今の日本に必要なものは? ブログネタ:今の日本に必要なものは? 参加中
モンゴルみたいな国にいるとですね、日本はすごくいい国に思えます。なんつったって、言葉が通じるし、意志も通じるし、常識も通じます。おまけに生産力だって、組織力だって、人材の豊富さ、多種多様さだって、はるかに恵まれている。

昔も今も、日本って、外国とのおつきあいなしでは世界で生き抜けない脆弱さがありますね。
軍事力を持たない、、、っていうのは空想の話で、専守防衛だっていってたところで、なんだか敗戦直後の平和思想や戦争放棄の理念なんかはもう、すっごい微妙な状況なわけで。

はっきりいって、某国がミサイル発射するとかしないとかっていうことでの危機感も、本来持つべきレベルを促したら、パニックになっちゃうもんね、多分。

物議をかもし、多くの血を流し、尊い命を犠牲にしたうえに結ばれた日米安保同盟だって、ほんとに、守ってくれるのかな?守るっつったって、相互条約だから日本もまたアメリカをまもらにゃいけないわけですよ。どうやって守るの?っていうと、やっぱ盾になれ、みたいなことなんじゃないかなぁ。
なんとなく、いざって時にはなし崩し的になっちゃいそうな気がします。

そもそも外国人に頼らなきゃいけないっていうのは、軍事だけでなく、食料問題でも然り。

アメリカにも中国にも強く出られないのは、結局、食料自給率が低くて、狭い領土にひしめきあう人口全てをまかなうだけの食糧生産ができないからなわけですよね。
兵糧攻めに弱い国じゃ。。。ついでに燃料も、ね。

モンゴル国も民主化前は共産国圏のコメコンのおかげで、モンゴル人は牧畜生産品を供出していれば、いろんなモンゴルで生産できないものもめぐりめぐってくるっていうシステムでしたが、共産幻想が崩壊しちゃってからは、それはまぁ、大変でしたよね。食料配給時代は、日々の食糧を確保するだけでもサバイバルでしたもん。
とはいいつつも、あれだけ食糧不足とか市場流通の崩壊とかいわれたわりに、餓死者は、某徴兵された新兵さんたちの部隊での消化器系伝染病のアウトブレイクによって栄養失調が原因で出ただけで、超貧困層ですら飢え死にはしないまま乗り切っちゃいましたからね。

遊牧民はいってみれば、食糧と共に移動しているわけだから、そういう意味で強い。

それに細々でも小麦粉も根菜も作っている。米は作れないから輸入に頼ることになるわけですが。

それでも21世紀になったら、ウランバートルの食糧市場は、輸入品ばっかり。
野菜から肉加工品から魚介類、挙句の果てには乳製品まで最近は輸入に頼っている。
金持ち=舶来品の消費者、みたいな構造ができちゃってるんですね。

都会の事情はやっぱり流通系統が麻痺したら、かなり厳しいことになるというのは日本と似ているけれど、地方の食糧事情に関して言えば、2週間ぐらい一切の流通が断絶されたところで食うに困ることはない。

水も飲めるし、植物系食糧となるハーブやら薬草やらベリーとかなんかの根っことか割と種類豊富。
肉はいわずもがな、だし、魚も河川や湖沼があるところなら取り放題。
まぁ、一人ぼっちで放り出されたところで、銃弾とライフル銃、釣り道具と斧と鍋釜がありゃあ1週間や10日間くらいは生き抜くことができる自然の恵みがあるし、知恵もあるってわけです。

でも、日本で、東京で、市場流通システムが断絶。麻痺したってなったら、そりゃもうパニックですよね。
いつか、誰かが助けてくれる、援助のシステムがあるってなれば、大騒ぎで助けを呼んでりゃいいわけだけど。

全世界が食糧恐慌になっちゃった、とか燃料がなくなった、とか日本に経済封鎖してやろうぜ、なんてアジア太平洋地域の国からそっぽ向かれちゃったりしたとしたら、絶望的ですよね。

職がなくなっても自殺者増加が社会現象になるくらい深刻化している日本ですもの、食までなくなっちゃったってなったら、口減らしの殺し合いが多発しても「社会現象」って言葉で片付けられちゃうのかな?

私は日本に必要なものって、独立国として、きちんと国民を養えるだけの自力じゃないかって思います。
食を考えるってことは、すなわち、人々の経済活動だったり、環境だったりすると思うんだけど、お金っていう人間の共通概念である信用という幻で成立している価値観ではなく、ちゃんとサバイバルできるかっていう視点を持つことが大事。

何かあったときに、助けてくれる友達、救いに来てくれる盟友を確保しておくことももちろん大事。

それは、私自身が身ぐるみひっぱがされてみて、一人ぼっちになってみて、しみじみ感じた実体験です。

そして、空腹は人の心を弱くします。ささくれだつし、孤独感や絶望感を呼び込みます。

どんなときでも血になり、肉になり、骨となる滋味のある美味しい食べ物を味わっていただくことができれば、生きる力ってものもわいてくるもんです。
どれほど絶望していても、生きる希望ってやつを与えてくれるパワーのある食糧が自力で確保できれば、日本はもっともっと元気になるはずです。

これからの日本や自分たちの生きる道を考えて、行き着く先は、第一次産業。つまりは農牧業や漁業といった、自然の恵みを上手に活用しながら生産していく生業を自分たちがどれだけ実践できるかってことみたい。
私の仲間もここ数年、田舎暮らしやら里山暮らしやら、自然農やら、自給自足やらサバイバルやらって方向にライフスタイルをシフトしつつあります。

自分たちが安心して食べられるものを、出自が確かな食べ物をはぐくみながら、必要な分だけいただいていく生活。

かつては当たり前で一番基本だった生活基盤なのに、現代の日本で実現できる人って限られているかも?
一億人以上もの国民が、全員、ちゃんと食を見つめて、生産しようって思ったとしたら、日本はちゃんとその要望にこたえられるのかな?
土地がなんといっても限られているから、いい方法を考え付かなくっちゃね。
もう他人の国の他人の土地を、お金使って、占有して、、、っていうのも限界があるだろうし、日本人を養ってあげよう、受け入れてあげようっていう国なんて、幻想だと思う。

うまい話には、必ず裏があり、誰かがとんでもない犠牲や代償を強いられたりするものだから。

原監督が盛んにインタビューで使ってた「日本力(にほんぢから)」、それの本質がどこにあるのか?
日本っていう国や国民の持つポテンシャルは、まだまだ100%発揮し切れてないって思います。

まずは食の建て直しから。

基本の実践に真剣に取り組んだら、日本はすごく魅力的な国になれると思います。