ロイター発の報道によると(http://sports.nifty.com/cs/headline/details/bt-rt-JAPAN-290934/1.htm)、2場所休場・4か月の謹慎処分を受けつつ、怪我と精神的なダメージ回復のための療養生活でモンゴルに3か月近く一時帰国している横綱・朝青龍が、MIATモンゴル航空の直行便・ビジネスクラスが満席で、30日に戻ってこれないとのこと。

なんでも報道陣が日本復帰の朝青龍の機内取材を敢行しようと、12席(だったかな?)しかないビジネスシートを予約してしまったため、横綱本人の席がなくなっちゃったんだとか・・・?

本末転倒?

今までずーっと、ウランバートルに張り付いていた取材スタッフも、早く帰りたいんだろうけれど、、、ぶわっかみたい!
てか、MIATモンゴル航空もどうかしております。

噂にきいたところによると、横綱・朝青龍と白鵬は常時ビジネスシートはタダだとか。

だから、報道陣の予約が殺到して、タダのサービスシートである横綱の予約がはじかれた?

いや、それもおかしいですよね。

だって、横綱の帰国日が決定=MIATの座席予約確定→報道陣が横綱と同じ日を指定してチケット予約・・・となるんじゃないの?

なんか変ですね。

あと、テレビ朝日だけが執拗におっかけている、FACEクラブでの朝青龍が悪酔いしてホステスに暴力をふるったというネタも、、、あれは多分、映像を現地で取材している人が伝送しているんだと思うけれど、そもそものネタになってる「ネグ ウッドゥル(1日とか「ある日」とかいう意味のモンゴル語)」誌自体が、ゴシップタブロイド誌だってわかった上でおっかけ報道しているんだろうか?

そして、そのネタを提供しているのは、日本語ができるモンゴル人か、モンゴル語ができる日本人かのいずれかでしょうが、悪意に満ちた「売らんかな」な姿勢がにじみ出ていてホントに下品です。
反吐がでる。
どこのどいつかわからないので、ばしっと書いてしまうけれど、いくら「暴れん坊」でならした朝青龍でも、今は謹慎中の身。そりゃ、多少の素行の悪さが出るかもしれないけれど、モンゴルでは日常茶飯事のことでしょうよ。
日本側に知らせなければ、別にスルーじゃないですか!モンゴル人の間では、きっとそれほど問題にもなってないはず。
「FACEクラブ」というのは、ウランバートル市の中心部、ザナバザル美術館の南側にあるこじゃれたナイトスポットとしては割と古株っていうか、モンゴル人芸能人とかヤッピーとかセレブな有名人が集う高級クラブです。
そういうところで、国の英雄が狼藉を働いた、と公言しちゃうのは、クラブ経営者としてはいかがものか・・・?
朝青龍自身が高砂親方に電話で完全否定したそうですが、横綱審議会のお歴々は、モンゴルの売れないゴシップ誌に書かれたスキャンダルを信じて、横綱をつぶそうというのだろうか?

ならば、わざわざ取れないチケットをなんとかしようと奔走させたりすることなく、速やかに「引導」を渡せばいいと思うんですが。
わざわざ就労ビザ取得の面倒な手続きを取り、わざわざ日本に呼びつけてから、解雇?
いくらなんでも、それはなかろうよ!

謹慎処分については、なんの異論もない。
だって、明らかにサッカーイベント主催者側の仕切りの悪さ、筋を通さずに、大使館だか外務省だかがOKだから、と政府の看板ふりまわして、日本相撲協会をコケにしたとばっちりみたいな形であっても、横綱がその詰め腹を切らされる形になったとしても、それはある意味、「逆境に落ちた時こそ精進・稽古」という意味で修行のよいチャンスともいえるわけですし、ふるーい、いつ国技になったんだかも定かではない相撲のしきたりの厳しさを受け止めるためにも必要な時間だったと思うのですから。

でも、もしも、ゴシップ誌のスキャンダル記事を根拠に横綱が日本に戻って来てから「解雇」を言い渡すつもりなら、卑怯で、外国人の弱い立場に付け込んだ非道なやりくちだと幻滅します。

実際、白鵬が3敗で優勝し、ほかにもモンゴル人力士が3賞をとったとはいえ、全然盛り上がってなかったんじゃないですか?

朝青龍にチャンスを与えていただきたいと心から思うのです。
別にファンでもなんでもないんだけど、私も心ならず、追い落とされた立場としては、自力で這い上がろうともがいているわけで、どこかで寛容な対応を期待しちゃうんですよ。

それから、マスコミは何のために、下らない情報を垂れ流しているのか!
そして、モンゴル側の情報提供者は、国の英雄でもあるまだ前途ある20代の若者の将来を無責任に面白おかしくスキャンダルにしたてあげて台無しにする覚悟があるのだろうか?

マスコミの責任というのはホントに重いのです。

もしかしたら、酔っ払って大暴れしたのかもしれない。

だけど、私は無関係な日本のマスコミ陣が、自分がつかんだネタではなく、地元新聞のネタを後追いして、いかにもな、事実のようなビデオを編集し、横綱再帰をはばもうとすることおいやらしさが残念でなりません。

朝青龍は、ブラックなビジネスしているかもしれない。
政界入りを狙っているのかもしれない。

でもそんなことはとりあえずどうでもいいから、せっかく3か月、療養とリハビリに取り組んで、日本に戻って記者会見を開き、横綱としての再帰に賭けようとしているモンゴル人青年を、第三者が、自分たちはなんにも傷つかない高みの見物状態にありながら、よってたかって、石つぶてでいじめる、というのは止めてほしいのです。

それから、そういう下らないマスコミに加担しているモンゴル側のコーディネーターの人に言いたい。
恥を知れ!」