの国際列車だったと思いますが、まぁ、ともかく24日にモンゴルに入国した際に、発熱し、インフルエンザの兆候が認められたため、隔離されました。
30代女性とのこと。彼女と一緒に移動していた同じコンパートメントの人たちも隔離されて、様子見しているところだそうです。

モンゴルは多分、まだ旧名・豚インフルのウィルス検査ができるキットがないので、日本かアメリカの感染症研究の専門機関に検体サンプルを送りつつ、容態チェックということになる模様です。

あまりパニックにはならないでもよいと思うのですが、市内にはマスク着用をしている人も見受けられます。
モンゴルまで中国から列車やバスなど陸路を使っていらっしゃるご予定の方は、ご注意くださいませ。

今のところ、ウランバートルは、一部、生のままで肉などを出すしゃぶしゃぶ屋さんや火鍋屋さんが豚肉の提供を中止していますが、一般的には豚肉料理も問題なく出ていますし、特にパニックにはなっていません。

モンゴルでの豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)についての情報は、モンゴル国立感染症研究センター内に設置された「国立インフルエンザ対策センター」の公式ホームページ
「National Influenza center」
http://www.flu.mn
にて英語とモンゴル語でリリースされています。

世界の感染情報の公開も更新頻度が高く、世界のインフルエンザ対策機関へのリンクも充実しています。

気になるところでは、5月22日に隣国ロシアでアメリカからモスクワに帰国した28歳のロシア人男性がH1N1新型インフルエンザA型発症が確認され、隔離治療中ってニュースでしょうか。

モンゴルで作成されているページって結構重い・・・のでご注意を。
このセンターのページがってわけじゃないんだけれど、
たまーに公的機関のホームページにアクセスすると、PCウィルス感染することもあるので、気をつけてくださいね。(私はうっかりしてて、OS再インストールという事態についこの前なったばかりです)