さて、毎年恒例となってきていたお仕事が1つ、無事ひと段落。
と、翻訳の仕事や、新たな、ちょっと面白そうな夢のあるお仕事の手伝いっていう話が舞い込んできています。

うーん・・・

先月は、モンゴル撤退!日本にかえるぅーーーって弱気で、今にもしんじゃいそうだった私なのですが、なんだかよいペースでまた、再びモンゴルと付き合えそうな感じになってきましたよ。

日本での拠点作りは、やっぱりモンゴルだけではお客様というか安定収入と日本人としてちゃんと老後を迎えられるだけの収入基盤を作るのは現時点では無理っていう判断が私の中にある以上、必須事項です。

でも、それと同時に、多くのモンゴル人や日本人に期待されている「日本とモンゴルの架け橋になる」っていうお役目にも自分の意識を少しだけ傾けてみようかなっていう気持ちが生まれてきています。

4月のテーマは整理整頓と新しいことを始める基盤を整備する、方向性を見定めるってことでした。

仕事をする、経済活動をする、というのは、どうしても他人と関わることなしにはできないですね。
当たり前なんだけど。

モンゴルでお金絡みのことでモンゴル人と一緒に何かをするっていうのは、どうしても、最終的にその関係を解消せざるを得ない状況が出てきたとき、すっごい嫌な気持ちになることが多い傾向があるのは、いたしかたない。

それは、モンゴル人の国民性っていうのがあるから。
理不尽なことでも、相手を嫌な想いに陥れても、「自分が負担したくない」って思ったら、てこでもうごかない、ごり押しをしてくるっていうこと。
こちらが理屈や道理や、その支払いの根拠を法律と照らし合わせて提示したところで、「嫌だ、嫌だ」の一点張りで、挙句の果てに、こちらが「業突く張り」だ、とか言い出す始末なので、ま、いいや、これが最後だって思って、いろいろな負担もかぶるっていうことになる。

モンゴル人でエコツーリズムを一緒に築こうね、という関係で、8年経っても未だによい感じでお付き合いできている方は、ドイツで教育を受けたジェントルマン。奥さんもいい感じですし、何より、金銭がらみにならない話と、いかにエコツーリズムを発展させるか、その障害になっているのは何か、というようなことで盛り上がることが多いので、気楽。

その彼が言っていたのは、「険悪な形で別れなければいけない人にこそ、別れ際には贈り物をして、気持ちよく別れるようにしているんだ。モンゴル人は、別れる時に険悪だと、徹底的にその後からも邪魔や嫌がらせをするからね」ということ。

これは肝に銘じておかねばならないことです。

一生懸命やっても、結果がでないことってよくあります。
特にツーリズム系とかだと、日本からお客様を集める、といっても、大手の旅行会社さんからお客様をご紹介いただくためには、いろいろとモンゴルではかぶりづらいリスクなども負担しなければいけなかったりで、弱小な私には手におえないこともたくさん。それに、モンゴル人の「自信作」というプログラムは、格安を求める日本人の一般旅行客には、高すぎるんですね。

20万円を切れば、安い!となっていた時代はもう過去。
物価はますます上がり、人件費も上がるわりに、旅行代金自体は値下げを迫られる傾向にあるっていう状況とモンゴルのランドオペレーターさんたちの期待とは、反比例というか・・・

だからこそ誠意をもって、数字とかいろんな「なぜ?」を気持ちよく納得してもらうことが大事ですね。

疲れるし、私もほんとは、日本の旅行業のあり方に全て納得できているわけじゃないんだけど。

まぁ、そんなこんなで、、、でも、いろんな問題に対して、再び分析と対策を考えようっていうくらいには元気になりました。

早く日本に帰りたいけれど、モンゴルもいいシーズンになってきたから、、、とゆれるんだよね。

てな形で、久々ののんびりな日曜日です。