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2007年という1年を一字で表すなら、「転」
です。

人生の機を迎えたことを強く実感。

二転三転する展開で、まるでジェットコースターかサスペンス映画のような日常。

モンゴルで小さな合弁会社を起業して丸5年を無事、順調に、Try & Errorを繰り返しながら一歩一歩、実感しながらやってきた経営・・・のはずが、足元をすくわれるように、転んだなぁ。

共同経営者のモンゴル人たちの見事な策略に、まんまとおとしいれられ、6年目にして、これまで築き上げてきた財産すべてを巻き上げられそうになるなんてね。
これだから、人生はやめられません。面白すぎ。
こんな波瀾万丈、いらないぜ!って毒づきながら、それでも自分が「今日も生き延びた」っていう実感がたまらなく新鮮なのです。

いろいろと翻弄されながら、モンゴルでためこんだ毒を今、一気にデトックスしてる感じ。
自業自得といわれりゃそれまでさ。


他人の不幸は蜜の味キスマーク

他山の石とでも、反面教師とでも、なんとでも言っててちょうだいって感じ。
でも、絶対、私と同じ落とし穴なんて落ちないで下さいね。

モンゴルでがんばっている日本人には、私と同じような苦境は味わってほしくない。
だから、恥を忍んで、ブログで下らない失敗・係争エピソードをさらしているのです。
ばかですけれど。

八倒。

でも七転び八起きな私。

7歳から「ダルマ」と呼ばれたあだ名はダテじゃありません。

転んでもタダで起き上がりはせんよ。

人間足元ばかりみていちゃいけない。
上ばかり目指してちゃいけない。

生命の危険を感じ、
人権剥奪の恐怖を味わい、
信頼していた人からは見限られ、
まさにふんだりけったり・・・

人徳ないなぁって、落ち込んで、モンゴルから尻尾をまいて逃げ帰ることだってできるけどね。

6年振りの鬱屈感に挫折感。屈辱と憎悪と絶望。恐怖。無力感。
味わおうったって、自分からはそうそう生み出せませんよ、こんな状況。

これもまた人生の岐路。転機だからなのね。
逆境という今、私は瞬間、瞬間で学んでいるし、人との出逢いのひとつひとつで成長してる。
強くなっている。

2007年、順風満帆で、さぁ、次にでっかく羽ばたくぞ!と踏み出した直後にド派手に転んだからこそ、次の一歩は慎重に、着実に、だけど、見栄も外聞も振り捨てての自分らしい、ズンガ!と思いきった一歩で踏み出したい。



世界は自分を中心にまわっているわけではないけれど、自分の人生の軸は、自分の信念。

信念をゆるがぬ軸に、私はまだまだモンゴルと日本、そして地球の上をくるくると転がっていきたい。


ころがることこそわが人生。

家族や親しい人たちには、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたが、テングになった鼻っ柱をいい感じにばしっとおられ、しょいこんでいた分不相応の気負いや虚栄心をひっぱがされるには、一番いい時期であり、神様の思し召しであると受け止めてからは、実に充実した時間を過ごすことができています。

今年もよい年でありました。
来年はもっともっといい年になりますよ。
乞う、ご期待。