恋の思い出、視覚に残る?臭覚に残る?聴覚に残る? ブログネタ:恋の思い出、視覚に残る?臭覚に残る?聴覚に残る? 参加中
映像制作に携わっているせいか、やっぱり恋の思い出は、映像的に記憶されてます。でも、かなり美化されてます、当然のことながら・・・。20代の頃の恋は、ほんとに激しくって、幸せでふわふわで、っていう幸せな時のことしか思い出せない。二人で一緒に行った場所、二人っきりで過ごした時間、シェアした料理。。。映像的っていうのは、単にビジュアルだけの問題じゃなくって、そこには、当時かかっていたBGMもあるし、効果音、ささやき声なんかも含まれるっていうことですね。臭覚っていうのは、うーん、、、思い出せないかな。香水とかつけないし、あんまりそういうおしゃれ系でも腋臭のある人たちでもなかったし。

30代はほんと恋は、ギリギリでした感じだから、なんというか。

恋の思い出というのは、そのまま丸ごと缶詰につめて、真空パックにしたみたいな感じで、全てが詰まってます。

終わってしまった恋が、その缶詰をあけたから、よみがえって、焼けぼっくいに火がついた、みたいなことにはならないから、残ってる、といえるのかどうかわからないけれど。

心の片隅にひっそりと、何百年もの間貯蔵されている酒蔵みたいに積まれている恋の思い出を、もう一度取り出したら、素敵な映画祭ができちゃうな。

私の目というカメラを通して記録された恋は、ドラマチックで美しくって、人生のかけがえのない宝物で、「この人に出会えてよかった」っていう、その時、その時の、人生最高の至福の幸せの記憶で、辛いときでもなく、孤独なときでもなく、ふっとした空白の瞬間に思い出される映像的な思い出です。

目を閉じれば、いつでも当時の恋に戻ることができる。
でも、いつでも戻れる、目に思い浮かべることができるから、あんまり思い出さないようにしています。

今、が一番大事だから。

恋人と共に訪れた場所も、今は昔とやっぱり違っていて、彼と一緒でなければ、やっぱり全然違う場所。
それでもその場所を私はいとおしいと思うし、彼がいないことを残念には思わない。

思い出したくないんじゃなくって、思い出すまでもなく、いつでも心の中に浮かんでいる。
それが私の恋の遍歴の映像アーカイブ、なのでしょう。