暑い、暑いといいつつも、ドッグフードを嫌がるソートンのために、犬の餌だけは作るようにしました。
久々にブンブグル食料市場の食肉コーナーで、犬餌用ミンチパック(1kg)を購入。
一袋1300トゥグルグとのこと。

去年は600トゥグルグくらいだったから、1年で価格が2倍以上に高騰。

手で持ってみて・・・

ん?むっ

軽いんですよ。

日々、1.5リットルのミネラルウォーターのペットボトルだの、1リットルジュースだのを、買うか、やめるかと陳列棚から手にとっては戻し、を繰り返している私の手は、500g、1kg、1.5kg、3kgをかなり正確に覚えています。

ためしに、電子ハカリにのせて確認してみたら、、、
860g。

なので、1kgを1300tgで売ってるならば、0.86x1300=1,118tgだから1,100tgでしょ?

すると、1kgいくらじゃなくて、一袋が1,300tgだとのたまう。

うーん・・・

売り子の女の子は、私が指摘するまで、一袋は1kgあると信じて疑わなかったみたいでびっくりしたような顔をしている。
まぁ、この辺、モンゴル人のごまかしは天才的、というか、顔色ひとつ変えずに嘘をつける才能(嘘をつくことを必ずしも、悪とは考えていないんだろうな。嘘も方便っていうもんね)がある人たちだから、100%信じてはいないけれどね。

挙句の果てに、冷凍時は1kgあったけれど、融けて肉汁が流れたから860gになったという珍説まで主張してきたりするので笑っちゃいました。
ジップロックなんだから、密封状態だべや。
融けても、かちんこちんでも、容積ではなく重量なんだから、1kgは変わったらおかしいのです。

結局、1,200tgになりました。
これは妥当だと思うのですが、日本円にして10円のことであーだこーだとせこすぎる?
でも、7月には1,200tgで売っていたものだし、私が値切り交渉する前に売り子さんが言い出したことだから、誠意として受け止めています。当たり前って思いそうだけれど、モンゴルでは珍しいこと。ありがたやって感謝しています。

たかが10円、されど10円。

金額ではなく、商売人としての誠意の問題なのです。

こういったことはモンゴルの商売では日常茶飯事。

設計図面で耐震強度が震度8でも大丈夫、とかいってますが、、、
昨今、ニュースで問題になっているのは、集合住宅(しかも最近のは16階建てとか高層マンションが多い)の鉄筋コンクリートに使う針金じゃなかった鉄筋が、本来の表示強度を持っていないことが判明したこと。
おまけにコンクリートやセメントの練り方も、水っぽくさらさらで、砂の混ぜ方とかも日本でのおじさんたちの練り練り作業と比べると、どう考えても、大粒の砂が多くって・・・設計どおりの強度が出るのかどうか、わからんぞ。

そろそろ不動産バブルも落ち着いてきたのか、テレビでの不動産物件情報番組などでの相場は下がってきている感じ。
とはいえ、例年、冬は安く、春から夏にかけて不動産物件は値上がり、秋の転居シーズンが終わると下がる。賃貸料も8月下旬から9月上旬にいきなり上がり、学生や長期滞在の新外国人など上客がおさまるところにおさまってしまうと、またきゅーっと下がっていく、という傾向はあるので、まだわかりません。


いずれにせよ、小心者の私には不動産商売は無理やね。

ドルは今、1ドルが1,155tg前後。
ドルも円もイマイチな為替レート。

夏のモンゴル人は商売がやたらと強気な印象なのは、太陽の光がまぶしいから?

いずれにせよ、商売で儲けるのは好きだけれど、自分が販売している商品はさほど好きではない、というか思い入れがないんだろうなぁ。
売れちゃえば後はどうなったって・・・みたいな売り方。
日本人の感覚ではどうにもなじめない。

今年は、健全食糧販売振興年ってことになっているはずなんだけれど、包装が破れていても平気で売ってるし、表示年月日が製造日なのか賞味期限なのかもわからない。
販売元がどこなのか表示のない商品もたくさんあるし。。。

キレイな売り場で高い値段で売っているからといって信用できないし。

野菜に関して言えば、デパートやスーパーマーケットなどでトレイに盛られてラップで包まれているようなものよりも、市場や露店でひとつひとつ自分で吟味したもののほうが圧倒的に長持ちする。

じゃがいもやにんじんなどで注意しなければいけないのは、中国産の輸入ものは安く、モンゴル産は高め、というのがウランバートルでは常識なんだけれど、中国産でも値段をちゃっかりモンゴル産と同じ値段にしてたりするのですよ。

中国産は怖い。なんだかよくわからんが、田舎行くとき処分するの忘れて1ヶ月近く放置してしまったタマネギやジャガイモが、芽も出さず、腐りもせず、そのまま干からびた感じで残ってたりする。
かといってモンゴル産が上質かっていうと、やっぱり、3kg買えばもれなく600gはわれてたり、中が腐っているものを混ぜていたりするので油断ならないし。

日本人の平均所得はもちろんのこと、東京都の若者の最低賃金にも及ばない私の収入で、ほんとに安全で健康な食材を確保するのはとても難しい。

ほんとにいいものってなんなのか?

日本で暮している私の大好きな仲間たちは、皆気づいていて、自給自足じゃないけれど、助け合いながらの農耕やら狩猟やら飼育やらにチャレンジしています。

安全かどうか、この国で生きるためには、都会でも生存本能を研ぎ澄まし、かつ売り子さんと険悪にならないようにしながら、信頼関係を築くチャレンジが必要です。