さて、昨日、2008年のモンゴル国国会議員総選挙は比例代表制みたい、、、と書きましたが、どうやら違うみたい。
各選挙区ごとにモンゴル語でマンダートと呼ばれる議席数が決まっているのですが、有権者1人あたりが選べる議員数が3名(所属政党に○をつけて氏名を記入するタイプ)になったため、開票集計に時間がかかっているようです。

徹夜で開票、集計をやっているため、不正ではないけれど、寝不足でぼーっとナチュラルハイになっちゃった選挙管理委員が集計ミスをして、投票者数と得票数が1000票近くずれちゃった、とか大騒ぎ。

市民運動党とでもいうんでしょうかね、「イルゲニィ フドゥルグーニィ ナム」というやれ預金融資組合が破綻しただ、やれ高齢者組合の建物が強制撤去されるのに反対だ、ダヤルモンゴルだと何かとスフバートル広場でデモ集会などをしているバトザンダン氏は今回の選挙は民主的ではない、不当選挙だぁ!と選挙管理委員にくってかかった挙句、自分の選挙区の投票箱を奪取!ぶちまける!!!などとエキサイティングなパフォーマンスに出たりとにぎやかです。

各局選挙速報を出していますが、まだまだ結果はわからない・・・けど、今のところはモンゴル人民革命党が優勢という印象。

でも、政界の暴れん坊・グンダライ(元保健相)は順当にフブスグルアイマグでぶっちぎりの当選確実とのこと。中央でどれだけ叩かれても、彼の地元での尊敬、信望はゆるぎがない上に、クリーンとはいえないまでも、自分にも選挙民に対しても、世間に対しても正直で真っ向勝負な発言が多いので、最初は、「やくざっぽくって偉そう。。。」と思っていた私ですが、歯に衣着せぬ物言いはすかっとします。彼の目指す政治が実現されれば、もっともっとモンゴルは民主化、市場経済化の道をまっしぐらに突き進み、強く独自の発展の道を切り開くことができるんじゃないか、、、と期待しています。

がんばりすぎると、突然、「病気」や「交通事故」によって、志半ばで命の火が消えてしまう傾向の強いモンゴル国なので、グンダライ氏が元気で気炎をはき続けていただきたいと心から応援と祈りをささげる私です。

そうそう、「技のデパート」として日本の大相撲界に旋風を巻き起こした旭鷲山はキョクシュウザン・バトバヤルという名前で立候補。現時点ではウランバートル市ソンギノハイルハン区で1位当選確実とのこと。民主化の英雄・S.ゾリグ氏の遺志をついで立つ妹・S.オユン(現外務相・イルゲニィ・ゾリグ党党首)と同じ選挙区なだけに彼女がどうなるかが気になるところです。

開票集計で問題がある、とされた選挙区では、選挙管理委員会が協議の結果、必要と認めた場合は再集計とのこと。

早ければ水曜日には76議席全てが決定することになるようです。

1人で3人の候補者を記名できるという新しい制度によって、誰が得するのか・・・?
大体なんでそんなことになっちゃったのか?無所属の人は不利なんじゃないのかしらん?と疑問は多いのですが、ちょっとインテリなナイスミドルっぽくって教育問題などで日本的な道徳教育などを取り入れようとか環境問題に対してもかなり重視した政策を唱えていた無所属・エンフバト氏が1位で当選確実になっているようなのであながち、無所属不利ってわけではないのかも・・・とか。

前回、人民革命党が不動の優位といわれて3議席全部を民主連合にもっていかれた最果てのバヤンウルギーですが、今回は人民革命党が巻き返しをはかり3議席とも奪還した模様。

びっくりしたのが、民主連合の鉄壁の砦のひとつと思っていたドンドゴビアイマグが人民革命党の圧勝になったこと。11月に交通事故でなくなった元建設・都市開発相ナランツァツラルト氏の後釜が誰になるのか、気になるところだったのですが、、、。

さてさて、新生モンゴル国、、、どうなるのか、目が離せません。
結果は・・・?