ブログネタ:よく使う言い訳は?

クチコミ番付参加中


クチコミ番付にあった「よく使う言い訳」・・・えっと、モンゴル時間なのは学生の頃からで、レポート提出締切とか、ハリ灸の予約時間とかで遅刻しちゃうことがあるのですよ。撮影の時とか、通訳とか、団体で行うべき活動の時は30分前集合を心掛けているので、あり得ないんだけど。

駅のホームで、ぜいぜいはぁはぁしながら電車待ってても、どう頑張ったって遅刻するのがわかりきってると・・・なんかね、どっかで、自分を許しちゃうんですよね。
「自分が遅れても、まだその仕事は残ってる。」「自分が行かなきゃ始まらない」とか・・・「今の自分の状況だったら、遅れてもやむをえまい」って思っちゃう時。
なんだろうなぁ、、、なんで遅刻してしまうんやろか?
これって自分のせいとばかりは言えないのです。
病んだ日本の社会が悪いのさ!
受験戦争で思いつめたティーンエイジャーとか、会社をリストラされちゃったサラリーマンとか、失恋しちゃったハートブレイクな乙女とか・・・そんな人たちが私の道をはばむのさ。

そう、私はJR東日本・中○線沿線に住む女
過密ダイヤにフラリと入りやすい踏切・・・自分の将来がデッドエンドだと思っちゃった人たちが赴く地獄行きの列車・・・それが中○線。

毎日のように「人身事故」だの「線路内に侵入者あり」だのでダイヤが乱れ、列車が止まる。

もはや、新聞にすら載らない、TVの速報にも出ない事故も多数あり。

そんなわけで、携帯電話が発達した今は、車内で声を潜めて、あるいは最近はみつけにくい絶滅危惧種の公衆電話から、私はこうささやくのひらめき電球

「すいませーん。また○央線止まっちゃってて・・・

人身事故の場合、お片付けなどの時間もあったりするので、プラス1時間くらいの猶予がもらえるのです。(最近は素早くって15分くらいで動き出すことが多いですね。)

でもね、たまーに、使えないのだよ。この手が!
学生時代の必修科目・・・んでもって、外部の非常勤講師の先生があっさりのたもうた。

「あ、そう。じゃあ、JRから遅延証明をもらってきてねドクロ


Oh NO~叫び

はい、単位落としました。次回にチャレンジでした。

自分が心掛けていること・・・こんな言い訳使わないでよい生活ペースを身につけよう。

JR東日本の某線は、東京の東西を貫く交通の要、多くの人が日夜活用しております。
人生、楽ありゃ苦もあるさ音譜 自殺はいかんよ。
でも、自分で自分を処刑しちゃう人は、きっと自分の言い訳すら許せないくらい追い詰められちゃっていたのだろうな・・・
周囲の人、社会に迷惑かけて、誰にも言い訳せずにいきなり飛びこんじゃうんだろうな。

私も今年、共同経営者のモンゴル人に裏切られ、信じて尊敬していた日本人にその人の保身のための犠牲としてぽいっと見捨てられ、四方八方塞がりになって、絶望的になってしまったのね。自分はどうしようもない人間だって・・・

言い訳しても誰も許してくれないんだろうなって・・・

でもさ、誰も許してくれなくってもさ、誰も信じてくれなくってもいいから、自分自身を「しょうがねえなぁ、こいつぅべーっだ!」って笑い飛ばしてやれるようなかわいい言い訳を見つけようと思ってたら、なんとなーく、自分を許せてた。
そしたら、周りにも、いっぱい私を受け入れてくれてる人がいるのに気づいた。

大好きな人たちには「言い訳」なんてどうでもよくって、その時、会えたってことが素敵なことになるんだよね。どんなに遅れたって構わない。
「よかった!待ってたんだよ」って。

言い訳って、社会的機能としては、コラーゲンというかスプリングというか、クッションみたいなコミュニケーションツールですよね。

モンゴル人はまず、謝罪をしない。そのかわり、当然の権利とふんぞり返って嘘も方便、大量の「言い訳」をクリエイトする。それもまた、民族性が反映されたコミュニケーションマナーであって、「ふーん、これからは気をつけてね。」チャンチャンチョキ
で終わらせるのが大人の対応って奴なんですよ。

最近はモンゴルでもインスタント食品やらバイオレンス映画やらが普及してきたせいか、「キレやすく」冗談や言い訳が通じない人たち増えてきてるけれど、基本的には、「他人の失敗を責めて、追い詰めない」民族だと思われます。

世知辛い世の中です、多少の言い訳はお互い様って許しあった方が幸せに暮らせますよね。お互いを寛容に受け止めれば、笑って許せる「言い訳」ギャグで世の中、もちっと明るくなるのではないかしらん?

いつか、「○×線が止まって・・・」も誰も信じない単なる「言い訳ギャグ」の殿堂入りを果たしてくれますように、、、多くの故人がとっとと成仏してくれますように・・・合掌。

・・・でも、まだしばらくは使うことになるとは思うけど、半分くらいのほんとの確率で・・・ね。