モンゴルについてちょっと興味はあるけど、草原と馬と遊牧民がいればそれでいいもーん。何度もモンゴル行ってるけど、いきつけの遊牧民さんと家族同然のお付き合いしているから、ウランバートルのことなんか、かーんけーいなーい。
という人にとっては、どうでもいい話題かもしれないけれど、ゲル集落に親しい人がいる私にとっては一抹の不安がよぎる、ニュース。

モンゴルニュース情報ポータルサイト「モンゴリアンダイレクト」から引用させていただきます。
ゲル集落をアパート化
モンゴルニュース 情報ポータル | モンゴリアダイレクト - 2008/02/04 月曜日 12:33:53 MST



要は、2002年5月1日付けで施行された「土地法改正」で「土地の所有権」が認められるようになり、ウランバートルのいわゆるスラム化地域「ゲル集落」に暮らす貧困層に「資産」をもたせることで、「不動産税」などの税金を徴収し、こげつきがちな国庫収入を増やすため、名目は、「貧困層に資産を持たせることで、生計自立のための呼び水とする」ということだったのですが、、、猛烈な土地買収、土地権利の争奪戦がヒートアップ。

金持ち層の金持ち父さんぶりは、すごくって、もう働かなくてもいいんじゃね?くらいに高金利の銀行預金、株の運用、事業を展開し、、、雪だるま式に金持ちになっています。いいなぁ。
新年に海南島家族旅行とか、ハワイやタイで初日の出ツアーなんて行っちゃうんだから。

逆にゲル集落の人たちは、いくら資産といえど、自分たちが住んでいるところなわけだから、そう簡単には売れないわけです。担保に取られて、結局、借金を払えず、召し上げられる人も少なくありません。

ウランバートル市の約59%が(2007年 ウランバートル市役所に問い合わせて確認)ゲル集落に暮らしています。

深刻な大気汚染の要因のひとつがこのゲル集落の石炭ストーブがまきあげる粉塵でもあり、発案者は「大気汚染対策プロジェクト」の一環として効果が期待できると勢いがいいのですが、土地を売って、その代わりに新設アパートに入居できるといっても、アパートできるまで突貫工事をされても困るし、じゃあその間、仮設住宅は提供してもらえるのか?

住む場所を体よく奪われて、結局、また金持ちで頭のいい人たちが低所得層価格のアパートを買い占めちゃって、ゲル集落の人は何もかも奪われてしまう、ということになりはしないのか、と心配になります。

いろんな思惑で、国の方針がころっと変わり、いきなり法律が変わって、根本が覆されるっていうことが少なくないこの国に、ほんとにゲル地区の人たちの要望も組み込んだ生活権を守った都市開発ができるのか。。。

またどっかの援助金当てにしているんだったら、土地だけ持っていかれて、アパート建設計画は頓挫しても、書類上はもう自分の財産であった土地は誰かさんのもので、「アパート計画は中止になったわけじゃない。まだ作っている途中だ」とかいって、宙ぶらりんにされるんじゃないか・・・。

ニュースはコンパクトに要約されすぎちゃっててよくわからないので、どなたかご存知の方、教えてくださいませ。