使わないけど捨てられないもの ブログネタ:使わないけど捨てられないもの 参加中
モンゴルでの独り暮らしでは、「使わないけど捨てられないもの」がいっぱいです。起業するために単身モンゴルに乗り込んだときは、90リットルのダッフルバッグひとつとデイバックひとつで家具付きアパート借りてたのにね。
年に1-2回引っ越して、点々とするうちに、家具無し家賃格安アパートを借りるようになり、家具と布団が増え、会社事務所の家賃がいきなり3倍になったときに、カフェ物件を事務所兼用ってことで清水の舞台から飛び降りる気持ちで、両親から借金して購入。事務所にあったオフィス家具がいまいち合わなくなって、やっぱり家具無しでがらんとしていた自宅アパートに移して。
旅行業で使うキャンプ用具が増え、でも、家具はもう増やせないから、もう自宅はごちゃごちゃ。
キャンプ用品は以前は、カフェの床下に作った物置に保管してたんだけど、自分でカフェ経営が難しくなってレンタルしたときに、一気にカフェにあった会社備品が我が家に流れ込んできて、もうこの辺からカオス。
でも、会社スタッフやらモンゴル人の居候やらがいろいろ、使えるものは持って行っちゃったらしく、気がついたら、我が家にあるのは、わりとガラクタっぽいものです。
ガラクタっぽいといいつつも、なんだかんだと使ってるんですよね。食器類も鍋類もシュラフもテントも。収納家具がないからむき出しで、いつお客さんがきても、「いつ、引っ越してきたの?」とか「いつ、引っ越すの?」ってきかれちゃうけれど。

でも、使わないのに捨てられずに溜め込んじゃっているものの最たるもので、なんとかしなくちゃって自分でも思ってるんだけど、ただ捨てるわけにはいかないって懸案事項になっているものがあります。

それがレジ袋。

1990年代初頭にモンゴルで暮していた人(といっても日本人は数少なくって50人もいないけど)ならわかると思うんだけど、市場経済化導入当初のモンゴルはとにかく物不足で、マイバッグ、マイボトルは当たり前でした。それがいつの間にかペットボトルとビニール袋がどんどん出回ってきて大量消費!

ペットボトルは、地方の遊牧民には、「ボトルの中身はともかく、そのペットボトルはくれー」ってねだられるほどに重宝されていたけれど、田舎ですらミネラルウォーターやら炭酸飲料が出回るようになっちゃうと、かなり粗雑に扱われてますね。

ビニール袋も同様。何度も何度も使いまわしていたあの頃が懐かしい、、、って感じで、草原のあちこちに破れた使い捨てビニールが枯れ草や枯れ枝にひっからまってて景観も壊れるし、何より家畜が草と一緒にもしゃもしゃ食べて、消化できずに腸閉塞になってしまったり、と笑えない問題になっています。

ゴミを出すときにビニール袋を使ったりもしてるんだけど、それにしても、ゴミ自体があまり出ない生活だと、入れるゴミの量よりもゴミを入れるべきビニール袋の量が圧倒的に多くなり、もはやビニール袋自体がゴミ状態なのです。

市場で買い物するときはなるべくマイバッグ持参でいくのですが、それでも土くれだらけのジャガイモやニンジンは量り売りで買うともれなくビニール袋に入ってきちゃうんですよ。はかるときにマイバッグに入れてもらおうとすると、重量がかかって正確に測れなくて売り子さんに不評なので。

でもとにかく最近はビニール袋持参で行くとか、自分のレジ袋消費は極力抑えようとは努力しています。
居候していたモンゴル人の女の子が私がいない間に、かなりがっつりいろいろ捨てたり持っていったりしてくれたおかげで、かなりごっそりモノはなくなったのだけれども、レジ袋とペットボトル、ガラス瓶だけは残ってて。。。

レジ袋は、ソートンを誰かに預けるときに餌を1日分ずつ小分けする時に使ったり、肉の冷凍保存の時に使ったりと、今、一生懸命無駄にならない使いまわしで、ゴミを出さないようにって心がけています。

ペットボトルとガラス瓶については、リサイクル屋さんに売れるようで、ゴミあさりをする人たちに好評なので、「捨てる!」と決めたら簡単に処分できました。

でもレジ袋とビニール袋は、、、まだまだダンボールに3個分くらいあります。引越しの際にももって来ちゃっているから、古いものはもう7年前のものです。でも洗えば使えるし、、、あぁ。

いっそ、売れないかなぁ?と思うのですが、レジ袋はきれいで丈夫で大きいものでも50tg。それほど負担じゃないし、多分、どこの家庭でも有り余っていると思います。
ウランバートルでもゴミ処理問題は随分前から深刻になっているんだから、もうちょっと政策でいろいろ規制して、ゴミ削減のためのマメ知識を大々的に広めればいいのになぁ。

ゲル地区の人たちは、薪(石炭)ストーブがあるから、あっさり燃やしちゃってるんだろうな。
ダイオキシンとか有毒ガスとかあんまり気にせずに。

レジ袋、ビニール袋はもはや自分の日常生活に切り離せないものとなってしまっています。
いらないっていっても、まるでババ抜きのジョーカーばっかりが手元に残るようで、ちっとも有効活用できません。

やっぱり、意を決して、あとはどうなろうと知ったこっちゃない!って自分の手元から手放してしまえ!と開き直っちゃったほうがいいのかな?
去年、ウランバートル市郊外にある日本の援助でできたゴミ処理施設っていうのを見学させていただいたのですが、結局、焼却炉があるわけでもないから、ただひたすら埋め立てるだけなのです。
鳥や野良犬やスラム街の人たちがゴミをあさってたりして、零れ落ちたゴミがすさまじいことになっていて。施設の奥のほうはそれなりに整地されて、まだまだゴミが来ても埋めていくことはできそうだけれども、見学している丘の上に突っ立っていると、風の加減で、何が入ってたんだかわからない異臭のするレジ袋の残骸が飛んできたりして、とっても気持ちが悪くなりました。
自分が無責任に捨てちゃうと、結局、ここでめぐりめぐって、ウランバートルの環境破壊に繋がり、この街に暮らす自分にしっぺ返しとなって返って来るんだって思うと、むげに捨てられない。。。あぁ、悪循環だ!

人間って結局、自己完結しきれない生活をしてしまっているんだなぁって思うと、落ち込んじゃいます。
皆さんはレジ袋、どんな風に使い切っていますか?