正吉君は、私がモンゴルから戻ってくる3日前に、ビール飲んでの飲酒運転で免許停止6か月をくらっているので、フブスグルには、長距離バスを利用していきました。
自分でジープ持っているのに、莫迦ですね。
飲酒運転、たとえ検挙されなかったとしても、許されるべきではないし、同乗者であった友達にしたって、車持ってるくせに自分たちは車をおいてきていて、最初っから正吉君に家まで送り届けてもらうつもりだったのだから、彼に飲ませるべきではなかった。
この辺のゆるーい無神経さが私には我慢できません。
そういう罪の意識のないゆるさで、年間どれだけの人が命を落とし、体を傷つけ、その被害者の家族の幸せをぶち壊しているか、そう考えると、愛想が尽きた、という以上の怒りを覚えるのです。
モンゴル人は、「アイラグ(馬乳酒)はお酒じゃない」とか「ビールはアイラグと同じようなものだから、酒の部類に入らない」とかゆるいこといってますが、アルコール含有検査では反応するし、しっかり酔っぱらうのです。
旅行会社の経営者と話をしていても、
「うちの運転手は腕はいいんだけど、田舎に行くと飲んでしまって・・・」というグチをよく聞くのですが、そんなの私は絶対許さないからびっくりです。
自分の会社では、通訳もお酒を飲まないし、通訳がドライバーにも飲ませません。
かつドライバー自身も、「mongolとの仕事の時は飲まない」と自戒しているので、今まで、自分のドライバーが飲酒運転でつかまるということは想定していませんでした。
正吉君は野性児というか、法律とか行政とか社会的な枠組みとかけはなれた環境で生まれ育ってしまったため、ことのほか、こうした規制に対して、ゆるくてバカとしかいいようのないヘマを次々におかしてしまうのです。
まぁ、飲酒運転については、自分でも反省してるようだし、私がどうこういったところで意味がないので・・・
とにかく、フブスグルまで長距離の乗合バスで行くとなると、まず「テーベリントブチョー」という乗合バスのたまり場になっているところに行くことになります。
ちょっと前までは、ドラゴンセンターなるところが、西へのルートの長距離バスターミナルとなっていたのですが、最近は、また、鉄道のウランバートル駅の北に歩いて3分くらいのところに変わったみたいです。
まぁ、そこで、自分の行先と同じバスを見つけて、いつ出発するのか、とか料金の交渉をします。
ガイドブックなどには、時刻表とか料金表とか乗せていますが、乗る人数や荷物、ガソリンの値段などで、一定ではないので、必ず交渉と確認が必要です。
ミクロと呼ばれる11人乗りの韓国製マイクロバス(グレースという車種が中心)やフォルゴンと呼ばれるロシア製の4WDボックスワゴンが主流です。
比較的広くて大きな舗装道路中心で往来するルートだと、20-30人乗りのバスもあります。
ただ、11人乗りといっても、ぎゅうぎゅう詰めで20人近く乗って、料金を安くしたり、ドライバーのもうけを多くする、という荒業もあるので、外国人旅行者が乗合バスに乗るのはほんと危険ですから、覚悟する必要があります。
当然搭載人数をオーバーした場合は、罰金を取られますが、大体「交渉で5000tgくらい」の罰金で24時間有効なんだそうです。
なので、最初から確信犯なんですね。
ドライバーにしても、ガソリン代や自分の取り分が多い方がいいから、乗客1人分の料金よりも安い罰金で済むならという感じ。
決まった場所で食事(ゲルゴアンズ)とトイレ休憩や仮眠をとります。
なので、長距離運転手はたいてい常連となっているゲルゴアンズや宿場があって、彼らの料金はタダとなっています。
フブスグルへは、ウランバートルからダルハン方面の舗装道路を通って、エルデネット・ボルガン経由で行くルート、ウランバートルからザーマルという金鉱山町を通ってボルガンからいくルート、そして、ミレニアムロード(ウランバートルからルン・ダシチレン)の舗装道路を通り、さらにオルホン川沿いを北上していくルートなどがあります。
最近の長距離バスはミレニアムロードを使って大体30時間前後で行くのが主流のようで、料金は、大体片道50-70,000トゥグルグくらい。途中で休憩があるとのこと。
でも、ガソリン高騰なのと、冬は車内暖房や暖機をしなければいけないから、もっと値上がっていると思います。
荷物が1kgあたり500tgくらいの貨物量が取られます。
フォルゴンとかだと、少人数なので、目的地のバス停からさらに自分の家や宿泊先まで荷物を持って行ってくれます。
一応、運転手は乗客にたいして保険をかけることになっていますが、微々たるものですから、たとえ事故が起こって、自分が怪我をしたり、死んだり、荷物が壊れたり、なくなったとしても、それはほとんどが乗客の「自己責任」となってしまいます。
ですから、外国人が長距離乗合バスを使う場合は、心の準備と身体の準備、そして海外旅行保険の加入が不可欠です。
フブスグルまで、車を運転手つきでチャーターするとなると、4WD車を使うことになります。
相場は、日本製ジープでUS$0.6-0.7/kmくらいが相場。あるいは1日US$80-200/車両・ドライバー人件費・日当宿泊込み、保険、故障時の部品代込など条件で料金はいろいろかわりますが、冬場はアクシデントも多く、予期せぬ出費もありますから、きちんと交渉し、契約条件を確認してから乗り込まないと、キレた運転手に途中で放り出される、、、ということも可能性がないとはいえません。
結構な距離がありますし、片道だけ使って、帰りは飛行機にする・・・といっても、チャーターの場合は、往復料金を取られるか、自分たちが乗らない分のガソリン代や人件費・日当宿泊経費などが加算されます。
自分が調査などで10年以上いろいろな手段を使ってみての感想ですが、4人以上での移動ならば、車チャーターの方が、お得です。
1-3人くらいなら、フブスグルのムルン空港まで飛行機で飛んで、現地で車を調達する方が値段的にはお得です。
ただし、これはフブスグル湖に行く場合ですけどね。
もっと奥地に行く、という場合は、地元の車を見つけて、乗せてもらうのが一番楽。
飛行機で行く場合も同様です。
つまりは、奥地に行く場合、さらにタイガのツァータンのところまで行く、、、ということになるでしょうし、その場合、車は使えないけれど、待機料金がかかってしまうから、ウランバートルから車を乗っていくとなると、気持ち的になんか無駄遣いしているような気がしてしまうからです。
正吉君の場合は、荷物もそれほど多くないし、地元の知り合いドライバーに乗せてもらっていったのでしょう。
とはいっても、途中の食事代とか宿泊費なども計算に入れると、地元民でも片道120,000トゥグルグ(約100ドル)くらいかかってしまうのだそうです。
ムルンから正吉君の故郷ツァガンノールまでは、モンゴル国で最悪な道で、車の燃費も最大にかかるのです。なんつったって、平均時速10km出せませんからね。
むしろ、馬の方が速くて楽かもしれない、、、というくらいにひどいんです。
行商人のドライバーなどは、1週間に1回くらいウランバートルと往復する人もいますが、よっぽどの儲け話でもなければ、とても耐えられそうにないな、と思っちゃいます。
運転マナーもひどいし、車もオンボロだし、道路は凸凹で、とても「道路」とはいえないけもの道みたいだし・・・とそんな苦行を共にするせいか、なぜか、悲惨な道中なのに、ドライバーと乗客一同は妙な連帯感を抱くことになる。。。
苦行を旅の楽しみにする、、、そんな日常がフブスグルへの長距離乗合バスにはあるのです。
心身の鍛錬と素顔のモンゴルを骨の髄まで体感する、ということをお望みの方には、ある意味、素敵な旅かもね。
自分でジープ持っているのに、莫迦ですね。
飲酒運転、たとえ検挙されなかったとしても、許されるべきではないし、同乗者であった友達にしたって、車持ってるくせに自分たちは車をおいてきていて、最初っから正吉君に家まで送り届けてもらうつもりだったのだから、彼に飲ませるべきではなかった。
この辺のゆるーい無神経さが私には我慢できません。
そういう罪の意識のないゆるさで、年間どれだけの人が命を落とし、体を傷つけ、その被害者の家族の幸せをぶち壊しているか、そう考えると、愛想が尽きた、という以上の怒りを覚えるのです。
モンゴル人は、「アイラグ(馬乳酒)はお酒じゃない」とか「ビールはアイラグと同じようなものだから、酒の部類に入らない」とかゆるいこといってますが、アルコール含有検査では反応するし、しっかり酔っぱらうのです。
旅行会社の経営者と話をしていても、
「うちの運転手は腕はいいんだけど、田舎に行くと飲んでしまって・・・」というグチをよく聞くのですが、そんなの私は絶対許さないからびっくりです。
自分の会社では、通訳もお酒を飲まないし、通訳がドライバーにも飲ませません。
かつドライバー自身も、「mongolとの仕事の時は飲まない」と自戒しているので、今まで、自分のドライバーが飲酒運転でつかまるということは想定していませんでした。
正吉君は野性児というか、法律とか行政とか社会的な枠組みとかけはなれた環境で生まれ育ってしまったため、ことのほか、こうした規制に対して、ゆるくてバカとしかいいようのないヘマを次々におかしてしまうのです。
まぁ、飲酒運転については、自分でも反省してるようだし、私がどうこういったところで意味がないので・・・
とにかく、フブスグルまで長距離の乗合バスで行くとなると、まず「テーベリントブチョー」という乗合バスのたまり場になっているところに行くことになります。
ちょっと前までは、ドラゴンセンターなるところが、西へのルートの長距離バスターミナルとなっていたのですが、最近は、また、鉄道のウランバートル駅の北に歩いて3分くらいのところに変わったみたいです。
まぁ、そこで、自分の行先と同じバスを見つけて、いつ出発するのか、とか料金の交渉をします。
ガイドブックなどには、時刻表とか料金表とか乗せていますが、乗る人数や荷物、ガソリンの値段などで、一定ではないので、必ず交渉と確認が必要です。
ミクロと呼ばれる11人乗りの韓国製マイクロバス(グレースという車種が中心)やフォルゴンと呼ばれるロシア製の4WDボックスワゴンが主流です。
比較的広くて大きな舗装道路中心で往来するルートだと、20-30人乗りのバスもあります。
ただ、11人乗りといっても、ぎゅうぎゅう詰めで20人近く乗って、料金を安くしたり、ドライバーのもうけを多くする、という荒業もあるので、外国人旅行者が乗合バスに乗るのはほんと危険ですから、覚悟する必要があります。
当然搭載人数をオーバーした場合は、罰金を取られますが、大体「交渉で5000tgくらい」の罰金で24時間有効なんだそうです。
なので、最初から確信犯なんですね。
ドライバーにしても、ガソリン代や自分の取り分が多い方がいいから、乗客1人分の料金よりも安い罰金で済むならという感じ。
決まった場所で食事(ゲルゴアンズ)とトイレ休憩や仮眠をとります。
なので、長距離運転手はたいてい常連となっているゲルゴアンズや宿場があって、彼らの料金はタダとなっています。
フブスグルへは、ウランバートルからダルハン方面の舗装道路を通って、エルデネット・ボルガン経由で行くルート、ウランバートルからザーマルという金鉱山町を通ってボルガンからいくルート、そして、ミレニアムロード(ウランバートルからルン・ダシチレン)の舗装道路を通り、さらにオルホン川沿いを北上していくルートなどがあります。
最近の長距離バスはミレニアムロードを使って大体30時間前後で行くのが主流のようで、料金は、大体片道50-70,000トゥグルグくらい。途中で休憩があるとのこと。
でも、ガソリン高騰なのと、冬は車内暖房や暖機をしなければいけないから、もっと値上がっていると思います。
荷物が1kgあたり500tgくらいの貨物量が取られます。
フォルゴンとかだと、少人数なので、目的地のバス停からさらに自分の家や宿泊先まで荷物を持って行ってくれます。
一応、運転手は乗客にたいして保険をかけることになっていますが、微々たるものですから、たとえ事故が起こって、自分が怪我をしたり、死んだり、荷物が壊れたり、なくなったとしても、それはほとんどが乗客の「自己責任」となってしまいます。
ですから、外国人が長距離乗合バスを使う場合は、心の準備と身体の準備、そして海外旅行保険の加入が不可欠です。
フブスグルまで、車を運転手つきでチャーターするとなると、4WD車を使うことになります。
相場は、日本製ジープでUS$0.6-0.7/kmくらいが相場。あるいは1日US$80-200/車両・ドライバー人件費・日当宿泊込み、保険、故障時の部品代込など条件で料金はいろいろかわりますが、冬場はアクシデントも多く、予期せぬ出費もありますから、きちんと交渉し、契約条件を確認してから乗り込まないと、キレた運転手に途中で放り出される、、、ということも可能性がないとはいえません。
結構な距離がありますし、片道だけ使って、帰りは飛行機にする・・・といっても、チャーターの場合は、往復料金を取られるか、自分たちが乗らない分のガソリン代や人件費・日当宿泊経費などが加算されます。
自分が調査などで10年以上いろいろな手段を使ってみての感想ですが、4人以上での移動ならば、車チャーターの方が、お得です。
1-3人くらいなら、フブスグルのムルン空港まで飛行機で飛んで、現地で車を調達する方が値段的にはお得です。
ただし、これはフブスグル湖に行く場合ですけどね。
もっと奥地に行く、という場合は、地元の車を見つけて、乗せてもらうのが一番楽。
飛行機で行く場合も同様です。
つまりは、奥地に行く場合、さらにタイガのツァータンのところまで行く、、、ということになるでしょうし、その場合、車は使えないけれど、待機料金がかかってしまうから、ウランバートルから車を乗っていくとなると、気持ち的になんか無駄遣いしているような気がしてしまうからです。
正吉君の場合は、荷物もそれほど多くないし、地元の知り合いドライバーに乗せてもらっていったのでしょう。
とはいっても、途中の食事代とか宿泊費なども計算に入れると、地元民でも片道120,000トゥグルグ(約100ドル)くらいかかってしまうのだそうです。
ムルンから正吉君の故郷ツァガンノールまでは、モンゴル国で最悪な道で、車の燃費も最大にかかるのです。なんつったって、平均時速10km出せませんからね。
むしろ、馬の方が速くて楽かもしれない、、、というくらいにひどいんです。
行商人のドライバーなどは、1週間に1回くらいウランバートルと往復する人もいますが、よっぽどの儲け話でもなければ、とても耐えられそうにないな、と思っちゃいます。
運転マナーもひどいし、車もオンボロだし、道路は凸凹で、とても「道路」とはいえないけもの道みたいだし・・・とそんな苦行を共にするせいか、なぜか、悲惨な道中なのに、ドライバーと乗客一同は妙な連帯感を抱くことになる。。。
苦行を旅の楽しみにする、、、そんな日常がフブスグルへの長距離乗合バスにはあるのです。
心身の鍛錬と素顔のモンゴルを骨の髄まで体感する、ということをお望みの方には、ある意味、素敵な旅かもね。