安易に「日本で暮らそう」なんて言って欲しくない。
どんだけ、いろんな国から様々なアイデンティティーの人たちが混在していたところで、私の祖国は言葉ができない人にとって辛い国であることは変わってない。

多少の日本語ができるようになって「カネモチ」の日本人の応援者を作ったところで、ほんとの意味で自立して、自分の力で自分らしく生きられる人は多くない。

だからこそ、自分が今、自分だけのために生きていく意味を見つけるのがとても難しくなっている。

どこで暮らしたって、自分は自分って信じられる強さと、どれだけ、その国のシキタリに従おうとも自国の文化を誇りに思いながら順応できるしなやかさがあれば、もちろん心配ない。
生きるということに、感覚をもっと研ぎ澄まして、「お金を稼ぐ」ために日本に来るんじゃなくて、私の愛する祖国のもっと美しく尊い真髄を学ぶために来てほしいと心から思う。

批判するのでもなく、否定するのでもなく、絶賛するのでもなく、ぞっこんにあるのでもなく、ただ、あるがままを受け止めながら、玉石混交の事象の中から、私をみつけてほしいと思う。

いつかあなたが日本語がわかるようになった時を夢に見ながら、私の心のかわりに、この歌を捧げます。

ミトカツユキ「会いたくて」弾き語り