7月1日の暴動→非常事態宣言という流れは、モンゴル国最大のイベントにして観光資源の大目玉であるナーダム直前にかなりのダメージ!と思いきや・・・

為替相場に関していうとあんまり影響はなかったようです。

7月1日の午前中に両替商で米ドルを交換したときがUS$1=1160tgでした。
そのちょっと前、6月20日前後くらいは、US$1=1158tgだったから、なんとなくドル、持ち直してきたのかな?そろそろまとめて両替しとくか・・・
と思いつつ、暴動後のトゥグルグ暴落とかがあるかもーなどと不謹慎な予測を立てて、土曜日に両替してきたのですが、、、
7月5日の正午頃でUS$1=1159tg。
あんまり変わってない。

なんというかモンゴル国における外貨為替レートというのは、対外的な関係というよりは国内需要が大きな変動要素。

たとえば、市場が休みになる土日。特に日曜日は為替変動による損失を受けたくない両替商が低めに設定するから、外貨からの両替はレートがちょっとだけ悪い。
土曜日だから、そういう部分もあったのかもしれないけれど。。。

国際社会的には、やはり鉱物資源などモンゴルの主要外貨収入源となる産業の多くが、外国からの投資を受けているから、今回のことでの暴落というのはありがたくない、ということだったのかしら?

ガソリンがクーポン券による制限販売になった、とニュースでやっていましたが、値段も据え置きで普通に乗り合いマイクロバスは客を乗せたまま、ガソリンスタンドで給油。もちろん現金払いでやってました。

非常事態宣言についても、観光シーズンというのに、渡航を控えたり、キャンセルが出るような感じで報道されて、現地での自分がもっている印象とのギャップに、2003年SARS騒動再来か?と心配してしまいました。

ナーダム前後でガソリン・ディーゼル燃料等の価格がぐわーっと高騰する傾向があります。
燃料の高騰に伴い、便乗値上げ含め、全体的に物価が高騰します。

日本でもガソリンが1リットルあたり200円ラインに突入しそうな勢いで、国際便のチケット以外に上乗せされる分が増えるようですね。
モンゴル旅行に限らず、全体的に飛行機による外国旅行を控える傾向があるとか?

暴動が起きた日は、日本政府の超VIP、要人の奥様方が団体でモンゴル訪問しておりました。
日程的には暴動の影響はほぼないままにつつがなく無事旅行は成功に終わったようでした。
選挙結果に関する不正疑惑等々でのゴタゴタは実際は6月30日ぐらいからくすぶり始めていたようではありましたが。。。

ともあれ、双方ともに刀を鞘に納め、理性的に選挙結果を受け止めるということで、これから事態の解決に乗り出そう、という雰囲気がモンゴル政府、国会議員たち、与野党の幹部たちにもかもし出されています。

ライフルこそ肩に下げていませんが、3人以上の編成での防弾チョッキをつけた警官隊の巡回は、日曜日の朝6時半くらいからやっていました。
特に中央取調べ局や警察庁、各区の警察署などの警備が厳重で、武装してないまでも、署の外などにはれぼったい目をした制服警官(交通警察ではない刑事事件担当の人たち)がたむろしていたので、多分、大量に拘束した人たちの取調べがわんさか残っているのだろうなぁと想像。

過激派組織が陰謀をたくらんでいる、というようなデマに惑わされることなく、かつお客様に安心してモンゴルでの旅を楽しんでいただくための方策というのを思案しています。
気楽に非常事態宣言が解除されたから、ウランバートルは平和になりました、というのは怪しいな、と。

もともと非常事態宣言を出さねばならないほど、抗議デモに参加していた人たちが危険反乱分子であったのか?市民に危険が及ぶような事態だったのか?ということの疑問を持つとともに、信頼できる安全保障のあり方とはいかなるものであるべきか?

お客様の命を預かるコーディネーター、旅行手配業のあり方はどうあるべきか、など考えなければいけないこと、要求されるべき義務の多さを改めて実感し、気を引き締めているところです。

さて、明日からの月曜日、非常事態宣言解除で為替レートに影響はでるのでしょうか?
手元のトゥグルグがさびしくなってきているため、両替のタイミングをはかっているところです。